今日は、センター試験の一日目だそうです。
佐渡は風のない静かな日でした。無事に受験できたかな?
この日だけは、穏やかな日を受験生のために特別にプレゼントしてあげたいと、
親たちの願いが集まって、こんなお天気になったのかな。
いつもは同じような献立と、簡単手抜き料理が続き、反省の気持ちもあって‥
時には丁寧に作ろうと、思い出した懐かしいメニューが “白和え”。
消化がよくてやさしい料理が食べたくなり、久しぶりに作ってみました。
野菜の白和え
人参・ゴボウ・こんにゃく・れんこん・ほうれん草を、白和えに。
茹でた野菜を、醤油味の出汁で下味を付け、ほうれん草は醤油洗い。
カシューナッツを炒り、すり鉢でなめらかにすり、水切りした豆腐と合わせました。
準備にはひと手間かかりますが、やっぱり懐かしい味です。
小鯛のささ漬け
福井の名産品、小鯛のささ漬け。
故郷のなつかしい味を、送っていただきました(^-^)
酒の肴としてワサビ醤油で食べることが多いですが、簡単な手毬寿司にしてもおいしい酢漬け。
母がよく食卓にのせてくれた、根菜とほうれん草の白合え
と、
ささ漬けは、小さな鯛を塩味と米酢で〆た、庶民のご馳走。
小鯛や金目鯛のささ漬けは福井県、若狭の名産品。
素朴ですが、器の木の香りをささ漬けに移した、上品な味付けの逸品です。
白合えと、ささ漬け、どちらも久しぶりの味。
懐かしかった~(^。^)y-.。o○
暮れに、息子夫婦が美味しいもを色々セットにして送ってくれました。
おやつの時間に楽しめる、佐渡にありそうで無いものを考えてくれたようです。
珈琲豆を各種・チョコレート・クッキーなどのお菓子も(^_^)v
チョコ スプレッド
甘さを抑えた、チョコレート、ココア味のしっかりしたスプレッド。
酸味のあるライ麦パン・ナッツやレーズンがたっぷり入った、堅めに焼いたパンに合わせて(^u^)
チョコレートスプレッドは、自分でも作ることができるかも。
とってもおいしいです。ヒントをありがとう。
市販の甘~いチョコクリームよりも、甘さを控えたものがあったらいいなと思っていました。
佐渡産 えちご姫
甘さも酸味も、絶妙なバランスの佐渡産えちご姫
このところ出荷が豊富になってきた苺、えちご姫。
生産者さんにお聞きしたところ、日照時間が短い冬場ゆえに白っぽく見えますが完熟です。
ヘタが元気に反り返っています(^_^)v
ほぼシーズンの終わりになっってきた柚子で、ジャム作りをしてみました。
柚子の苦みを抜くために、三回ほど軽く茹でこぼしてから、
皮を刻み、汁を絞って加え、種のまわりのヌルヌルしたペクチンも入れて煮詰めました。
もっぱら、ヨーグルトにかけて楽しんでいます。
程よいホロ苦さを残して (^_^)v
佐渡乳業 プレーンヨーグルト
佐渡乳業さんのプレーンヨーグルトは、濃い目。
美味しいので‥ファンです。
柚子ジャム
地元で作られた旬のくだもので、苺や柚子のジャムを作り、
お菓子に添えたり、ヨーグルトに添えたり。
季節ごとの素材で、作って楽しく、控えめの甘さのジャムは、
素の味わいがしっかり伝わり、食べて飽きない美味しさです(^_^)v
生産者さんがすぐ側にいるからこその、佐渡暮らしのチョッと贅沢な幸せです。
穏かな、一日でした。
正月を忙しく過ごした主婦がゆっくり休めるよう‥今日は女正月とも言うそうです。
実際にはどのくらいの家庭で、この風習が残され実践されているでしょうか。
子どもの頃に父が、母より早く起き出し、湯を沸かしたり、神棚の水を替えたり、玄関を開け掃いたりしていたのを見たことがあるような気が‥。
母の毎日、毎朝の仕事を、女正月の朝だけ、家主の男が代わってする日だそうです。
小正月でもあります。
本来ならこの日に、どんど焼きを行っていたのですが、
子ども達や勤め人の都合に合わせて、土曜日、日曜日に変わってきたのは最近の事。
