冷え込んだ今朝は、室内温度が7度でした。
車のタイヤを冬タイヤに替えてもらいました。
これからの長い冬、雪道運転の準備を終え、ひと安心。
佐渡暮らしでは車に乗らない日は無い‥‥、ゆえに、いつも緊張してしまいます。
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ほぼ1か月前から、冬支度がいろいろ進んでいるようで、
見かけた風景のいくつかをUP。
もう少しで、なめらかなコシと香りの新蕎麦をいただけます(^u^)
自然のもつやさしい色あい (^_^)v 蕎麦の茎が好き。
基本のとおりに、塩と鷹の爪でしっかり漬け込みます。
「少し発酵してからが、美味しい」と、白菜が大好きな夫は、じっくり時を待ちます。
花梨が、野菜の産直売り場に並んでいましたので、さっそくエキスを集めることに。
種も一緒に入れて、煮て、搾りました。
根気よく、ゆっくり煮詰めて、のど飴の完成。
この色味も、不思議な深みと温かさがあります。
干し始めて半月ほど、たくわん用の大根がしわしわになってきました。
塩分を控えるようにとの、ご注意もあるお年ごろですので、
季節の味わいとしてチョッと楽しみ、みんなで分け合うつもりです。
ハブ茶とか決明子と呼ばれます。
今年のデキは今ひとつでしたが、乾かしてから、豆をサヤからむきます。
目の疲れた時に煎じて、飲むといいそうです。
数年前から、少量ずつですが作っています。
母親たちが晩秋の台所で、作業していただろうことばかり。
寒さと冷たい雨と強い風がセットで、数日続いています。
季節の変わり目。
金北山に雪が積もり、平野でも雪がちらつきました。
農家では、秋の農作業が無事に一段落した頃。
収穫に感謝して一服しましょうと、新蕎麦の会に誘っていただきました。
自家製の野菜と、懐かしいオカズをおつまみにして(^O^)
春の山菜のぜんまいの煮つけ、切干し大根、きんぴら、熱々のおでん、煮豆なども。
茹で立ての十割蕎麦は、コシあって、ふっくら香り豊かです。
食レポを、上手く表現できないのが残念ですが、
蕎麦の味ってこんなにフレッシュだったんだぁ~。
本物は素朴で旨し。
しなやかさとしっかりした歯応えを合わせ持っていて、素直に美味しい。
飲み物は持ち寄り、蕎麦の会の準備も手伝いながら、わいわい賑やかに。
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そして、ボジョレーの日には、
しばらく振りに集まりましょうと、先輩宅にお呼ばれ。
たくさんのお料理と、おしゃべりがメインの会。
嬉しいのは、「あなたの為に作ったのよ、しっかり食べてね。」
勧めて下さったのは、かぼちゃと小豆のいとこ煮
美味しく煮るコツは、かぼちゃの味がいいものであること。
小豆をいっぱい入れて、素材の味だけでも充分に甘さも旨みも出てくるそうです。
母のように、姉のように、いつも体を気遣ってくださるお料理には、
やさしさが溢れています。
本音で話しをすれば、共感するところあり、別の考え方もあることを知ります。
永いお付き合いだからこそ、身構えをしなくとも戒めの言葉に耳を傾けられたり、
弱気をもらしても、励ましの言葉が素直に心の芯へ入ってきたりします。
そして、
これ以上太っちゃいけないね~と言いながらも、たくさんご馳走になった夜でした。
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その翌日、芋掘りの名人がいて、麦ご飯と自然薯の会に。
絵のモデルだった自然薯は、すり鉢の中。
老若男女が、ワイワイ騒ぎながら、代わり番こに、根気よくすりすり。
出汁の効いた味噌汁でのばせば、完成。
小豆から餡を作った、手作り羊羹。
写真がボヤいますが、ほぼト○ヤの味に迫る感じ。しっかりなめらかに練られています。
酒を飲む男達も、自然な素材のデザートにはよく手を伸ばして、人気の一皿でした。
佐渡で捕れた10Kg越えのブリ。
ほど良く脂がのって濃い旨さ。冬場の酒の肴は、これが定番。
今夜のメインは、佐渡産のブリトロに、自然薯の山かけ。
海の幸と山の幸の、極上のコラボーレーション。
