今日は、地産地消を早くから実践しているお店、羽茂の “ 風間 ” さんへ納品に。
11月上旬と言えば、羽茂地区は、どこを見ても、柿、柿、柿、柿だらけ。
あちらこちらで、おけさ柿の収穫と選別の作業をする風景が見られます。
実をつけたまま袋をかぶせて、固形アルコールで脱渋する農家さんも。
羽茂地区の第2のくだものは、ル・レクチェ。
街路灯にもおけさ柿のオブジェ。
撰果場への集荷のトラックも、もちろんおけさ柿のマーク。
A-COOPの電話ボックスの上に、おけさ柿発見。
この時期、撰果場は大忙しで、100人以上の人が働いています。
台風が次々と佐渡にも接近し、通り過ぎていきますが、あと少しの間おだやかなれ~。
おけさ柿の里 羽茂のおけさ柿収穫の作業は、11月中旬まで続きます。
佐渡では「自家製の醤油を作ろう」と、醤油作りの会 の活動が始まっています。
初めて取り組んだ昨年は、リーダーのお宅に醤油を作る為の樽を置いてもらい
5~6人毎に分かれ、6グループが醤油麹や大豆・麦の変化する過程を、
定期的に天地かえしの作業に集まったり、味見をしながら、観察を重ねてきました。
今年は、我が家で醤油作りに挑戦しています。
4月に仕込んだ我が家の、現在の状態はというと、
塩の味がまだ強いですが、素材の甘さが充分に感じられ、とても順調のようです。
発酵が進みやすいように、樽を二階の陽あたりのいい廊下に置いています。
先日、醤油の専門家の名畑醤油さんをお訪ねして、醤油について教えていただきました。
春に搾り冷蔵保存してきた、初めての醤油を持参すると、
「 素朴で自然な味だね。昔の味がするいい醤油だ」との感想をいただきました。
佐渡の醤油屋さんの前掛けが、壁一面に飾られ、ギャラリーとなっています。
家庭の味を決める調味料は、醤油と味噌。
残念ながら、島内に醤油麹を作る麹屋さんは無くなり、醤油搾りの専門家もいません。
昔むかし、それぞれの家庭で醤油を作っていた時代を知る者と
安全で安心な自家製の醤油を作ってみたい、と言う若者と協力して
復活できるといいな、したいな・・・。
名畑さんをお訪ねした翌日、今度は我が家へ来て下さいました。
二階の醤油の天地かえしを見て、味見を‥との、展開になったのです。
「 醤油を搾る時に使っていたものだよ。よかったら参考に」と、
搾り袋もプレゼントして下さいました。
専用の搾り機は無くても、豆腐を絞った箱を活用してもいいし、
じっくり滴るのを待ってもいいし‥‥。
「 なんとか、出来るよ。大丈夫 」と、こころ強い応援の言葉をいただきました。
昨年の、醤油作りのことを書いたものです。
貴重な晴れの日が続き、順調に稲刈りが進んでいます。
友人から、神楽南蛮という辛みの強いピーマンを貰いました。
昨年、神楽南蛮の佃煮が好評でしたので、今年も作ってみました。
紫蘇の実が程よく実った時を待って、神楽南蛮と醤油で味付けし佃煮にします。
紫蘇の実の硬さによって、完成の食感を微妙に変えますので、取り時機が重要です。
紫蘇の実をシゴキ取り・生姜・松の実・神楽南蛮を刻みます。
注意 !! 注意 !! 注意 !!
神楽南蛮を刻む時には、必ず手袋をすること !!
危険な程の辛みですが、鷹の爪とは異なった魅力のある辛みがあります。
アツアツのご飯によく合う、佃煮になります。
おにぎりの中に入れても、美味しいですよ (^。^)y-.。o○
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近所のお母さんから、貴重な 柴栗 をいただきましたので、栗ご飯に。
なめらかで、ほくほくの柴栗。
右上の栗と比べると判りますが、小さくて、鬼皮と渋を剥くのに手間がかかります。
少しのお酒と塩、香り付けに醤油を加え、炊き込みます。
大ぶりな栗とは、また違った食感でした。
季節の味を楽しむには、素材を手にするまでの努力と、下準備に時間がかかりますが、
季節の旬の、別格の美味しさです(^u^)
ご馳走さまでした。
さわやかな秋らしい青空の下で、稲刈りの手伝いに三日間、実家に通いました。
八十八の手数をかけて、実らせたお米。
春の種籾を蒔く作業から、田植え、稲刈りなど、労働部門に限ってではありますが、
手伝いをしてきました。
やっと一年の成果、収穫の時を迎えました。
田んぼはみごとな黄金色。
農業の結果は、毎日の水の管理・土の管理・あぜの草刈りなど、見守りの積み重ね。
目の前に広がるのは、心がなごやかになる豊な実りの色です。
難しい農業の管理部門は兄の責任ですが、私達は人数が揃わないと出来ない作業の、手伝いネコの手隊です。
稲刈りの初日。
秋晴れに恵まれました。 9/24
豊富できれいな水に恵まれた棚田。
佐渡産のお米、コシヒカリ。
日曜日には、勤め人の若者たちが収穫に参加して、力強い働きぶり。
技術の要らない労働部門でも、人の手が大切。
ネコの手として、奮闘します。
田んぼに居ると、陽ざしが厳しくて暑い日でしたが、
秋の清々しい風を感じながら、気持ちいい汗をかきました。
無事に収穫に携われたことに、喜びと感謝の一日となりました (^。^)y
稲刈りの手伝いに行くと、すぐ側に咲く可憐な花や木の実に気づきます。
おそらく花屋さんには並ぶことはないだろう。蕎麦の花や、栃の実、こんにゃく等、
気持ちがなごむ可愛くて不思議な形の、木の実や花に出会いました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。