時代の生き方に合わせて、すたれる行事あり、行事も移動して残る。
地域のお祭り、どんど焼き、成人式など‥も、実施日が移行されてきています。
新しい年のご挨拶にと、
仕事でお世話になっている方々をお訪ねし羽茂へ。
いつも私達の「 柿餅 」作りを応援して下さっている、先輩がたや親戚です。
粗皮削り
おけさ柿の剪定と、粗皮削り(そひけずり)は冬の仕事。
数年ごとに柿の木の凸凹の皮を削り、主に病害虫を防ぐための大切な作業です。
今年の柿作りは、もう始まっています。
蝋梅
ろうたけた気品ある香りを放って、春を待っています。
紅梅
ほかの花に先だって、紅梅が咲いていました。
もうすぐ大寒を迎えるこの日だからこそ、春を待つ景色に出合い気持ちほっこり (^_^)v
そうか、冬来りなば春遠からじ・・ホンの少し前を向いて。
今日は、成人の日。
無風で明るい陽ざしにあふれ、真冬の佐渡とは思えないほど (^_^)v
正月の行事を締めくくる、どんど焼きの煙が、あちこちから立ち昇っているのが見えました。
八幡町では(とうらいやさん)と言っています。
正月飾り・注連縄・下げ紙・子どもの書き初め・などを持ち寄って、竹を組み焼き上げます。
両津の住吉の先輩をお訪ねした折りには、どんど焼きの準備中でした。
私の実家のとも、住んでいる八幡町のとうらいやさんのとも、まるで異なっていました。
正月飾り 注連縄など
まとめて、束ねて。
ふくろ さいふ
家族の一人ずつのフクロ を作り、結婚して家を出た娘さんの分も用意されているそうです。
親心 (^O^)
袋 の底には、家族のひとり毎に色を変え、五色のテープで飾りつけ、
財布 には、今年の願いを墨で書き込んであります。
そして、一本の竹の枝に女性はフクロ、男性はサイフを飾り付けます。
「 嫁に来たばかりの時に、姑さんに作り方と意味を教えられて以来、
自分の役目として、続けて来たのよ 」
みんなの無病息災、家内安全の願いを込めて。
どんど焼きは、大切な行事なのです。
昨年の竹と 今年の竹
昨年の竹をどんど焼きで納め、神聖な火で清めた竹を持ち帰り、玄関に飾るのだそうです。
今から どんど焼き会場へ
飾りを付けた竹を担いで、子ども達が張り切っています。
どんど焼き の 煙が‥
遅くなってしまい、あちこちから上がっていた煙が‥
これだけに‥なってしまいました‥。
所が変われば同じ佐渡の中でも、風習がこれほどにも異なるなんて。
ビックリ\(^o^)/
どんど焼きの火で、餅・するめ・昆布などをあぶり、家に持ち帰り家族と分け合って食べます。
どんど焼きの火が勢いよく燃え上がると、今年の豊作も占えるのだそうです。
この一年が、穏やかで心安らかに過ごせますように、と祈ります。
昨夜から未明にかけて波浪警報が出され、身構えてしまいましたが、
心配したほどの、嵐とはなりませんでした。 ホッ。
ここ数日、近所の田んぼで朱鷺が餌をついばんでいる風景を見かけます。
田んぼの朱鷺
羽の色が、薄墨色に変わっています。 婚姻色というのだとか。
放鳥10年となり、自然の状態で暮らし始めた350羽の朱鷺が棲む島。
同じ田んぼに、集団で居る風景を、別の処でもよく見かけます。
人の暮らしの傍で、普通に暮らす鳥になってきました。
寒さが本格的になると、食べたくなるのが鰤。
手ごろな大きさのカマがありましたので、今夜はブリ大根を煮ることにしました。
ブリ大根
ご近所さんから、軟らかくて大きな大根を何本もいただいたので(^。^)
ありがたいのは、クックパッドの検索。
クセのある鰤の生くさみを、湯引きして下処理することなど‥コツを教えてくれます。
大根は煮てよし、漬けものによし、干してよし。
冬の野菜として何と組合わせても飽きのこない、おだやかな魅力があります。
季節のご馳走を、いただきました(^u^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。