一堂、感嘆の声をあげ、「 いただきま~す。」
豊かな秋のご馳走を3日間もハシゴして、満喫。
ただの飲み会ではありますが、その度に友人が増え、親しさが深まります。
週末毎に嵐が襲ってきいます。
先日、国指定の重要無形民俗文化財である、文弥人形、のろま人形の上演会が開かれました。
佐渡文弥人形芝居の集い
佐渡の文弥人形の真明座の座長、川野名孝雄さんが永く続けて来られた活動のなかで培われた繋がりの集大成でしょうか、
島内外から6つのの座を招いて、合同で上演される人形芝居の集いとなりました。
初めに、ご挨拶
石川県白山市の東二口文弥人形浄瑠璃保存会の、文弥・でくの舞 大職冠が特別出演。
佐渡の文弥人形の 真明座 常磐座 双葉座
のろま人形の 廣栄座
中学校の文弥人形クラブ2校 真野中学校 高千中学校 が人形芝居に参加。
一堂に会しての、賑やかな演目が揃いました。
この会を寿ぎ、三番叟(さんばそう)が、川野名さんにより三十数年ぶりに舞われました。
三番叟は、幕開けの祝儀として、開演に先立って演じられる舞いだそうで
地固めの意味もあり、足拍子を踏んで躍動的に舞われます。
一、二、三
一、二、三、四、五
一、二、三、四、五、六、七、と
三、五、七のめでたい拍子で足を踏むのだそうです。
そして、舞の見どころは、手に持った扇子で、踊りながら寿の文字を書き、袖を大きく腕に巻きあげる所作で、寿の点を打ち、袖の松の模様を見せて祝いの気持ちを表します。
足拍子や扇子など、ひとつ一つの所作に意味があることを知りました。
情の深さをしっとりと人形の動きで表し、迫力ある人形の躍動と、太夫の格調高い語り口が調和した演目を楽しみました。
仕事の都合で、午前の部しか鑑賞出来なかったのが残念でしたが、これ程の座が揃って伝統芸能が上演される会は、今までになかったことです。
川野名さんは、「自分が元気なうちに、是非とも実現したい」と願っておられた上演会で、その意味でもとても貴重な人形芝居の集いでした。
佐渡では、幾つもの座が文弥人形に真摯に取り組んでいます。
そして、今回は、石川県白山市から、次代を育てることが難しいという同じ問題を抱えながらも、活動をされている東二口文弥人形浄瑠璃保存会をお迎えできたのも、ひとえに、川野名さんの交友の深さから可能となったものと思います。
この会の主催者は「新潟県立歴史博物館」でした。
これだけの活動に敬意を表するとすれば、主催者は、『佐渡市』であってほしかった・・・。
柿の収穫は、ほぼ終盤まで進んできています。
羽茂の親戚から
「今年も柿の葉がきれいに紅葉しているよ。よかったら風が吹く前に採りに来る?」と、
電話をもらいました。
畑の隅に植えられた柿の木はまだ背丈ほどの若木ですが、艶やかに紅葉しています。
さっそく、柿の葉を一枚一枚ずつ、木からの摘み取りを楽しみました。
陽ざしを受け、光に透すとさらに美しく輝いて見えます。
一枚の葉の中に、緑や黄色・赤い色が混在する自然の美しさ。
しままるしぇ にお寄り下さる、お客様への小さな秋を集めて
プレゼントに用意して (^_^)v
友人や親戚には、佐渡の秋のくだものを詰め合わせてお送りします。
箱の中に、柿の紅葉を添えて
佐渡の柿畑から、小さい秋を楽しんでいただけたら (^O^)
山も里も色づいて、やさしい風景が広がってきました。
広葉樹が多く、山全体がこんもりとして黄色と薄い赤が混じり合うのが晩秋の南佐渡。
見て楽しむための計算された庭や公園ではないので、
所どころで、桜のもみじ、ブルーベリーのもみじ、柿のもみじなどが
ひと時の美しさを見せています。
ドライブ途中に出合った、ムジナが棲むという東光寺の庭の紅葉
艶のある盛りの時機には少し遅れたようですが‥
野菜の色も、きれいで (^O^) 並べて楽しんでから
この辛い南蛮を刻み、醤油と米麹で ナンバンジャー(辛いおかずの意)を仕込みます。
あちこちの田んぼで
餌をついばむ朱鷺たちに出会うことが多くなりました。
朱鷺の羽色が美しいのは、今。
ぐる~り、ひと回り。
二時間のドライブを楽しんだ秋晴れの日でした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。