佐渡はこの数日、雪に覆われました。
今日は家にあるものだけで過ごそうと、保存食のあれこれを取り出してみました。
乾燥して保存していたもの、冷凍したもの、塩漬けなど。
小豆の餡の残ったもの、夏野菜キュウリの佃煮、たくさん」出来すぎて作ったトマトのソース‥
バジルの葉っぱで作った、スパゲッティのソースストックも有り(^O^)
作ってはみたけれど、そのまま食べることなく保存してきたものばかりです。
いよいよとなれば、大根おろし、焼き海苔、梅干し‥も、スタンバイ。
外に降り続く、静かな雪景色を眺めながら
ここぞ出番。 こんな日も、また、良し。
寒さと、道で滑る危険も避けて、の~んびり。
年寄りは、何をおいても安全が第一 (~o~)
晴れてはいても、雪の溶けない寒さ。
今朝には十九年ぶりに、日本人横綱、稀勢の里 が誕生した日。
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このところのテレビは、伝えるべき情報は操作されたり、
ヤラセとよばれる作りモノが横行してみたり。
大切な部分が省略されたり‥、再放送ドラマで時間を塞いでみたり‥。
ひな壇に並んだお笑い番組も、素直に笑えず‥(>_<)
そこで今は、天気予報とスポーツと、何故か 「 プレバト俳句 」
俳人の夏井いつきさんによる、歯切れのいい添削が痛快で、実に楽しいのです。
言葉の並べ替えで、情景が伝わってきたり、生き生きとしてくるので納得したり。
五 七 五 の文字と、季語のみ。
誰でも、簡単に始められる俳句の世界。
日本の言葉の奥深さ、豊かさ、楽しさを発信しているのだから、テレビの存在もありかな。
夏井いつきさんが、明快な言葉で解説し、俳句の入り口を大きく開き、
裾野を広げた功績は、この番組によるところかも。
私も、他の俳句作家さんに目を向けたり、
新聞の投稿欄にも、丁寧に目を通すようにもなってきました。
先ずは、夏井いつきさんの俳句集を買って、俳句の門を叩いてみようかな (^。^)y-.。o○
さて、一句 ‥‥ 寒の雨 □□□□□□□ □□□かな・・・・ウーン難しい(~_~;)
雪が降るぞふるぞと、寒~い予報が出ています。
おけさ柿の乾燥が順調に進んでいるようすを、羽茂の生産者さんに見せていただきました。
窓を開け放し納屋の二階は、みごとなおけさ柿の列がずら~と
自然乾燥でゆっくり、じっくり。
寒風が、おいしい干し柿を育てます。
雪に覆われた柿の畑では、剪定の作業が進んでいました。
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そして 先日、干し場を見せていただいた生産者さんから
「 今年の、無事に完成しましたよ~ 」と連絡が。
干し始めたころの天気がよい日が続いたので、とても品質が揃っているそうです。
柔らかい干し柿がお好きな方には、ピッタリ。
もう少し干した柿がお好きな方は、もう少しお待ち下さいね (^u^)
佐渡を寒波が襲い、何年かぶりの大雪に生活のリズムが乱されています。
先ほど国道を除雪するブルトーザーの音が聞こえてきて
これで外とつながる道が確保された‥と、安堵。
夜中に作業される人に感謝しながら、眠りに着きました。
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「 新潟のうまいもの セレクション会議 」の
今年のうまいもの に 「柿のかき餅」が推薦されました。
豊かな風土と伝統の技 アイデアから生まれたぬくもりの逸品が 27 品。
公益財団法人 にいがた産業創造機構が主催する会議 VOL.9 は
平成 28 年度 食の専門家による評価を受けたものです。
新潟の野菜・米・海産物・魚などの原材料を使って、
伝統の味に新しい工夫を加え、日常の食卓に並んで欲しい製品ばかりです。
一昨年には、柿餅を選んでいただきました。
ぜ~んぶ 佐渡産 の材料で作る柿餅。
佐渡に伝わる柿餅を、次の世代の方にも食べて楽しんでいただきたいもの(^_^)v
原材料は身近にある、おけさ柿と餅米 ( こがね餅 ) と塩だけ。
地域独自の食の文化は、素朴で地味ゆえに、その価値やよさに気づきにくいもの。
今の豊かな暮らしのなかでは、継続しようという、よほどの意思なくしては
食の文化を守り継ぐことが、できないような気がします。
新しい商品が発売され、次々登場し、そして、消えてゆく‥‥。 消耗が激しい時代。
安心な素材で、変えないという信念。
世の流れに逆らうようですが、丁寧に干したおけさ柿とこがね餅米と塩だけで作る
噛めばカリッカリ 佐渡のかき餅
どうぞ、召し上がってみてください\(^o^)/
大雪と嵐の予報がでています。
数日は家に籠もれるよう、食料を買い置きしたり、灯油を継ぎ足したりして準備しました。
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正月行事の締めくくりとして行われるのが、歳神様・・・せーのかみさま。
道路脇のあちこちで見かける、道祖神。
集落の堺にある小さな祠や石仏、村の守り神さま、実りの神様だそうで。
正月に家に来てくれた歳神様・・せーのかみさまを、お送りするために、
子ども達がその年の役宅に集まり、
「とうらいや」 さん の前日に、行なってきた行事だそうです。
八幡町に住んで二年目になりますが、「 来年は、お宅が歳神様のお世話役ですよ 」
「 経験がないようでしたら、参考のために見ておきますか?」
‥と、今年の担当をしている、お隣さんが声をかけて下さった。
八幡町・中町には、ここ数年、子どもが住んでおらず年寄りばかり‥‥。
一年ごとの持ち回りで、この一式を預かるのだそうです。
床の間に、お神酒とお赤飯をお供えし、藁を両脇に置き、御幣を飾ります。
正月のしめ縄や門松飾りを神聖な火で焼き上げる、
「 とうらいや 」 さんとは違う行事なのだそうです。
せ~の神の行事を伝えているのは
この八幡町と隣の集落の数か所くらいに、なってしまったのだそうです。
飾りの藁の意味などを、きちんと説明がしきれない覚束さもありますが
それ故に、覚え書きとして
写真を撮らせていただきました (*^_^*)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。