毎日、もったいないほどの皐月晴れが続いています。
冬の厳しい風も、打ちつける雨も、この初夏の美しさを開花させるための試練だったりして。
土に根を張り、着実に体力を蓄えてきた植物たちの輝き。
窓からの風景がその日ごとに変わって見えて、季節がゆったりと移りゆくようすを楽しませてもらっています。 美しいこんな環境で働けるなんて、幸せだなぁ。
お餅を搗いて、土曜日と日曜日には 『 しままるしぇ 』 で、お客様とおしゃべり。
よもぎ餅
田植えの手伝いで実家に行った日に、よもぎを摘んでお餅に搗いておやつにしました。
よもぎの香りが強くて、きな粉で食べると \(^o^)/
定番の素朴なおいしさです。
佐渡名産の番茶のお餅。 香りと渋味と甘みが魅力です。
番茶の餅
あと味がとっても爽やかな、我が家の新製品です。
赤飯のお餅。
小豆の煮汁に餅米を浸し、桜の色に。 粒の小豆を包んで大福餅に。
赤飯のお餅
つぶつぶの小豆餡の食感が、楽しいお餅。
京都では、葵まつりの申(さる)の日に作り、さる餅と呼ばれているそうな。
小豆がぽろぽろとして、包むのが少し難しいですが春らしく楽しいお餅です。
そして、我が柿餅本舗の ≪ 柿餅 ≫
柿餅
今回は、 佐渡にはるばる台湾からおいでいただいたお客様への差し入れに。
「 喜んでいただきました 」 とのお話を伺い、良かった、よかったと、胸をなでおろしました。
素材の個性を生かし、自然の香りと、おだやかな色が楽しめるお餅作りです。
佐渡の田んぼに苗が植えられ、淡い緑色が列を作っています。
田んぼが、細い苗を育て始めたところ。
陽ざしは明るいですが、肌寒い一日でした。
すくすく育ての願いを込めて、畔には軽トラと人が作業にくりだし、田植えがいっせいに進みました。
この半月で新芽が開き、きらきらと葉っぱに光を集めています。
柿の若葉
柿畑
ぶどう
青麦
淡い緑色が、きれい (^-^)
山も里も畑も、若葉が輝いています。
五月晴れ\(^o^)/
風がここちよく、家の中を通り抜けていきます。
「 筍が出たよ~。 掘りに来て~。」 今年も、嬉しいお誘い有り。
いそいそと竹林へ入ると、あちこちに小さいトンガリが、ぽこぽこ頭を出しています。
専用の鍬をふるい、十数個掘りあげたところで、ギブアップ。
程よい大きさで、柔らかそう。
新鮮なうちに友達に届けたり、お米の研ぎ汁でアク抜きをしたり。
旬を味わうには、ちょっと忙しい思いをしますが、持ち帰った筍を煮物にしたり、炊き込みご飯に。定番の料理を作りました (^u^)
同じ筍を、漢方の考え方で野菜を干したり、組み合わをする先輩が料理をすると‥
たけのこ 玄米 梅干し
玄米とたけのこを半日コトコト煮た、お粥。
たけのこの根元の堅い部分を薄切りにし、アク抜きしないで煮たもの。
梅干しでいただくと、やさしく体が温まる感じがします。
玄米のプチプチした食感が残り、ボリュームもあります。
この季節だけのあつあつお粥を、飲み会のシメに出されたら嬉しくなります (^_^)v
小豆とかぼちゃの煮物は、塩も砂糖も入っていませんが、それぞれの味がいきています。
お茶は、スギナとはこべを干して煎じたもの。 少し日なたの匂いがします。
黒豆 こんにゃく 胡麻ほか
取れたて筍は、くるみとピリ辛のステーキ風に。
黒豆とこんにゃく、胡麻ふうみの香ばしい和え物にしたものが、おいしかった(^-^)
デザートには、チーズケーキまで。
おいしくお酒がすすみ、体にやさしい心づくしのお料理。
まさに、竹の旬をいただく、筍づくしとワインで時間を忘れてしまいました。
おだやかな春の陽射しで気温も上がり、体の堅さが和らぎ気分も上向きに (^_^)v
昭和の日には、八幡町の皆さんが総出で、朝8時から道普請作業を行いました。
八幡町の住人となって初めての共同作業ですので、夫婦で参加し地区の先輩方にご挨拶。
昨年度の決算報告、今年度の予定と新役員が紹介されて、八幡町地区の総会終了。
用水路や道路脇の草刈り作業で、すっきり、さっぱり。 町はきれいになりました。
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ブログの更新ができなかったのですが、せっかくですので‥まとめて‥春の花めぐり。
三月半ばのレンギョウに始まり、福寿草、水仙、菜の花、たんぽぽの黄色の花が咲き
福寿草
水仙
続いて、四月半ばの桜、ハナモモ、ハナズオウ、芝桜を楽しみ
畑野 熊野神社
潟上温泉
法剰坊の種蒔き桜
ハナズオウ
続いて今は、藤、ボケ、どうだんつつじ、クレソンの清楚で気品ある白い花の季節
りんごやル・レクチエの花も咲き始めています。
白藤
ボケ
どうだんつつじ
クレソン
花束にしたり、生け花にしたりするよりも、自然の中でこそ生き生きとして見える小さな花たち
花の色の移り変わりを、次々と楽しみました \(^o^)/
ここ数日の陽ざしは、明るくまぶしいこと (^_^)v
田んぼは耕され、水がたっぷり溜められて、田植えの準備が整ってきました。
畔の草がきれいに刈り取られて、夕方には一斉に蛙が鳴き出します。
おだやかで、静かな春の風景です。
柿の畑も、いよいよ芽が動き出す頃となりました
柿畑 桜と水仙
陽あたり良好、風のとおり最高。 急斜面ゆえに、手入れはたいへんな柿畑です。
柿畑 桜と水仙
姉が冬の間に、粗皮 ( そひ ) を削って、きれいになった柿の木
柿畑 菜の花
きれいだな~と、いつも見て通り過ぎるご近所さんの畑
菜の花はもうすぐ刈り取られ、柿畑の肥料となります。
素人の私には、徹底して剪定をされた柿の木は
大きな幹だけしか残されていないように見えます。
つややかな若葉で一面がおおわれるのは、もうすぐです (^-^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。