毎年、2月11日 建国記念日は、
鮎出汁で蕎麦の会。
今年も、朝 9 時
鮎の会の会員が、集まりました。
会場前の雪かきや、看板を設置することから始まります。
見えないけれど、鮎出汁のかえしがたっぷり入った
一番大事な、蕎麦つゆ。
焼いた鮎の香り、甘さと旨味が濃い蕎麦の出汁つゆ ( ^^)
それからは、蕎麦を美味しく食べるために
あれこれ、持ち寄った材料で思い思いに作ります。
佐渡の発酵食品、糀と鷹の爪たっぷり入りの辛いおかず。
会員のお母さんの定番、冬の味です。
干椎茸と昆布出汁の効いた味噌汁でのばし、これも蕎麦にかけて。
竹の子を塩漬けし、水で戻して、乾かしてを
3回繰り返したそうです。
出汁がよく染み込んだ、手作りの絶品シナチク !(^^)!
蕎麦の出汁を取った後に、甘露煮。
ツルツルトロトロのながも・大根のせんぞうぼう‥も。
焼魚に添えても、大根おろしとしても辛味が効いて美味しい。
佐渡では、蕎麦に大根おろしの薬味で食べる食文化はないようですが、
辛み大根とかつお節をのせると、蕎麦にあいます(*^^)v
ツーンと小気味よい辛味の葉わさびは、早春の楽しみ。
持ち寄った薬味を、好みにトッピング。
蕎麦を、バリエーション豊かにいただきました。
基本のネギと柚子で。
栃餅は、あんこ と きな粉( ^^)
おむすびに🍙握ります。
地元のフルーツで、デザートも(^-^)
羽茂のハウスの、もぎ立て越後姫。
西三川産、桃のシロップ漬け と 隠し味の蜂蜜
みんな合わせて、デザートに
地元産くだものと、団子をシロップ味で。
さあ、揃いました。
一年に一度、この日に、こうして集まって、
黄金鮎の出汁で美味しく蕎麦をいただく、鮎蕎麦の会。
みなさん、意気軒高。
賑やかに、飲み、食べ、おしゃべり。
昔ながらの味を、みんなで作るのも楽しい共同作業。
蕎麦を育てる人、
コシのある蕎麦打ち名人がいて、
自然薯を掘る人がいて、
鮎を取り、焼いて、出汁用に保存する人あっての鮎の会。
裏方に徹して準備して下さる先輩方に、
そっと感謝しながら
我々一般会員は、陽気に楽しむ日です。
寒さの季節ゆえ、昼ご飯のあとはのんびりテレビタイム。
チャンネルをくるくる回しても、同じようなワイドショウばかりです‥が。
チャンネルの途中で、生き生きとした方言が聞こえてきて、
ついつい、見入ってしまったドラマがあります。
テーマは、長崎・島原に伝わる和菓子 “かんざらし”
白玉だんごを、地元の豊富な湧き水で冷やし、
特製の砂糖蜜で食べるのが、かんざらし。
今では、まぼろしの味となってしまった、
“かんざらし”復活までのストーリーでした・・・。
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
そこで、テレビに映った“かんざらし”の蜜のレシピを参考にして、
我流のかんざらし作りに挑戦してみました。
大寒の頃に餅米の粉を晒した白玉粉で、だんごを丸めて。
佐渡のキビ粉も入れて、紅白のだんごに。
白玉粉ときび粉を半分ずつ、配合。
チョットほろ苦味。
つるつる、しこしこ、ふわふわ。
水に砂糖を加え、黄ザラメ・黒糖・水あめ・隠し味の蜂蜜・塩ひとつまみ。
1/2程に煮詰めて、“蜜” 完成。
思ったより、サラッとした出来上がりになりました。
食べものの文化を受け継いでゆくには、どうしたらいいのでしょう?
島原だけでなく、どこの地方でも起きている問題です。
いちど途絶えてしまった食文化を、復活させることがいかに難しいことか。
必死に取り組み、道を拓き守ってゆく。
継続は力 ではありますが、継続は難し でもあります。
ともかくも、我流ではありますが、
団子と甘い蜜の組み合わせの、“かんざらし”は
間違いなく美味しかったです(^^)/
今日2月5日は嵐の一日でした。
カーフェリー、ジェットフォイルがすべて欠航となり、
佐渡は強風のため波高く、孤立状態です。
そんな日は、家でおとなしく過ごすことに(^-^)
毎年、創作チョコをプレゼントして下さる友人がいて(^-^)
チョコレートの専門のパティシエに、自分の好みを伝えて、
くだものの果汁・洋酒・日本酒などと、自由に組み合わせて作って貰うものだそう。
ひそかに楽しみにして‥いるのです\(^^)/
今回は、さわやかなレモンリキュールとかすかな苦みが魅力の大人の味。
レモンチェッロの創作 生ホワイトチョコ
アルコール分が、すご~く高め。
濃い味の生チョコ。
少しずつ削って、舐めるように楽しむといいそうです。
皮の香りが魅力のレイコウ。
以前に、いただいた創作生チョコのメモ
佐渡は大嵐でしたが、美味しいお茶をゆっくり楽しむ一日となりました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。