お盆を迎えた佐渡は、人口が急に増えています。
スーパーでは、お刺身やサザエ、アワビなど海の幸、佐渡牛などがたっぷり用意され、
定食屋さんでは、本日満員御礼が入り口に置かれていました。
廃校になってしまった小学校の校庭には、盆踊りの準備がされていました。
佐渡中が、大賑わいです。
我が家は、実家へのお墓参りだけですので、
いつもの暮らしとさほど変わりなく過ごしていますが‥。
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先輩をお訪ねした折、「かぐら南蛮味噌」を、いただきました。
自宅の畑で育てたかぐら南蛮で、ピリ辛の味噌を作るのは先輩の得意なレシピ。
真ん中にキュッと集まった、皺しわな神楽のお面のようなビジュアルゆえに、
神楽南蛮と呼ばれるそうで、
鷹の爪や中華の南蛮の辛さとも、別の味わいです。
先ずは、アツアツご飯にのせていただきます。
次に、夏野菜のナス・青シソ・ピーマンなどを、かぐら南蛮味噌で炒める‥。
生のキュウリに付けて、ポリポリ。
刺身にも、ワサビと醤油の感覚でおいしく。
煮込んで、グリーンカレーにも(^u^)
この味噌を青紫蘇で包み、油を引いたフライパンで焼けば、紫蘇巻きの出来あがり。
炒飯を味付けすれば、さらに美味しく仕上がります。
素朴で、幸せな一口。 神楽南蛮の味噌はとても重宝な、調味料。
暑さは続いていますが、食欲を無くすこともなく、良好な体調です(^_^)
夏のくだものが、地場の売り場にたくさん並んでいます。
小粒ですが、我が家のブルーベリーが取れるようになりました。
ミニトマトも、食べるには充分に毎日取れます。ポツポツつまんでいます。
そういえば最近は、“ 生クリームやチョコのお菓子を食べていない ” 事に気づきました。
近所の方から昔メロンをもらったり、早生のりんごは酢っぱ味があって美味しいこと。
暑い日のおやつに、冷やして(^_^)v
桃・梨・トウモロコシ・西瓜など
瑞々しいくだものの、ほどよい甘さ。
枝豆やトウモロコシ・西瓜などは、野菜なのかくだものなのか‥堺めは解りませんが
私のなかでは、すべて水菓子。
水菓子とは、くだものの他に、羊羹・氷菓などをいうそうですが、
水分の補給と称して、くだものは夏のおやつに最高です。
お医者には、「くだものには糖分がたっぷりなのを忘れないでね」と注意されながら‥ですが‥(>_<)
佐渡の道を走っていると、島外のナンバーの車が多くなっているのに気付きます。
子供たちの夏休みに合わせての里帰り、勤めの休暇を使ってお友達を連れての帰省
親戚の法事、海や山・川での遊びをしようと訪れる観光のお客さまなど‥。
夏ならではの、佐渡の賑わいです。
夏まつり、花火大会、盆踊り、帰省時機に合わせての同窓会も、あちらこちらの地域で計画されています。
お盆の前には、神社の清掃、畑や田んぼの草刈を済ませ、自宅まわりの掃除、
何よりもお墓をお清めし、お供えのお花や、来客用のお酒や料理の手配をしておくのもお盆の準備。
お盆の数日を親戚の墓参りや、来客との時間を持つために頑張って仕事を片付けて待つのは、佐渡のお盆の過ごし方。
佐渡へ、佐渡へ。
帰省ラッシュで、一番混み合う時ですが、笑顔で会えるように
お待ちしていま~す (^。^)y-.。o○
親しい友人が、先輩夫婦と私達夫婦を、長岡の大花火に誘ってくださいました。
初めての、大花火(^-^)
長岡の花火は、長岡空襲や中越地震で災害を受けた人々を慰霊し、復興を願っての花火。
被災された人の鎮魂と、勇気づけるための応援歌であり、
お祭りでなく「祈りの花火」なのだそうです。
川を挟んで、対岸にも観客がいっぱい(^_^)v
花火が打ち上がるたびに、足元から振動が伝わってきます。
スーと光が夜空に向かって伸び、そして、音が体にドン響きます。
花火が次々と広がって、観客一同がその都度「ワ~、ウォ~」
メインの正三尺玉は、大きく・丸~るく・美しく迫力満点\(^o^)/
見とれて、記録は残せませんでした(^-^)
50万人を超える人が、共に楽しんだ長岡の大花火の夜。
帰りの道も誘導や警備の方に従って、観客一同が静かに移動。
みんなが、楽しかった夜を大切にしようとしていました。
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翌日は、ホテルのバイキングで朝食の後、
新潟の商品が競いあって並び、活気ある店舗の様子を参考にと、
友人が見学ツアーに連れ出してくれました。
商品のラッピング・新しい流行りなどを感じとることができ楽しかった(^_^)v
遊びに出るって、意義ある時間なのだ~。
お昼は、老舗料亭 行形亭 ( いきなりや ) さん
納涼会席
お庭で「 滝素麺 」 を、楽しんでからお座敷に。
行形亭の向かいは、その昔は監獄だったそうで、腰の高さ程のレンガ壁が残されています。
この小路は、地獄と極楽の境目なのだそうです。
黒塀のお料理屋さんで、ご馳走をいただきました。
主婦にはこんなステキな機会は、まずないことで\(^o^)/
先輩や友人と、ゆったりとした明るいお座敷で、貴重な昼食会となりました。
帰りの船の時間まで、まだ時間が少々あり、
隣りにある新潟の豪商が作った、庭園と数寄屋建築の旧齊藤家別邸を見学。
邸内には、ボランティアガイドさんがいて
庭園や邸内のしつらえの謂われや、齊藤家の歴史などの説明を聞けました。
文化の豊かさと暮らしぶりが、守られ保存されていました。
あれやこれや、隅々までの心くばりを感じる
すべての時間が、今まで経験した事のないような、
もったいないくらいの、愛おしい時間となりました。
贅沢な二日間。
長岡の花火への旅行を計画して下さった、友人に感謝です。
地元をよく知る友人のご好意に、ぜ~んぶ甘えての
大人の遠足、貴重な社会見学でした。
佐渡にお客様がいらっしゃった時には、私たちも心を込めてお迎えしたいです(^_^)v
畑の隅の、トンガリ野菜。
やせた砂地の畑ですが、毎日赤く色を付けてくれ、次々と食卓に。
窓の日除けとして植えたゴーヤ、猛暑の中で元気に実を付けています。
三重県に住む方から、種を分けていただいた決明子を数年前から育てています。
弱った目を明るくする効能があると知られていますが、収穫は秋。
豆科ならではの可愛い黄色い花を咲かせ、夕方には葉を閉じます。
丈夫に育つので、自家用のお茶を作ろうを合言葉に、友人達と育てています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。