佐渡で、自分で、醤油を作ろう\(^o^)/
醤油作りの会が発足して、およそ一年が経ちました。
今日は、待望の醤油搾りの日。
5~6人毎の6グループに分かれて仕込み作業をしてきました。
時間が過ぎるごとに変化をする醤油の成長を、
天地返しの作業のたびに、集まっては観察してきた一年。
醤油搾りの工程は、技術的にも、道具も無いために
長野県から、日本で三人しか居なくなってしまったという
専門の搾り師さんに来ていただき、
一日に2グループずつ体験することになりました。
光にかざすと、琥珀色に見えますが
桶の中の醤油は、いわゆる「 むらさき 」色です。
釜に入れて、麹の活動を止める作業。
始めはゆっくり60度まで加熱し、88度キッカリで火を止める。
アクを、丁寧にすくい取りました。
一つひとつの作業に意味があり、正確に作業することが大事。
参加したメンバーと、春休み中の子ども達と一緒に、
絞りたて佐渡産醤油のお味見会となりました (^。^)y-.。o○
お醤油を美味しくいただけるように持ち寄ったのは、
産みたて地鳥の卵・おひたし・ながも・刺身・大根おろしなど。
まろやかな甘みを感じる、醤油です。
このまま一週間置き、澱の沈むのを待って瓶詰めし、完成となります。
味噌の仕込みと異なって、一年中の観察や管理が要る醤油作り。
安心の地元産材料で、我が家の醤油を作れたら(^_^)v
他のグループからは、白カビが発生した‥どうしたらよいのか‥、
網で蓋をしていたのだけれど‥小さな虫が甕の中に入ってきた‥とか。
問題の報告が次々と届き、自分達のは大丈夫なのか?
対策や確認作業の様子を共有し、連携しながらの醤油作りでした。
醤油麹の購入手配・仕込みのいろは・天地返しの作業など、
醤油の会への呼びかけ人となって下さった方・醤油樽を預かって下さった方
活動を支えて下さった方々に、
完成までの労と、楽しかった醤油作りのお礼と感謝を (^_^)v
かなり高いハードルがあることは、体験できましたが、
今年は我が家も単独で、醤油作りに挑戦してみようと思っています。
☆。。。。。。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。。☆
後日、友人や実家に生醤油を届けると、
「 昔はウチでも醤油を作っていたのになぁ」
「 なつかしいなぁ、いただくよ」と、喜んでくださいました。
「 食べることは、守ること」 食は続けてこそ、文化となります。
色づけのための添加物や保存料・甘味料などの混ぜ物のない家庭の味。
少し塩っぱくて、すっきりした醤油が復活できるように願っています。
なごり雪が~~~ (>_<)
お彼岸も明けようというのに、朝食の準備をしながら、窓を見ると
えッ~ 驚きです。
勢いよく降りはじめていました。
ようやく春がきた\(^o^)/ と、油断していたら
季節は、行きつ、戻りつ。
池のメダカたちも、列をつくって元気に泳ぎ回っています。
遠縁の家を訪ねた折に、ヒョイと見上げると、何かの気配がして
お婆さんにお聞きすると、蜂が巣を出たあとに、
「スズメが棲みついたのよ。巧いこと考えたものよね~。」とのこと。
安全で涼しく、断熱材がたっぷり。住みやすそうな豪邸です。
雀たちが、こんなに柔軟な適応をみせるなんて、びっくりです。
ちょっと愉快な気持ちになれた、雀のお宿の発見でした (^_^)v
餅米入り塩糀
今年の分を仕込みました。
餅米を蒸かしたものを、少し冷まし、塩と糀を混ぜ合わせます。
餅米が塩糀と馴染むまで、時々には混ぜ合わせて、しっとりするまで二か月くらい。
時間を待ちますと、おだやかでふくよかな餅米入り塩麹ができ上がります。
☆。。。。。。。。。。。。。。。。☆。。。。。。。。。。。。。。。。。☆
三週間後、しっとりといい具合になってきました。
野菜の漬け物や、魚、肉などの下漬けに・・・。
ほんのり甘い塩糀です。
持ち寄り料理に、旬の野菜を漬け込んで(^u^)
飲み会の、おつまみにも出番が多くなります。
料理が苦手な私の、心強い「相棒」
夏には、茄子やラディッシュ、キュウリ、蕪など
色鮮やかな野菜たちが豊富に出まわりますので
ますます、餅米の入った塩糀の活躍が多くなります。
冬に仕込んで、一年中楽しめる家庭の味。
冬の仕込み作業を済ませ、また一つ安堵しました。
このたび、佐渡の柿餅本舗が「サドメシラン認定店」と なりました。
「サドメシラン」とは、
佐渡産の食材を積極的に取り扱う飲食店、ホテル等を認定し、
お店をアピールすることにより
佐渡市内生産者の販路拡大と、佐渡ファンを作る取り組み。
佐渡飯 (サドメシ) が駆け巡る (RUN ラン) との願いを込め、
認定基準をクリアした店舗を「サドメシラン」と名付けたものです。
認定店は、東京都86店舗、神奈川県4店舗、千葉県2店舗、埼玉県4店舗、愛知県4店舗。
そして新潟県では、21 店舗となっています。
佐渡島内では、ブリカツ丼提供4店舗と、地産地消の店 2 3 店舗の合計27店舗が
「 サドメシラン 」認定店になっています。
佐渡の柿餅本舗では、“ ぜ~んぶ 佐渡産 ” の原材料で、製造しています。
特に柿餅は、佐渡で古くから作られてきた伝統の食文化ですが、作られてきた地域が限られていたことや、製造工程に工夫が必要なことなどから、現在では、柿餅を作る人が非常に少なくなっています。
私たちは、月曜から金曜日は八幡町の自宅・加工所で製造し、土曜・日曜日はしまふうみ敷地内の「しままるしぇ」で柿餅を試食していただいたり、販売をしています。
佐渡島内の人や、旅行で佐渡を訪れた人、佐渡にゆかりのある人などに、出来るだけ多くの人達に、柿餅の食文化を知っていただきたいと願っています。
3 月10日は、< 佐渡の日 >
10日 ~12日の、金・土・日曜日に開催された “ 佐渡食の陣 ”
“ 佐渡食の陣 ” へ出店して、三日間がアッと思う間に過ぎてしまいました。
大勢の方々とお祭りを楽しみ、柿餅を食べていただきました。
コシヒカリの玄米を三時間ゆっくり焙じた、黒焼き玄米茶も味見を(^_^)v
にぎやかなお祭りに、佐渡のあちらこちらから、
たくさんの方が足を運んでくださいました。
柿餅本舗のお客様や友人達の顔も、
待ちかねた春の到来を、楽しんでいるかのようで・・・
私達も春のおすそわけをいただいた三日間でした。
☆・・・・・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・・・☆
そして、翌日、
準備と当日分の体力を使い切り、今日は少し虚脱状態です。
今日は家でゆっくり過ごし、休憩の日としようと決めました。
我が家のお餅を食べ比べてみることに。
白餅は、磯辺巻き。よもぎ餅は、きな粉で。新製品のえごま餅は、そのままの味で。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。