佐渡の9月15日は、佐渡中の秋まつりが集中する日。

稲の刈り取りは、このお祭りを祝ってから本格的に始まります。

 

我が家は八幡地区にあり、八幡神社の祭礼の日です。

秋祭りは、地区の青年会が中心となって、賑やかに太鼓や大獅子・赤鬼・青鬼・マメが各家を廻ってくれます。

 

日中には、子供たちが樽の神輿とともに、明るい掛け声で地区中を練り歩きます。

お祭りに参加する子供たちは、特別に学校はお休みのようです。

 

子供たちの神輿

 

一日中、太鼓の音が近くなったり、遠くなったり。

朝早くから、賑わいが聞こえてきました。

 

青年部の人は、朝三時起きし、神社でお祓いを受け、四時から出発したのだとか。

 

八幡 青年部

 

我が家あたりは、夜の九時半頃に来てくれました(^_^)v

 

赤鬼さん 青鬼さん

 

家内安全、健康を願って、獅子がガブリ。

ご利益の、アラタカならん事を(^。^)y-.。o○

 

獅子に ガブリ

 

これで、今年も家内安全‥のはず。

 

豆蒔き 家内安全

 

青年部のみなさんは、今年は24人。

50歳で定年制を採り入れたので、青年部の人数が年々減っていく状態だそうです。

素朴なお祭りが、地域の人によっていつものように行なわれる幸せを感じる一日でした。

 

今年の佐渡の葡萄は、どの種類もとても美味しく感じます。

 

実は、ときどき西三川のくだもの直売センターへ、柿餅やおかきを納品に出向きます。

行くたびに、新しい種類の葡萄が棚に並んでいて、ついつい買い求めてしまいます。

甘さの質・食感のいろいろ・黒・緑・赤のビジュアルの良さ・ネーミングも楽しいこと。

 

葡萄の次は、イチジクの季節が到来。

黒い皮のもの、在来のうす紫色のもの‥次々と、食べ比べています。

 

先日は友人から、フランス原産・緑色のイチジクを貰いました。

赤ワインで煮て、コンポートにしてあり、お味見つきでした。

至れり尽くせり(^。^)y-.。o○

 

とても、美味しかったので、正直な感想を答えたところ、

ニヤツと笑って、「 作ってみるかい?」と、下さったのがコレ。

 

小ぶりで、まだ少し硬さがあるくらいが丁度いいそうです。

 

青い皮の フランス原産そうな

 

 

名前を教えてもらったのですが‥m(__)m

よく洗って、皮つきのまま煮ました。

 

赤ワイン レモン 和三盆糖

 

鍋に、赤ワイン・レモン・和三盆糖を全部入れ、イチジクを並べます。

 

鍋でゆっくり煮る

 

 

一晩、冷まして、更にもう一度煮ます。

ゆっくりと、味を含ませます。

 

完成

 

 

プチプチの食感と、ねっとり感。ワイン風味のコンポートの完成。

おしゃれな飾りつけのデザートにはなりませんが、素材は新鮮。

色々なイチジクで、コンポートを作ってみていますが、

食感もよくて、美味しく味わうにはこれが好き。

いい種類のイチジクを教えていただきました(^u^)

 

季節ごとの旬を贅沢に味わうことができるのが、佐渡暮らしのよさかな (^_^)v

 

今日は先日の台風以上に、強い雨と風が吹き荒れました。

 

しままるしぇ に、先輩が届けて下さったのが、

「ウチの庭の栗だよ。よかったらど~ぞ」

私が、「それでは、急いで剥かないと、虫が栗をカジってしまいますね」

先輩は、「それがねぇ、ウチのは虫なんてついていないよ」

「予防なんかしていないけれどね。昔っからね」と、ニコニコ。

 

 

そこで、早速。

 

栗入り お赤飯

 

作ってみました。

 

熱湯に入れて しばらく

 

熱湯に入れてしばらく置き、手が入るほどになったら、

鬼皮と渋が、むき易くなるそうです。

 

ささげを煮て
煮汁にもち米を漬けて置きます

 

 

まん丸の剝き栗

 

やっと、栗がむけました。

 

蒸し器にかけて

 

取り分けて置いたささげの煮汁に、お酒・お塩を混ぜ、数回シトを打ちながら蒸します。

 


熱々のうちに お福分け

 

完成\(^o^)/

栗の入ったお赤飯、ふっくら蒸せました。

 

おいしそうな季節の素材に出会うと、お料理は楽しくなります。

アツアツのうちに、お世話になっている方々にお届けしました。

 

蒸し時間が長過ぎたのか、ささげの胴がハゼてしまいました‥が

見栄えは兎も角も、味は本物。

 

秋の、ご馳走をいただきました(^u^)

 

先日、台風が日本列島をなぞるように、通過するとの天気予報が出されました。

何回確認しても、佐渡を直撃しそうなコースです。

そこで、のん気な我が家でも、畑の草や野菜が飛ばされないようにと、

片づけたり、植木鉢が倒れないよう、君子蘭や金のなる木などを移動させ準備しました。

 

はるか南から、沖縄、九州、四国、東海‥‥台風被害の大雨・大風が刻々と。

台風が北上するようすと、ニュースが近づいてきます。

 

‥‥が、意外にあっ気なく通り過ぎて行ってしまい‥‥ました。

台風の目にでも入ったのか?

一瞬、しばらくは、降ったり・吹いたりしましたが、ヤレヤレ、ホッで済みました。

 

棚田 刈り入れま近

 

 

収穫を目前にした稲が倒伏したり、田んぼがぬかるんだりしないか‥、

柿や林檎の実が落ちたり、キズついたりしないか‥。

自然災害は農業者にとって、心配ではあっても、逃れることができない猛威です。

 

目の前に広がる稲田は、日毎に色が濃く輝いてきて、一面が黄金色の海。

稲穂が風に波打つ様子は、ほんとに美しい風景。

今年も、豊作の予感 (^。^)y-.。o○

願わくば、もう少し穏やかな秋空が続いて欲しいものです。

 

色づき始めました

 

 

おばあちゃんは、事あるごとに、

「天の神様、どうか、どうか明日も晴れてくれますように‥」と、お祈りしていたな~。

素直な気持ちで、そう願いたくなる秋晴れは、一日いち日が貴重です。

 

秋空に、たくさんのトンボが飛び交い

平野の稲の色が、明るい黄金色に実ってきました。

いよいよ、稲刈りが始まりそうです。

 

水平線の向こうまで 黄金色の海

 

佐渡の米蔵

 

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今日は、西三川から豊田までの地域の祭礼の日。

しままるしぇ にも、小布勢神社の大獅子が商売繁盛のお祓いをして下さいました。

 

 

迫力の 大獅子

 

 

大獅子

 

 

雌獅子 雄獅子

 

 

小布勢神社

 

 

 

 

 

しままるしぇ 前にて

 

 

ほら貝の音 と 共に

 

以前は、大獅子は二日間をかけて、各家の門付けをしたのだそうですが、

今は、若者たちの笑顔を、軽トラに乗せて、一日で回りきります。

今年から、しままるしぇ と しまふうみさんもお祓いをしていただきました。

 

四年目に入ったしままるしぇは 、雄獅子と雌獅子に見守られて、

ますます、お客さまで賑わうお店となりますよう‥。

秋のおだやかな重陽の節句の日、小布勢神社の祭礼を祝い、お客さまと楽しみました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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