天気予報では、明日から寒気が押し寄せ佐渡の平地にも雪が積もりそう‥とか。
例年より遅い雪を心配しながら、冬を待っている状態が続いていました。
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羽茂の親戚では、よ~く乾くようにおけさ柿が納屋の二階いっぱいに干されていました。
寒さは苦手だけれども、干し柿作りには欠かせないのがこの寒風です。
これから、二か月くらい待つと干し柿が完成する予定 \(^o^)/ です。
「 少し酸っぱいけれど、美味しいよ」 と、頂いたのが、佐渡みかん。
小粒なれど、皮が薄くなめらかな蜜柑です。
蜜柑を茹で、水に晒してアク抜きし、ジュースを絞り、皮もきざんでジャムに。
15分煮て、水を換えながら一晩アク抜き
参考にしたレシピには、加えるグラニュー糖がみかんの65%となっていました。
保存のことを考えれば‥その分量がいいのでしょうが‥。
家庭で食べるには、もう少し糖分を控えたいと思い、50%でもう一度作ってみました。
煮詰める時間も短めにしたので、サラリとした美味しさに (^_^)v
「 晩ご飯の “ おかず ” は、そんなふうに楽しそうに作っていないのにね~」 と、
主人はチクリと一言いいますが‥。
佐渡みかんの香りに包まれて、鍋をかき回しながら自分の好みを見つけることは、
作ることを楽しむ時間なんだ~と思いました。
さわやかな香りのジャムは、トーストやカナッペにぴったり (^u^)
紅茶にも上品な甘さを添えて、おいしです \(^o^)/
小型の乾燥機で干すと、キュウイは酸っぱさが更に増して小気味よくパンチの効いた味に。
皮つきミカンも風味よく乾いて、サラダやケーキに添えると魅力ある色に (^_^)v
いただきものの地元産
旬のみかんで、いろいろ楽しみました。
佐渡産りんごやルレクチェは、味も品質もいいことで知られています。
今は、柚子もたくさん出回る季節ですので、柚子塩やジャムを作って保存してみます \(^o^)/
先日(11月26日)は、新蕎麦を肴に収穫を感謝するという会に誘っていただきました。
おばあさんの手打ち蕎麦は、自家製の小麦粉を二割り加えた二八蕎麦。
蕎麦の出汁は かます で取ったもの。少し香りが強く、佐渡では珍しいかも‥。
古代米に栗を入れたおこわを、塩むすびに。
集まったのは、稲作の認定農業者の方や、和牛を飼育されている方、乳牛を育てる方。
赤泊の演劇研究会、地域おこし協力隊 近所の人など。
入れ替わり立ち替わり賑やかな会となりました。
普段ではお会いできない、大勢の方々のお話を聞くことがきました。
毎年この会を主催して下さるのは、四月朔日さん(わたぬきと読みます)
四月一日あたりには綿の入った着物を脱ぐ頃、ということから。珍しい名字の代表格。
「 ばあさんが元気なうちは、この会を続けるよ」
おばあさんとお嫁さんが、この出会いの場を準備して下さって
いつも感謝して、参加させていただいています(*^_^*)
そして、一週間も経たない(11月29日)には、早めの忘年会を‥と、また、ご馳走の会へ (^_^)/
山菜の煮つけ・白菜の漬物・おでんなども
手作りの野菜の手料理は、あったかで美味いのです。
柿餅 柚子餅 と ワインにも合うように差し入れ\(^o^)/
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先月の初め、寒さにまだ慣れてなかったことや、ボランティアで出かけることが続きました。
夕ご飯は外食で、脂っこい食事が続いて‥。
痛た、痛ッツ !!
どちらを向いても、起きても、横になっても楽な姿勢がない‥(>_<)
お医者さまに駆け込むと、急性の胆嚢炎。
そういえば‥‥微熱がここ暫らく続いていた‥。
直ぐに入院。 炎症を収める治療のかいあって、5日の安静で回復できました。
食事の大切さと、体調管理を疎かにしていたことを思い知らされたできごとでした。
落ち着いた頃を見計らって、先輩が届けてくださったのが、スープ 2 種 。
ひとつめは、弱った胃腸にやさしい、よく煮込んだポタージュスープ。
人参 じゃが芋 さつま芋 かぼちゃ 小豆 玉葱 松の実を、ミキサーで細かく挽いて。
松の実が香ばしく、味のアクセントになっていて、野菜の甘みとかぼちゃの味も感じます。
「 豆乳で延ばしてね。」
もうひとつは、ゆっくり煮出した、コンソメのスープ。
天日で干した野菜が 13 種類も入っているそうです。
「味付けには梅干しを入れるといいわよ。少し物足りないでしょうが、ここから始めてみたら?」
作ったばかりで、まだ暖かいスープを届けてくださった先輩の思いを
ただただ感謝で頂きました。
食事のとり方を 180度 転換するくらいの気持ちが必要で、副食のとり過ぎも原因とか。
肝臓の過労をいたわり、過食を戒める生活にすること‥。
ちょっと疲れたからを口実に、甘いものをつまんでいたかも‥。 反省です。
先輩が届けてくださったように、
必要な時に、困っている人に直ぐ手助けしたり、励ますことが私にできるだろうか?
