一年の締めくくりの日。
柿餅本舗の仕事納めとして、しままるしぇ の掃除を丁寧にしてきました。
ここで、仕事をしておりますと、一瞬の美しさに出会うことがあります。
先日の天皇誕生日には、急に雨が降り出したり陽が射しこんだり、目まぐるしい一日でした。
虹が真野湾に架かり、息を飲むくらい神々しい光の橋が見られました。
お客様とも、一期一会。
お話できることを楽しんで、一瞬、一瞬を大切に過ごしてきた一年でした。
健康に恵まれ、家族の役割を果たしながら、大切な仕事を持てる幸せ(^_^)v
今年も、たくさんの方たちとの出会いの機会に恵まれました。
小さな幸せに感謝する日々です。
ありがとうございました。
みなさま よいお年をお迎えください。
今年もあとわずか、日替わりで寒さが厳しくなっったり、ゆるんだり。
年末の準備を、少しずつ進めています。
今日は、浴槽の掃除と台所のキッチンマットを洗って終了。
今年は、実家の柚子が豊作。
たくさんの柚子を頂いたので
柚子と同量の醤油を合わせて、簡単に柚子ポン酢を作ってみました。
柚子の絞り汁に昆布を入れたり、カツオ節を加えて待つと更に美味しくなります。
我が家の、いつもの、ありふれた鍋ものが
な~んと、ワンランクUPの味になります (^_^)v
田舎暮らしならでは、季節毎に旬の素材をいっぱい頂いて
手作りの調味料を、あれこれ。
柚子の香りが台所いっぱいに広がり贅沢な時間。
皮でジャムを作り、ヨーグルトやバゲットに‥美味しく食べて
更に
残りの部分は、お風呂に入れて‥とことん楽しみ尽くします。
12月も押し迫ってきました。
今日は、陽が多く射しこみ寒さを忘れる日でした。
一ヶ月ほど前から干していたハブ茶を、夜仕事にやっと鞘から剝き取り出すことができました。
6 面体の小粒な実が、鞘の中におよそ30個ほどきれいに並んでいて
艶と重量感のある豆です。
ひと鞘ずつ割って、根気のいる単純な作業。
漢方では決明子、ローストして薬缶で煎じたお茶をハブ茶と呼ばれます。
かすかに苦みを感じますが、慣れるとそれも味わい。
体を温めて、体が活きてくる感じがするのだとか。
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地元の旬の野菜やくだものや豆類などを豊富に集めて、活気のある
羽茂の地産地消のお店 「風間 」 さんに寄るのを楽しみにしています。
今回は、丸い実の佐渡のお茶を発見しました。
佐渡のお茶を育ててみようと提案があり、注意書きも添えてありました。
ハモグリガ・ハマキガ・チャドクガなどの害虫が発生しやすいけれど
無農薬の葉を蒸し、フライパンで炒ってからお茶にして飲むと
なんとも甘く、美味しいのだそうです。
お茶の木の成長は遅くて、5 年目くらいから葉を摘めるようになり
新芽は天ぷらにして楽しめるそうです。
晩秋に、かわいい白い花を眺められるだけでもいいかな‥‥と、土に埋めました。
佐渡のお茶生産地では、生垣にお茶を植えてあるのを見かけますので
お茶の木の成長を、気長に待ってみることにします(^。^)y-.。o○
晩秋の頃になると造り置きするのが、花梨のシロップ。
花梨を薄い銀杏切りにして、鍋で30分ほど煮込み、笊で汁と実に分けます。
砂糖を加えて、アクを丁寧にすくい取りながら、煮詰めていくと
次第に透明感のある花梨独特の色、ワインレッドのシロップになってきます。
咳が出て辛い時に飲むと咽に優しく、効き目があるそうです。
昔から伝えられた自家製の生薬。
一杯飲んで効き目が有るのか、無いのか‥‥薬効のほどは定かではありませんが
自然の実から、きれいな色のシロップが出来るなら
造り置いて、イザと言う時に、子どもに与えられる甘いお薬。
アルコールで、花梨酒を造る方法もありますが
誰でも飲める、シロップやジャムの方が、手軽でいいかなと考えて毎年造っています。
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もち米と麹で作る、甘酒。
こがね餅米で四倍粥を炊き、60度まで温度を一旦下げ、麹と混ぜ合わせます。
一晩で、麹とよく馴染んで甘酒が完成。
今度は80度まで火入れして、発酵を止めます。
氷水で急に冷やすと、味が安定するそうです。
アルコールが入っていないので、子共も安心して飲める甘酒に。
疲れた時などに、おやつの代わりにも。
飲む点滴とも言われる、やさしい滋養たっぷりな餅米で造る甘酒。
たまには、変わった飲み物で
体も気分も温まって、ほんわか、ゆったり (^_^)v
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。