パンレストランとして人気の “ しまふうみ ” さんの敷地の一角で、
「しままるしぇ」と言う名の小さな<市場>を開いて、この8月で4年目を迎えました。
営業日は、土曜、日曜の2日間。
佐渡の柿餅本舗のお餅やおかき、春ちゃん工房の古布をメインに、
吉則画伯の絵とことば、ガリモさんの作品、三島明香さんの割烹着を紹介しております。
佐渡のガラス作家である佐々木玲子さんも、作品を提供して下さることになりました。
佐渡の裂織りを守り、多くの作家を育ててこられた、
佐渡国赤泊 綾の会外山の加藤 幸子さんの作品。
裂織りは、古い木綿を利用しコヨリのように織り込んだもの。
その昔は、荒仕事をする人たちの仕事着でした。
負荷の背中当てに、或いは雨具の代わりにもなり、大変便利だったそうです。
裂織りの良さは見栄えでなく、実用的で使いやすく丈夫なこと。
ひとつ一つが、心を込めて織られています。
コースター ランチョンマット タペストリー 手提げバックなど
今では、糸の組み合わせやデザインがおしゃれで、豊富です(^_^)v
古布を大胆にリメイクした洋服も、揃っています。
吉則画伯の、やさしい絵と言葉
ガラスの光で‥‥m(__)m
北前船の頃の蕎麦ちょこ、ぐい飲みなどの小さな器
お祝いの席などで、お赤飯などを盛りつけたお椀だそうです。
生活を楽しく、食を豊かにと願って。 三島明香さんの割烹着。
ガリモさんの手作り作品
佐渡の柿餅本舗の新製品、えごまのかき餅。
香りと堅めの歯応えが魅力です。
コシヒカリの玄米を三時間焙じた、黒焼き玄米茶。
柿の若葉を蒸し、乾燥した柿の葉茶。
どちらもカフェインを含んでいない、お茶です。
就寝前でも、子供さんや妊婦さんも、安心して水分補給していただけます。
佐渡には、おいしいものを提供するお店が、たくさんあります。
素敵な景観を楽しむ所も、たくさんあります。
この、しまふうみさんの一角は、その二つを同時に楽しむことができるお店です。
子供たちが庭で遊べ、ママ会、家族が集い憩う場所として、
あらゆる年齢層の女子会など、気楽に楽しめ、いつも賑わっています。
しままるしぇでは、さらにもうひと味、
「ゆっくりとおしゃべりを楽しむことができるところ」を加えて、
地元の人達のほか、観光に来られたお客さまにも、喜んでいただいております。
佐渡の初夏のご馳走、岩魚をいただきました。
友人が自分で釣りあげた30cmを越える、立派な岩魚です。
腹わたまできれいに調理して、後は焼くだけ(^_^)v
川魚ならではのヌメリが生き生きとして、桜色の身が美しいこと!!
調理するのが初めてで、塩を振り過ぎたようですが、アツアツの焼きたてをご馳走になりました。
香りも甘さも、これが岩魚(^_^)v なんだ。
新鮮な味わい。
佐渡の秘境のあるところには、岩魚・山女も棲んでいるそうです。
友人は初夏の数回のみ釣りを楽しみ、我が家にも季節の味をお届け下さいました。
30センチ(尺越え)のものは、佐渡に住んでいても、とてもとても貴重なもの。
ご馳走になりました。
ありがとうございました。
柿餅本舗の新しい製品ができる度にお訪ねし、味見や感想を教えていただく先輩がいます。
ハウスの中では、ほぼ終盤となった苺の収穫を、いつものようにご夫婦で作業中でした。
ハウスには先客に、赤泊でハチミツをとる仕事をしている方がいらして、
紹介していただきました。
お互いがモノを作る事をしていると、初めての方でも新人の者に優しく接してくれます。
率直な意見と、手厳しくて、素直な感想を教えていただけるのが、何よりもありがたいのです。
お茶を飲み、あれこれ話すうちに、大事なヒントもいただけます。
年齢ではず~と先輩の方たちに、素直に甘えたり、自分を見つめ直す時間に。
帰り際に、「もう、最後になったから、サクランボ位の大きさしかないけれど、持って行ってね」と、取りたての苺をたくさん持たせてくれました。
ご好意で下さったものは、生でおいしいうちに食べる。
傷まないうちに、きちんと加工して楽しむ。
・・・・で、
定番の苺のソースを作りました。
いつもいつも、心にかけてくださりありがとうございます。
この数日は、低温の傾向で風がひんやり、肌寒く感じます。
梅雨の前の、若葉の頃に摘んだ柿の葉は、おいしいお茶が作れる‥
と言うことで、柿の葉茶作りを、この季節の大事な仕事としています。
羽茂の伯母さんの畑には、ず~と無農薬の柿の木があり、
毎年、ここで摘ませてもらっています。
きれいな柿の葉を、よく洗って、ほどよい大きさに刻みます。
短時間、蒸し
陰干しで、葉をよく乾燥して完成 (^_^)v です。
柿の葉茶の甘さと香りが、さわやかに残ります。
柿茶には、体に入ってからビタミンCに変化する、特別な性質があるそうです。
それに、柿のポリフェノールがたっぷり、とてもとても、体に優しいお茶です。
こぬか雨が、降ったり止んだり。
畑に植えた、ミニトマト・茄子・きゅうりなどに、ふんわりやさしい雨の日です。
昨日、青く、やわらかな山椒を、JA佐渡の地場コーナーで見つけました。
先輩の作る初夏の味 “ ちりめん山椒 ” が、とても美味しかったことを思い出し、
さわやかでパンチの利いた味を、私も真似てみたいと買い求めました。
雨の日は台所に居て、あれこれと。
そこで、チャレンジ (^_^)v
10分間ほど煮て、アク抜き。
さわやかな香りが台所に充満して、下ごしらえが楽しいこと(^_^)v
一晩水に晒して、更にアク抜き。
ネットで検索した調理レシピで、完成 (^_^)v
心もち甘めの出来上がりとなりましたが、美味しい!!
一晩、味がなじむのを待ちます。
今回は、少しの分量でお試しです。
ちりめんじゃこ 50g 山椒の実 大匙 1
醤油 大匙 2
酒 大匙 3
出汁 カップ 1/2
砂糖 大匙 2 ( 次回は、ここを控えて )
旬の素材は、一瞬のもの。
地場の野菜を売るコーナーを覗くと、いろいろな素材に出会えます。
今日は、最後のタケノコ、ハチクと真竹が並んでいました。
これも一瞬の物ですので、昆布と身欠きにしんで煮物にしたいな‥。
でも、
あれもこれもと欲張らないで、また明日‥と、山椒だけにしました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。