風が止み、少し穏やか。 陽ざしが明るく感じられた日。

 

両津に住む、Gさんをお訪ねして来ました。

Gさんは、農薬を使用しない農業を20年以上前から実践されています。

4年前、私達が佐渡にUターンしてすぐにお目にかかりました。

今日は、無農薬で育てたお米を炒って作られた玄米茶と、同じように無農薬の野菜で育てた地鶏の卵を分けていただきました。

玄米茶 地鳥の卵

玄米茶  地鳥の卵

 

佐渡で先駆的に無農薬の米作りに取り組み、健康なお米を作るには≪除草剤を使わない≫ことを徹底しておられます。

数年前に、ご主人が腰を痛められて、この主義ある農業を続けられるかどうか‥の危機にみまわれた時があったそうです。

病虫の害から稲を守るためには、田んぼの草や畔の草刈りは欠かせない農作業。手間と根気を要し、腰を曲げての地味な仕事は強い意志がなければ続けられません。

 

止むを得ず≪薬≫を使うしかないのか‥‥。

 

「 変わりもん 」呼ばわりされてまで、これまで続けてきた努力を≪無≫にすることは出来ない、と奥様が守り通された≪無農薬の農業≫だそうです。

 

もう一つ、奥様との約束があるそうで‥‥。

 

「 80歳までは、一緒にしますが、その後は定年とさせてもらいますからね・・・と宣言されていてね。」

「 ・・・あと一年なんだ。」と、ご主人。

一番の理解者で、同じ志を持つ奥様との約束。 笑顔でした(*^_^*)

「 自分で作ったものを食べて、家族が健康で、幸せに暮らせるようにね。」

 

貴重な安心の玄米をストーブの上で、ゆっくり、ゆっくり炒って出来たのが、この黒い玄米茶。無農薬の米だからこその、貴重な玄米茶をいただきました。

水から入れて煮出したお茶は、滋養に富んだやさしい味です。

 

お米の一粒 粒々がきれい

お米の一粒 粒々がきれい

 

地鶏の卵

地鶏の卵

 

こんもりとした黄身、白身は弾力が強く、ちょっとやそっとでは混ざりません。

この卵でメレンゲを立てると、腰の強い生地の滑らかな最高のシホンケーキが作れます。

 

ケーキを焼くことがが、本当に楽しくなる卵。 我が家の、一番のご馳走です \(^o^)/

 

うっすらと雪が一面を覆っていましたが、窓に光が差し込むと、部屋は明るい朝になりました。

 

雪だるま

雪だるま

?雪が少し降っただけでも、身動きがしにくいこと。

そろりそろり、おそるおそる・・・運転しています。

 

柚子ローション

柚子ローション

 

そこで、雪の日の台所で柚子ローションを作ってみることにしました。

柚子の種を、35度のホワイトリカーに浸し一週間ほど待つだけで・・・・

爽やかな香りのローションが完成するそうです。

?種のまわりのヌルヌルには、保湿成分のペクチンが豊富に含まれているのだとか。

 

そして、次・・・、 柚子の絞り汁と皮で、ジャムを作ってみることに。

柚子ジャム

柚子ジャム

 

柚子の色は、グラニュー糖のほうが綺麗に仕上がるようですが、

今回使った甜菜糖は、穏やかな味になるように感じました。

丁寧にアクをすくい取り、美味しいジャムが完成。

 

台所中に柚子が香り、楽しい時間でした。

明日は、大寒。

本当の雪と寒さはこれから (^u^)

 

☆。。。。。。☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆。。。。。。。☆

 

一週間後 ボトルに2本

一週間後 ボトルに2本

一週間後には、サラリとしたローションが出来上がりました。

 

足の踵や膝、腕の肘などにたっぷりすり込んでみると、シットリだけれどベタつかない、心地よいローションです。

とっても、いいなぁ(*^_^*)  腕や足に、惜しげなく使ってみます。

 

正月休みをゆっくり過ごし、シナシナと ( 方言で;ゆっくりの意 ) 仕事を始めました。

 

6日  仕事始め  今年もおいしい 柿餅 を作ります (^。^)

10日、11日  やまごの蕎麦 と 鏡開きのぜんざい ?黒豆 赤飯 をセットで。

やまご 蕎麦セット

やまご 蕎麦セット

 

12日  伯母さんの干し柿の納屋へ 1/2 のサイズ位まで乾いてきました。

きれいな 干し柿 

きれいな 干し柿に熟成中

?美味しい干し柿を作るには、寒さと乾燥は大切な条件です。

 

いよいよ寒さが厳しくなってきましたので、きっと順調な仕上がりになってくれるはず。

室温は5℃。 日の出の時間は6:59。  起き出すのが億劫になる季節です。

 

家の前には、面白い ナニコレ の白いドット模様が一面に

不思議な ドット 模様

不思議な ドット 模様

一面の白

一面 白い水玉

季節が移るたびに、表情が変わる面白さ

 

昼過ぎには近くの神社から、ポン、ポンと竹の爆ぜる音が聞こえてきました

総社神社 境内で どんど焼き

総社神社 境内で とうどうや

 

総社神社の境内に、集落の人が次々と。

正月のしめ縄や門松飾りなどを持ち寄って、竹と藁で焼きます。お餅や昆布やするめイカを焼き食べると、今年の無病息災と家内安全が叶うとされています。

昔は正月明けの15日の夕方から行われていた行事のように覚えていますが、今は、日曜日や成人の日の昼間に行われるようになった所が多くなったそうです。

 

2014年もゆるりと始動しました。

あせらずに、しなしな、ゆっくりと動き始めようと思います。

どうぞ、今年もよろしくお願いたします(^-^)

 

 

新年、おめでとうございます。

今年も佐渡の柿餅をよろしくお願いいたします。

 

夜半から地響きをたて雷が鳴り響き、地面と屋根を強い雨が叩く、賑やかな幕開け。

2014年、元旦の朝となりました。

   穏やかに、健やかに暮らすことができますように・・・。

   そして、柿餅屋さんも繁盛して、めでたい一年を過ごせますように・・・。

欲張っています (^O^)

総社神社

総社神社

家族で近所の総社神社に、参拝。

都会の初詣と違って、参拝に列をなすこともない静かな境内。

総社神社 初詣

総社神社に 初詣

家族が揃って正月を迎えられることは、年を重ねる毎に貴重な時間となっています。

心の中の誓いと願いを、神様に祈ります。

??鈴を鳴らし ・ ?二礼 ・ 二拍手 ・ 一礼 ・ アン。

 

昆布で出汁をとり、鶏肉と三つ葉、大根、人参、かまぼこでお雑煮。正月を祝いました。

素朴な家庭の味の、黒豆と昆布巻きと紅白なます

地元のお酒で、乾杯?? (^_^)v

 

それからは例年どうり、サッカー天皇杯をテレビ観戦。

家族で過ごす時間の為に、岡山と千葉から佐渡に来てくれて、ありがとう(*^_^*)

ゆっくり話ができました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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