午後から、弱めの雨が降り始めました。
まだ、さほど寒さは感じません。
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もう八十歳はとうに超えているけれど、意欲的に農業に取り組まれ、
若い農業者を熱心に応援したり、アドバイスを惜しまない、ご夫婦をお訪ねしました。
無農薬で野菜を育て、その葉っぱを地鶏の餌として与え、その鶏糞を畑の土に戻す ⇘
⇗ そのことを繰り返しているふかふかの畑から、大根をたくさんいただいてきました。
やわらかい土から抜き取ったばかりの大根は、葉っぱも大きく美味しそうです。
地鶏たちは、いつもその葉っぱを餌として、ついばんでいるのでとても元気。
私たちは、地鶏の卵を分けていただくために、時々お訪ねしています。
新米コシヒカリの炊きたてご飯に、産みたて卵の「卵かけご飯」は、素朴に美味しい(^u^)
おじゃまする時には飼っている地鳥たちのために、何時も青い菜っ葉をコトコト刻んで。
そして、この卵で、
スポンジケーキ生地のホイップをたてると、なめらかで力強いアワ立ちになるのです。
ご夫婦は、趣味で幾種類もの菊を育てられていて、
温室の中は咲きそろった菊と、豊かな香りに包まれています。
色とりどり、形いろいろ
牛若丸
アナスタシア
純白で、静かな品格を感じ、なぜか惹かれます。
たくさんの菊の花は、季節を楽しんでもらえるようにと、近くの施設へ、
毎年、寄付を続けていらっしゃるそうです。
この日の午後に運び込みをする、というタイミングでした。
「 元気に働けるうちは、鳥を飼い、菊を作り、野菜作りを続けるつもり 」
「 目標は、85才までは、ね 」
生きものや植物を育てることは、毎日の観察と手入れが欠かせません。
静かな信念を、確かに実践することを続ける強さ‥大切な先輩です。
言葉で示されたことはないのですが、ご夫婦の笑顔に励まされることが多いのです。
気持ちが弱った時など、前向きな気持ちへと、エネルギーをチャージして貰える効果が有ります。
いつお会いしても、意気軒昂\(^o^)/
穏やかなお二人です。(^-^)
立冬 ( 7日 ) を過ぎたのに、まだ、何となく暖かい。
昨日は、20℃を超えていました。
寒さは苦手ではありますが、季節の暦と体の感覚のズレに、居心地の悪さと不安を覚えます。
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10月30日、夜10時34分、待ちに待ったメ-ルが届きました。
発信元は「公益財団法人にいがた産業創造機構」( NICO )
通知内容は、【うまいのセレクション会議の結果】
平成30年度、(公財)にいがた産業創造機構の支援対象商品として推薦する、というもの。
ちなみに、「にいがたうまいものセレクション」のコンセプトは、
「 豊かな風土と伝統の技
アイディアから生まれた温もりの逸品 」
佐渡の柿餅本舗では、創業以来
佐渡の素材を生かした、安心安全の「素にして上質」な製品をと、考えてまいりました。
そして、過去には
☆ 平成26年度に 「佐渡の柿もち」
☆ 平成28年度に 「柿のかき餅」
☆ 平成29年度に 「えごまのかき餅」 が、
それぞれ、うまいものセレクション会議の推薦を受けています。
本年度は、まず6月に「佐渡の古代餅」をエントリーしました。
7月には、食の専門家・有名百貨店・量販店のバイヤーさんたちによる第一次審査が行われます。
9月には新潟に赴き、審査される専門家の前で、プレゼンテーションを行いました。
そして、ようやく待ちに待った評価をいただくことができました。
「佐渡の古代餅」についての、評価の内容は、
商品名、キャッチコピー、味、見た目、価格、量目、パッケージ等デザイン、
容器 ( 素材 )、新潟らしさ、原材料、商品の魅力、新規性、競争力、
売れるか、取扱い、など15項目と、多岐にわたります。
そして最後に、販売促進のためのアドバイスが添えられています。
専門家のみなさんからの、審査面での評価や指摘された内容は、かなり厳しいものがありますが、
実践面で参考となるアドバイスや、心温まる評価も数多くいただきました。
原材料は、もち米 (こがねもち)、黒米 ( 古代米・朝紫 )、塩、ぜ~んぶ佐渡産です。
黒米の玄米を、もち米 (こがねもち) と一緒に搗きこんで、
黒米のポリフェノール ( アントシアニン ) たっぷり、深い紫色のお餅です。
黒米の玄米の粒つぶ食感が楽しく、味わいも深い、「素にして良質な」お餅です。
黒米は、五穀米に混ぜたり、ほんの少量を白米に混ぜて炊くと、
とてもきれいな薄紫色になりますので、ご飯として楽しむのが一般的のようです。
体に優しく自然と調和した、(マクロビオテック)の考えでは、既に多くの方が実践されていますが‥。
私たちは、生産者の方と黒米・朝紫の含有量による味の違いを試しながら、
幾度も味見を重ね、ココぞと、納得のいく味になるまで分量を増やしてみました。
その結果、このような濃い紫色のモチモチした味わい深い<古代餅>になりました。
もちろん、ほとんどの人が知らない、というか、まったく知られていないお餅ですが、
機会あるごとに、イベントに参加したりして、
古代餅を召し上がっていただきながら、古代餅の美味しさを伝えていきたいと思います。
思えば、10年前、定年を迎えた後、
佐渡に移住してから、お餅や、お菓子を作ってきました。
初めて柿餅をみなさんにご紹介させていただいた時も、
