むかし食べた味は、よく覚えているもの。
羽茂に行くと必ず寄る、手作りのハウス風間さんになつかしい切り干し大根がありました。
パリポリ 切り干し大根
縦に切って干したものは、更に歯応えがしっかりしていて、好き。
銀杏切りタイプ
煮物に入れても、存在感がある味を発揮します。
そこで、我が家でも切り干し大根を作ってみました。
各ざるに大根を三本分
冬を畑の中で過ごした大根は、瑞々しく甘みたっっぷり。
冬晴れの日なたで干すこと三日で、出来あがりました。
太切り 大根
母の世代の主婦達は、季節の野菜を無駄なく
天候を見ながら、保存食作りに励んだのでしょう。
みんな、手作り\(^o^)/
甘さが凝縮していて、おいしくなりました。
佐渡の食が集まり、真野のいぶき21に於いて
3月11日~13日までの三日間、開催されました。
春に先駆けてのお祭りに、毎年参加しています。
準備ができました
福くる巻き
柿ブラチョコ
干し柿をブランディーに浸して、ビターチョコレートでコーティングした “柿ブラチョコ”
干し柿で香り豊かな柚子を巻いた “福くる巻き” などを
試食をしていただいたり、説明をさせていただいたり。
お客様との大切な時間です。
その他には、会場内では、佐渡の和菓子屋さんが指導される教室も開催され
多くの参加者が、楽しまれていました。
和菓子作り教室で
お客様 いらっしぃませ
大勢のお客様が会場に来られ、大いに盛り上がったのですが
忙しくなって、以後の写真は撮れませんでした (>_<)
柿餅 柚子餅 柿餅揚げ 干し柿 玄米珈琲 白餅
三日間のお祭りに参加するには、準備がいりますので
楽しみでもあり、体力勝負のところもあります。
柿餅本舗のセットものも、準備しております (*^_^*)
いつも‥ とりとめもなく書いたてみたり、休んでみたり‥のブログです。
振り返ってみれば、何かしら集まって食べたり、飲み会だったり‥。
年末・年始はこと更に、楽しいお酒の会に誘っていただくことが幾度も (*^_^*)
おいしいお酒を晩酌にいただける‥なんて幸せなんだろ~‥と、いつも感謝する毎日です。
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さて、今日は、赤泊で榧の実をお菓子に刻んで入れ
香ばしい “ かりんとう ” を作っている、笠木さんご夫妻をお訪ねしました。
まだ赤泊村だった時、地元の特産である榧の実に着目して加工施設を作り
ふるさと創生事業として、地域のお仲間と共に
“ 榧の実会 ” を立ち上げ活動を始められました。
榧の実
お土産売り場のコーナーには、必ず置かれている珍らしい佐渡の逸品 です(^u^)
ラッピングに天狗のお面? WHY?
赤泊地区に、天狗塚(てんぐづか)という地名があるためなんです‥。
榧の実 乾燥機
榧の実と言われても、何? と 知らない人も多い、希少で貴重な日本のナッツ。
殻つきの実
榧の実 渋がついた状態
榧の実
殻をむき、実を炒って、更に渋をむいて、やっときれいな実となります。
それから、お菓子に入れて焼いたり、温野菜と合えたりしていただくと
少し松の香りがして、さわやかな油の香ばしさも感じます\(^o^)/
砂糖でコーティング
自宅用おやつの定番の形です。
榧の木
集落の一角に、榧の木の圃場があり、案内していただきました。
成長に時間がかかるため、次世代の為に植林。
大木になると高級な碁盤として利用されるそうですが
貴重な木ですので大切に育て、守られています。
榧の実は、木ごとに味や形に個性があります。
おいしくて渋の取り易い実を “ かし榧 ” と呼んでいるそうです。
地区の財産としての榧を、もっと知ってもらいたいと
笠木さんご夫妻は、純粋で意欲的に取り組んでおられ、何よりも楽しそうです。
10年も前から、後を継いでくれる人を育てたいと‥しきりと口にされていましたが
I ターンして隣の住人となった青年に、KNOW/HOWを伝授中とか。
更に、お元気に \(^o^)/
榧の実の活用、少し考えてみよう、っと。
寒い中にも、春へ季節が動き始めていることを感じる明るい空が広がりました。
友人から早春の味、葉わさびと海藻をいただきました。
あおさ
葉わさびの辛みを引き出すのは難しくて、あれこれ試してみるのが毎年の楽しみ。
葉わさび
葉わさび の 辛みは?
友人は、まず塩もみし、80 ℃ のお湯で、10 秒茹で、さっと水にさらしてから
瓶に詰めると辛みがツンと出る、と教えてくれたので半日待つことに。
もずく
熱湯で湯通しすると、さ~と淡い緑色に変わって、磯の香りがたち上がりました。
小木産 岩のり (島へぎ)
コリコリとした歯切れのよい、岩のりは汁ものに添えて (^u^)
あおさ
緑色が美しい海藻ですが、特別な香りがある‥訳でもなく‥
酢味噌で味つけしたり、甘辛く醤油で佃煮にしていただきます。
日毎に春に向かっていることを、太陽の光と味で感じる時
葉わさびや海藻の、色・香り・ヌメリ・辛みなど旬のさわやかな味です。
本年の豊作と豊漁を願い 黄金鮎の出汁で蕎麦を味わう日
2 月11日 ( 祝 ) 朝 9 時に、メンバーが集落センターに集まって
いざ、いざ
鮎蕎麦の会
用意する材料は
焼き 黄金鮎
ポップコーン用 とうもろこし
実を取る
自然薯を すり鉢で擂る
銀杏を剥く
おでんを煮る
天ぷらを揚げる
流しの前で それぞれ働く
黒米入り おむすび
メインの蕎麦打ち
動きのリズム 軽やか
自家製 十割の蕎麦粉
蕎麦粉を挽く 石臼
うつくしい蕎麦
茹でる
完成 の 一杯
みんなが揃うのを待って、一諸にいただきま~す (^O^)
お酒と 一杯の蕎麦 お代わり有り
お腹いっぱい 話も弾んで
みんなが手分けして、一杯の蕎麦のために働きました。
作業をしながら近況を話したり、今年の抱負を語り合ったり。
それからの半日は、じっくり、ゆっくり、のんびりと過ごしました。
この会のために鮎を焼き、出汁を用意して下さった方
畑で育てた蕎麦を納屋で粉に挽き、蕎麦を打って下さった方
いろいろな思いを持ち寄って\(^o^)/
子供時代の合宿のような、無邪気な一日を満喫。
素朴な食事は、おだやかで幸せな気持ちにしてくれました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。