大雨と嵐の三日間でした。
昼からは、新そばの会にお呼ばれ(^u^)してきました。
蕎麦打ち台の横には電動の石臼が置かれ、キメの細かいそば粉が挽かれます。
かますの出汁と濃い目の醤油味で、新蕎麦をいただきました。
農家では、米やおけさ柿、蕎麦などの収穫を終えて、やっと一息。
近隣の農家の皆さんと一緒に、新蕎麦、ぜんまいの煮物、牛すじとおでん、カヤの実、栗入り黒米のおむすび、切干大根、煮豆、たくわんなど漬けもの各種 ・・・ を美味しくいただきました。
自家製の新鮮野菜で、全部がおばあさんと奥さんの手作りのお料理。
時間をかけた自給自足の生活。飾りのない素朴なお皿の数々は、ホッとする穏やかなお味。
大きな納屋で、床に座ってワイワイ。 賑やかに (^O^)??? ご馳走さまでした。
昨夜から、大嵐。
雷とアラレ、大風、激しい雨。
海では波浪注意報が出され、昼以降のジェットフォイルは欠航となりました。
この季節、佐渡は信じられないくらいの大荒れになります・・・台風でもないのに。
佐渡汽船さんよりご注文いただいた、干し柿を納品に両津港へ。
?いつもと変わらない両津港の風景ですが、人の通りが少ない日でした。
夕方のスーパーに寄ってみても、お客はパラパラ。
今夜はどこのお宅でも、家に有るモノで夕食を済ます事にしたのかな… 。
今も、雨が窓を叩き、あられが音を立て、稲光と雷鳴が押し寄せています。
午後から急に寒さが、迫ってきました。
アラレ混じりの冷たい雨。
昼の船で、久しぶりに 友 遠方より来たる (^_^)/
佐渡での仕事の合間に、柿餅本舗の加工所と、やまごの店を訪ねて下さいました。
そこで、お昼ご飯を一緒にと … 準備した、特製やまご蕎麦。
ご馳走のメインは、釣りが趣味のやまごの主人の、さよりの天ぷら、鯵のタタキ。
そして・・・腕によりをかけた手打ち蕎麦の打ちたてを、味わっていただきました。
「 初めて訪ねた家なのに、我が家に帰ったような雰囲気ですね。」
うれしい言葉 (^_^)v
精力的な仕事ぶりの友人が、ここでの一服で、午後がアンバイよく進みますように。
今日は、公私ともに慌ただしい一日でした。
ようやく、最後の仕事である荷物の配送を終えた頃? ・・・・
「 仕事は片付いたかや?」
「 よかったら、晩に家に来んかや。」
佐渡に移住して以来、何かとお世話になっている方から、お誘いの電話がありました。
何やら、イイことの有りそうな予感? (^O^)
?なんと、ご馳走が (^u^)
50㎝を越える大きなシマ鯛。このサイズは珍しい大物。
佐渡の魚に魅せられて、39年も釣りに通っている友人の釣果とか。
旨いお酒で、のんびりムードのおじさん達。
やわらかいカブと葱、しま鯛のアラ。奥様が、熱々のお吸い物を作って下さいました。
次々とお料理が並び、お酒飲みのおじさん達はご機嫌な夜。
シコシコとした旨さの鯛は、身の美しさも魅力で、今まで食べた刺身の中でも別格の味。
しま鯛は、さざえ・蟹などを食べる美食家とか。 バリバリと音をたてて、ささえの殻などを噛み砕く強い歯の持ち主だそうです。
しま鯛の餌として用意したと言うさざえの残りで、炊いたさざえご飯の美味しいこと !!
貴重な大物の鯛を肴に、呑んで笑って、秋の夜長がアッと思う間に過ぎてしまいました。
寒い、寒い。 初霜と初雪。
柿もぎの最終日は、アラレが混じる冷たい雨でした。
生柿の出荷の最終期日も迫り、雨降りのなか、柿もぎを終了。
一年の柿作りが、無事に区切りを迎えられました。
さっそく、親戚や友人の皆さんへ、佐渡からのプレゼントを荷造り。
10日間ほど待つと渋が抜け、味わっていただけるようになるはず。
待つ時間も佐渡との繋がりを感じていただけるよう、渋抜き完了の数日前に発送しました。
「 届いたよ・・・」「美味しかったよ・・・」の声が聞けるのを、楽しみにしています。
朝から強い雨。次第に風も強くなりました。
佐渡汽船が欠航となる大あらしもなんのその・・・。
午後からは、羽茂・しめばり山荘へ。
両津に住む、市橋さんご夫妻の作品展と、山の御馳走を楽しむ会に大勢が集まりました。
?奥様は小原流のお仲間と、野の花の “ 投げ入れ ” の作品展
投げ入れとは、風になびく花や枝ぶりを、そのままに活ける…
少し乱暴に聞こえますが、自然のままに…との意味だそうです
ご主人の市橋輝之さんは版画の作品展を
ご本人の了解を得て、写真を撮らせていただきましたが、迫力や色を重ねた版画の
本質を伝えられる筈もなくて…。
後日、四分一ギャラリーに於いて、改めて作品展を開催される予定です。
ゆっくり観賞いただけますよう …?。 他の作品はその時に 。
お楽しみは、山の御馳走
松茸の炊き込みご飯 手作りこんにゃくに酢味噌 栗入り玄米餅に黒ごま
あわび・さざえの刺身 山のなめこ汁 囲炉裏で鮎の塩焼き むかごのご飯 そして柿餅
持ち寄り料理で、豪華な昼食会となりました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。