寒波が通り過ぎ、おだやかな大晦日となってきました。
日めくりカレンダーも、いよいよ今日の一枚のみ。
「 ローマは一日にして成らず 」 の言葉が‥、然り、然り。
先日、柿餅本舗の干し柿を作って下さっている農家を訪ねてきました。
きれいな乾き具合です。
おいしい干し柿の完成まで、もう少し\(^o^)/
お訪ねした日は、雨が降っていましたので、窓が開けられず扇風機が活躍中でした。
おけさ柿を、干し柿に加工される農家さんが年ごとに減っているそうです。
お土産にいただいた、緑色の辛み大根。
さわやかグリーンの大根おろし。
蕎麦の薬味に添えたり、焼き魚にも。辛みがアクセントとして魅力。
先輩にいただいた、梅酢漬け。
小梅のカリカリ漬け・茗荷・ハチク筍・真竹・生姜・紫蘇の葉を、梅酢に漬け込みます。
収穫の時期に、少しずつズレがありますので、それぞれの時に保存したもの。
刻んで、ご飯のお供にいただくと、絶品なのです。
私も、真似をして、なんとか漬けてみたのですが、
タケノコと茗荷が難しくて、まだまだ、うまくできません(>_<)
時期を逃さない仕込みが肝心。
来年こそは、再チャレンジし、自分の味としてモノにしたい漬けものです。
定番の白菜
まだ、浅漬け状態ですが、酒粕の香りと歯応えがイイ(^u^)
普通の素材を、ちょっと手をかけて、時間の助けを借りた常備菜。
素朴で、飽きのこない、たいせつな食卓の脇役ばかりです。
今年は、平凡な暮らしの積み重ねの毎日でした。
過ぎてみると、大病もなく、心おだやかに暮らせたことは幸せなことだったと、
改めて思う、大晦日の夜です(^_^)v
一日いちにちを、素朴でおいしい食事をいただき、
大きな迷いもなく過ごせました。
小さな幸せを、上手に見つけられるようになったみたいです(^。^)
柿餅の仕事を持てたことで、いろいろな喜びや楽しい人達と出会う機会をいただきました。
新しい年も、生きていることの喜びを感じながら、
その日その日を、大切に過ごしていきたいと思います。
冬の嵐が到来し、うっすらと雪が積もり、強い風が音をたてて吹き過ぎていきます。
強風・波浪警報が出されています。
今日は、お勤めの方々は年末の御用納め。
お仕事たいへんでしたね、お疲れさまでした。
ゆっくりと、正月を家族と過ごしてくださいね。
我が家では、鏡餅と正月用の餅を搗き
縁起ものの注連縄を、買い求めてきました。
ふるさと納税の返礼品として、ご注文を下さった方へ向けて
年内にお客さまにお届け出来るよう、発送の準備をしました。
佐渡汽船も、無事に出航するようです。
小さな鏡餅ですが、お祝いの気持ちを込めて
鏡餅の下げ紙を見つけました。柿餅本舗にぴったり(^-^)
寒波が来た~ (>_<)
柿餅本舗は、明日、千葉のお客様へ商品を発送して、
今年のぜ~んぶの業務を、仕事納めとする予定です \(^o^)/
ちらちら雪が降ったり、パラパラと音をたててアラレが降ったり。
クリスマスイブは、寒くなりました。
今朝、息子からの電話で、新年の集まりに佐渡の銘酒で祝いたいので、
あのお酒と、このお酒を、送って貰えまいか‥とのリクエスト有り。
先ず、金鶴さんへ
素敵なたたずまいの、お店です。
次は、真野の真稜さんへ
こちらも、おいしいと人気の銘酒。
醸造途中、分析を繰り返しながら
酒蔵の一角には、版画甲子園の大きなポスターが掲示されています。
全国から高校生が参加して、佐渡で開催されている版画甲子園。
佐渡の文化・風土・景色などを三人一組となって、一枚の作品を仕上げる版画の全国大会。
真稜さんを取材し制作した、信愛女学院の生徒さんの作品。
前回の文部科学大臣賞に輝いた、「春を呼ぶ もろみの声」
真稜さんは、生徒さん達に、お酒の成り立ちや醸造について詳しく説明し、
身支度をキチンと整えたうえで、酒蔵での制作に協力したのだとか。
最高賞の知らせは、生徒さんと共に何よりの喜びになったそうです\(^o^)/
新酒の仕込み時ですので、蔵元ならではのいい香りがしています。
次も真野 真野鶴さんへ
酒蔵見学ができ、試飲もできて観光客で賑わう蔵元さん。
海外への販売や発信に、熱心に取り組まれている酒蔵。
廃校となった旧西三川小学校に、醸造の施設を造った真野鶴さん。
「学校蔵」で、お酒を醸造しています。
酒造りを学ぶための、一週間の体験入学も実施しています。
ファンの拡大に、いろいろな工夫と活動をされています(^-^)
三つの蔵元さんの、酒粕が揃いました。
金鶴さんの酒粕には、保存の仕方や、レシピも添えられてます。
こちらは、酒米に麹をつけたもの。
