寒いながら、陽ざしが明るく感じられる日
雪が残り眩しい景色のなかで
気品ある蝋梅の透明な花びらが、ふくいくとした香りを漂わせていました。
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午後には、八幡町の四つの班が合同となって、芋煮会が開かれました\(^o^)/
八幡芋は佐渡特有の種で、この八幡地区で大切に作り続けられている芋。
生産する人が少なくなってしまい
作り続けることに意義がある‥というところまできている里芋とか。
土との相性があって、この八幡の砂地に適しているヌメリと旨味が多い芋。
八幡芋は、一般的な里芋とは区別されています。
地区の新年会を兼ねての芋煮会
八幡町に暮らして一年が経ち、地区の名前の付いたおいしい八幡芋をいただきました。
大黒様が会場まで出張され、笑顔ですべての参加者を小槌でコツコツ
食物と財福を司る神なんだとか
時には地域の茶の間として、自治会の方が会場を利用されるそうです。
雪の冬景色が一晩明けたら、夜の雨で溶けてしまいました。
おけさ柿の干せ具合は? どのくらいまで進んでいるのかしら?
と、羽茂の農家さんをお訪ねしました。
味見をさせてもらうと、濃厚な甘さとシコシコとした皮目の一体感、これが絶妙。
やっぱり、ココのはいい味、いい柿 (^u^)
干し柿も生産者さんごとに、干し方 ・ 味 ・ 形成 の仕方などが異なります。
柿餅本舗では生産者さんに、ゆっくり干して、よ~く乾かすことをお願いしています。
干し始めの頃、寒くない日が続いたために、カビが発生した農家が多かったそうですが
「 冷風が吹きはじめるのを待って、柿を干し始めたのよ 」
「 無事に柿が乾いてくれて、ホッとしている 」
と 、笑顔を見せてくださいました。
もう少し待つと、完成です\(^o^)/
ごうごうと、地鳴りのような音をたてて西風が強く吹き荒れています。
昨日は、この冬始めての積雪で風景が違って見えました。
ふんわりと雪に包まれて、静かな景色
羽茂の柿畑のようすを見に出かけると
雪のため柿の冬剪定をお休みし、姉夫婦はご近所さんと納屋で休憩中でした。
例年より早めに咲いた紅梅にも綿の帽子
羽茂の里山のいつもの風景が
すっぽり雪に覆われているのにかかわらず
冬の陽ざしの中では、ほんわりと温ったかく感じられました (*^_^*)
申年が明けて、一月二十三日
「拓」 と 「至」 で、 1 ・ 2 ・ 3 \(^o^)/
佐渡の酒蔵、加藤酒造・逸見酒造・天領杯酒造、長岡の朝日酒造
美味しいと人気の酒蔵の
お酒の飲み比べ会に誘っていただきました。
地元の酒蔵の銘酒を揃えて販売し、応援している山田屋さんが
毎年この日に、お客と酒蔵を結んで、お酒を楽しむ会を主催しています。
純米活性にごり酒・純米吟醸酒・本醸造純米酒・原酒など
聞き慣れない、詳しい説明を聞きながら‥
酒蔵の代表の挨拶に始まり、杜氏さん、酒麹の担当者がテーブルを廻って懇談。
参加者はおよそ120名ほど
冷やがいいの・ぬる燗がいいの・上燗がおいしいの‥あれこれと。
これでお酒を飲めたら、間違いなく美味いにちがいないお料理が並んで
鱈と鮟鱇が盛り沢山の、旬の贅沢な献立
参加者は、蔵元さんの自信の新酒をあれこれ飲み比べる幸せを堪能しました。
私は飲めないタチなので、それぞれの蔵元さんの仕込み水を飲み比べ (*^_^*)
なんと これほどまでに 味 が異なることとは !!
新鮮な 驚きでした
豆腐、蕎麦を始め、家庭の味噌汁、ご飯 ‥‥ どれもが、水が大切と言われているものですが
蔵元ごとに味が違う 仕込み水があるからこそ
佐渡のお酒が、個性をもって生れることを実感した夜でした。
ウチの旦那さんや大方の参加者は、蔵元自慢の新酒を楽しみ
私は、テーブルにご一緒した方とおしゃべりを楽しみ
お料理と佐渡の名水をたっぷりいただきました (^u^)
新年のいろいろが一段落した頃を待って
しままるしぇで一緒に仕事をしている “ 春ちゃん工房 ” の春子さんを訪ねてお客様が佐渡に。
始めて佐渡に来られたお客様がいらしゃるので
冬ならではのご馳走を楽しんでいただこうと
熱々の鱈汁には、すけそう鱈と真鱈をミックスすると更に美味しくなるそうです
佐渡には無いものをいただき、佐渡ならではのお料理で歓迎会。
冬のご馳走 寒ブリに、早春の葉わさびを添えると
辛みがツ~ンと利きます (>_<)
素敵な組み合わせだね、と好評でした。
絞ったばかりの地元の新酒を、あれもこれもと飲み比べて
贅沢な宴
ようこそ、乾杯 \(^o^)/
翌日は冬の嵐のために、佐渡汽船が出航するのか、しないのか朝から気を揉まされ
何便か欠航が続いた後、夕方にやっと船が出ることになって
ハラハラどきどきワイワイ‥、ようやく、無事に佐渡からお帰りになりました\(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。