大切な情報を伝えることが、本当の見舞いとなることを体験しました。
そこで、漢方の考え方で生活の改善をしようと、胆石には“ ふのり ” が効くと知り取り寄せたり、
昔の人の知恵をかりて、自然の食品を正しく調理した食事法を気長に実践してみようと思っています。
効き目があるといいのだけれど‥‥。
痛い思いをしてみて、やさしい味のスープが体を温めてくれることを実感し、健康で暮らせることのありがたさも改めて知りました。
弱った体を心配して、作ってくださった癒しのスープで、心も体も温まりました。
あれを控えて、これを控えてという注意を受けて退院してきましたが、こうするといいよという道筋を教えていただき、不安が少し和らぎました。
「お大事に」と、説明をしたら直ぐにお帰りになってしまいました。
本当にありがとうございました。
嵐が吹き荒れた数日が続きました。
佐渡汽船の欠航によって、佐渡に来る人、佐渡から出られなかった人達が
予定変更を余儀なくされた日となりました。
金北山に初雪が積り、空は鈍色。
車のタイヤを冬仕様に換えたり、畑の野菜の収穫や冬囲いなど忙しいことに。
手入れが行き届き、冬支度のすんだお隣さんの畑。 我が家はいただくことばかり (*^_^*)
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土曜日と日曜日には、しままるしぇ で、いつもお客様をお迎えしておりますが
まるしぇ で 作品を提供して下さる仲間をご紹介 (^O^)
「 ガリモ 」 の制作ネームを持っている、磯野久美子さん。
布の作家だけでなく、野の花を微細な部分まで描き込み、やさしい色で表現される画家さんです。
12月からは、一か月の間、北越銀行の両津支店で
絵の作品がロビー展として、紹介されることになっています。
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「 竹炭村 」 の高橋さん。 佐渡の竹を焼き、作品展を開いたこともあります。
ご自宅には、竹の根元の太い炭から、瓢箪・パイナップル・松ぼっくりなど
形をそのまま楽しめる作品が、あちこちに置かれています。
炭を焼く時の煙を集め、竹酢液も無駄なく活用されています。
佐渡の竹は品質がいいことで知られ
日常に使われる「ざる」や、稲を干す「はざ木」などに利用されていましたが
今では竹林が放置され、竹やぶ状態となっているので‥
竹林の再生を願い、竹炭で囲炉裏の暖を取ったり、形を楽しむ炭焼きをしているそうです。
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源田ファームさん。
農薬や化学肥料を控えた野菜作りと、
金北山の伏流水を汲み上げた水で稲作をし、「 ときわ舞 」 のブランド名を持つ農家さん。
その他にも、野菜作りをされている高島農園さんや古玉さんも
時々ではありますが、しままるしぇ に来てくださいます。
熱心に取り組んでいる方を知っていただく所・・・
まるしぇ (市場) で、お客様と話を交わせる場になれるといいな。
佐渡の祭りの最後は、羽茂のうみゃあもん祭り。
毎年11月23日(勤労感謝の日)に、JA羽茂が主催しています。
おけさ柿の収穫がアラレやヒョウの被害が出る前に、今年は無事に終わりました。
うみゃあもん祭りは羽茂の主要な作物である
お米・おけさ柿・自然薯・ルレクチェの収穫を祝う祭り。
それぞれの生産組合ごとに産直市として、生産者と話をしたり品物を選んで買える日。
大崎自然薯生産組合
きび粉 こんにゃく 笹団子 干し柿
柿餅本舗はいつものように、柿餅や柚子餅、玄米を三時間焙じたお茶 ( 玄米珈琲 ) を
お客様に楽しんでいただけるよう、
食べていただいたり、飲み物サービスに徹して楽しく過ごす一日でした\(^o^)/
柿の品評会では、親戚の柿がアンポ干し柿の部門で優秀賞に選ばれました。
熱心な柿の農家でいろいろ教えていただく事が多く、柿餅本舗の柿もココのです (^u^)
その他にも 、青年部の搗きたて餅のサービスあり、キビ団子の汁粉サービスあり
子供たちは、バルーンアートで動物や花を作ってもらって、嬉しそう。
収穫祭は賑やかに、盛りあがってお祝いムードいっぱい。
羽茂の町の手づくりのお祭りでしたが、回を重ねて12 回目。
今では、島のあちこちから大勢の方が遊びに来て下さるようになっています。
柿餅本舗も、6 年連続で出店させていただきました。
雨ふりの朝、いよいよ晩秋。
農家では、冬支度の作業を次々とこなしています。
畑には玉葱を植え、ハサ木には大豆や刈り取った蕎麦を干す光景が見られます。
家庭の味の味噌を作り、豆腐、煮豆を作る大事な素材です。
新蕎麦を食べられるのはもうすぐ。
友達の家に顔を出したら、どうぞといただいたのがコレ (^O^)
季節の木の実を楽しめるのは、今だからこそ。
銀杏を拾って、洗って、干して‥焼くとヒスイ色。
手間をかけたご馳走です\(^o^)/
花梨のジャムはワインレッドで綺麗だし、柚子の豊かな香りのジャムを作るのも楽しみ。
また、夜が忙しくなってきました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。