金鶴さんの麹で、甘酒を作ってみたことがあります(^u^)
麹が甘さと上品な旨みを醸して、滋養豊かですっきりとした美味しさ。
レシピが付いていますので、初めてでも簡単においしく作れます。
何回も作ってみて、更にファンになりました。
仲間が集まれば地元のお酒で、先ず、乾杯。
その時ごとに親しみをもって地酒が選ばれ、飲まれているようです。
「 佐渡のお酒を、飲み比べてみたい‥。佐渡の酒の紹介もしたい。」
素朴で贅沢な依頼があってこそ、
蔵元巡りをする、今日はいい機会となりました(^-^)
地元の人たちは、
金鶴の風和が好き、真稜の山廃仕込みが好き、真野鶴の大吟醸が好き‥派はそれぞれあれど、
蔵元の個性や、醸造の仕方、仕込み水のことなど、
すぐ側で見ていて、知っていて、愛されているお酒ばかりです。
30分もあれば、ぐるっと蔵元巡りができるなんて(^O^)
こんなに身近なところで、地元のお酒が買える幸せを改めて気づきました。
佐渡で育んだ酒米と、仕込み水の良さに恵まれた銘酒。
代々続く酒蔵を訪れてみて、蔵元の懐の深さ、歴史の豊かな重み・柔軟さを感じました。
ゆっくり静かに、なごやかに賑やかに、お酒はいつもその中心にあります。
時には孤独をなぐさめ、友人と杯を重ねれば更に楽しく、
新しい出合いの時には、やさしい掛け橋となってくれるお酒。
うらやましい魔法の水、旨い水を作る現場では、
職人さん達がきびきびと立ち働き、活気が伝わってきました。
さっそく、黒ネコさんへ持ち込みましたよ。
明日には、届くはず (^。^)y-.。o○
ど~ぞ、楽しんで下さいね。
冬至と言うのに、今日の佐渡ははおだやかな日でした。
10月に、金井の能楽堂でコンサートを開いた、
田村優子さんが、再び佐渡へ来てくれました(^_^)v
佐渡・相川で育った田村さん。
地元のお店で、特別な演奏会を開いてくれました(^_^)v
篠笛の佐渡おけさ
哀調をおびて、強く、やさしい響き。
つつみ込まれるような、低く、静かにゆらぐ音色。
篠笛奏者・狩野泰一さんの兄妹弟子である、藤井さんと二重奏(^u^)
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翌日は、所を変えて、八幡町の優游亭で。
演目をさらに広げて、演奏会を開いてくれました。
師匠である狩野泰一さんの篠笛演奏で知られる、雪割草。
その他 童謡・唱歌 をメドレーで。
砂山‥ 海は荒海 向こうは佐渡よ~ かもめ鳴け鳴け もう日は暮れた~
ウサギ追いし かの山~小鮒釣りし かの川~‥ふるさと
夕焼け小焼けの‥赤とんぼ などなど。
圧巻は、演歌‥ 天城越え~ ドラマチックに歌い上げて \(^o^)/ クレッシェンド ⇗ ⇗
レパートリー豊富で、みなさんを楽しませてくださいました(^v^)
ミニLIVEの後は
歓迎の昼食を一緒に囲んで、幻の酒「上弦の月」も加わり、
ゆっくりおしゃべりをして・・・。
西日が傾く頃、いよいよ今日は、お別れ。
笑顔、笑顔。たくさんの笑顔が広がったミニライブでした。
夜半から、嵐の一日。
降ったり止んだり、雷の後には陽ざしがさしたり。
時間が空いたらジャムにしようと、西三川のくだもの直売所で買って置いたグラニースミスと花梨。
青りんごの、グラニースミス
ジャムには紅玉が人気ですが、このグラニースミスも程よい酸味と食感のある青い林檎。
アップルパイの中身用に(^-^)
以前に作ったジャムは水分が多く、パイの台が軟らかくなってしまったので、
今回は煮詰めました。
見た目はすっかりつぶれてしまいましたが、味はイイ具合に出来あがりました。
さっそく、焼いてみました(^。^)
続いて、花梨ジャム。
皮が黄色くなり、皮の表面もヌルヌル、ベトベトになりました。
丁度いい追熟ぐあい。
花梨の香り、匂い、が台所中に充満
ザルに鍋の中身を入れ、ゆっくり煮汁の落ちるのを待ちました。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、砂糖を加え汁をゆっくり煮詰めます。
煮詰めて、煮詰めて。
のど飴のように、今回は濃いめの仕上がりにしました。
咳止めや喘息などに、効き目があると知られている花梨ジャム。
昨年は、ギューと布で絞ってから煮詰めましので、少し渋味が強めでした。
喉の効き目成分はこちらの方が多いかも‥、なんて。
素人は思うのですが、本当のところはどちらなのでしょうかね(^u^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。