「これなあに?」「へえ~、初めて!」「おいしいね」と言う言葉が
励みとなって続けることができました。
私たちは、自分達で考え、オリジナルなものを作り育てていくことに、
ささやかな楽しみと、生きがいを感じて続けてまいりました。
「佐渡の古代餅」も、出来るだけたくさんの人に知っていただくために、
「素にして上質」という言葉を胸に秘め
初心にもどり、今日から、明日から、しなしな頑張っていこうと思っています。
晩秋のおだやかな太陽が傾くと、部屋の奥深くまで陽ざしが届くようになってきました。
部屋の中はほどよく暖かくて、これからの季節はこの部屋にいることが多くなりそうです。
■パート1 カボチャ編
美味しいおやつが、何か欲しい‥何かないかなぁ。
甘~いデザートが、無性に食べたくなる時があります。
スーパーの売り場には、アイス・和菓子・ケーキ・焼き菓子・お団子など色々あるのだけれど、
今日の気分は、ソレではない‥。
そこで、リクエストをして
家にあるカボチャで、おやつを作ってもらいました(^-^)
砂糖を焦がし、水を加えて作った、ほろ苦いくらいのカラメルが食べたい気分。
裏濾ししたカボチャに、砂糖・卵・豆乳を加え、
オーブン皿に、お湯を入れた器を置いて焼き、完了。
アツアツの焼きたてを、味見してみると、コレこれ\(^o^)/
カボチャの分量がたっぷり、もっちりで、ほんとうに美味しい出来あがり。
残りのプリンは冷まして味を馴染ませてから、明日のお楽しみ‥と、少し待つことに。
生クリームをホイップし、熱いお茶を添えて、二回目のプリン(^O^)
生クリームと砂糖たっぷり、久しぶりに、甘~いおやつを楽しみました。
好みによっては、リキュールを加えれば大人の味に変化。
手作りの優しいデザートに、少量でも満足、満足。
幸せな気持ちに、させてくれました。
ご馳走さまでした(^u^)
■パート2 じゃが芋編
家にあるもので、美味しく。
家に常備のじゃが芋で、ホクホクもっちり食感のグラタンを。
よ~く炒めた玉葱と、チーズを二種。
チーズをボリュームたっぷりに載せて、程よい塩味に焼いたもの。
オーブンで焼き上がるのが、待ちきれない思い\(^o^)/
じゃが芋グラタン完成。
海老も蟹も貝類も入っていない、簡単で、素朴なグラタンですが
充分に満足感あり‥でした。
家にある野菜と冷蔵庫の中のもので、チョッと手間をかけて作る。
出来たてを食べられるからこそ、普通の家庭のご馳走なのかな。
今日も秋晴れ。
暖かい今日だからこそ、草むしり、玄関の掃除、寝具の洗濯など、
しなければならないことがいっぱい。
とは‥思うものの‥ついつい、先延ばしに (>_<)
地元の生産者が手作り品を並べる、地産地消のお店で、また新商品を発見。
西三川の、野生のヤブ椿の実を使った、sado TUBAKI
日本最後の朱鷺が棲んでいた、西三川・田切須地区に、
佐渡市の文化材に指定された、自然豊かなヤブ椿の林があります。
中には樹齢700年もの、ヤブ椿もあるそうです。
田切須(たぎりす)の集落では、防風林にヤブ椿が植えられ、庭の生垣にも多く見られます。
椿の産地というと、伊豆大島を連想しますが、
生産量でいうと、佐渡の方が多かった時代があったのだそうです。
ヤブ椿林の中の落ちた椿の実は、冬越しするヒメネズミの食糧として、
それが、サシバ・アオバズクなどの猛禽類、ジムグリ蛇などの餌となり‥、
生物の多様性として、循環されているのだそうです。
この、ヤブ椿の実で、椿油が作られています。
動植物の生態に配慮し、道に落ちていた実を拾い、一年以上乾燥しているのだそうです。
殻を手で取り除き、実の中のジンの部分だけを、手回しの油絞り機で搾油したもの。
ゆっくり丁寧に搾った、金色に輝く命のオイル。
作られたご本人は、そう表現されています。
どれだけの愛情と時間が、この瓶に詰められていることかと想像します。
私の、ちょっとカサカサした肌に
やさしくなじみ、べたつき感も香りもほとんどなく、本当にシットリ。
使って快い贅沢な Camellia japonica Oil です \(^o^)/
テレビの通販番組風に言うならば、「本人の感想です」けれど。
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以前に、両津の椿集落で、地域の名前でもある “ 椿 ” で地域の活性をと願って、
活動されていることを知り、見学させていただいたことがあります。
その時の、ブログを参考までに。
それよりも以前には、赤泊地区の取り組みの 藪椿油 を
友人から教えてもらい、分けてもらったことがあります。
あまりにも貴重な一本ゆえに、使えないで保存しているものです。
( 藪椿の会は、現在は活動を休んでいるそうですが )
素にして上質、という精神を実践している人が、ここにもいらっしゃいます。
昨日の遠足に引き続いて、お天気に誘われ、紅葉山へドライブ。
スタートの鏡池
池が掃除され、水に鮮やかな紅葉が映されていました。
紅葉山まつりの時には、この赤松の根元で松茸探しが恒例となって(^O^)
散歩道はきれいに整備され、落ち葉が重なったやわらかい土の感触。
散歩道はあちらから、こちらから繋がっています。
この東屋で持参したお茶とおむすびで、昼食タイム。
ほんの2時間ほどの散歩。
紅葉山の青空の下で、心地よい風に吹かれました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。