佐渡はまだ、梅雨あけになっていません。
他の地域では異常気温、熱中症で入院‥など、ニュースで連日伝えられており心配しています。
地場の野菜売り場には、きれいな紫蘇が揃ったので、梅干しの梅酢に合わせました。
塩で揉み、灰汁を3回絞りました。
暑さの厳しい時に、氷と炭酸で割って、色とさわやかな香りを楽しむ一杯に。
煮つめて、グラニュー糖とクエン酸を加えます。いつもの事ながら、サ~と発色することに驚きます。
1Kgの杏は白ワインと煮てソースに。1Kgは、杏の種を煮詰める時に一緒に入れ、香りを引き出すことに。
レシピ検索のクックパッドを参考に、作ってみました (^v^)
レシピ検索は沢山の知恵が集まっていて、いつも助かります。
出来上がりの味を想像し、簡単そうで、自分の好みに近いものを選んでいます。
頂きもののトマトで、皮と種を抜きピューレを作りました。冷凍ストックを完了。
夜は煮詰めて、煮詰めての作業が楽しい時間 \(^o^)/
14日の日曜日、第2回 南佐渡芸能サミットが、羽茂で開かれました。
小木、羽茂、赤泊の3つの町が合同で伝統芸能を披露する会です。
珍しい芸能が次々と登場し、お祭りの賑やかさがあふれ、会場はなごやかムードに。
やっとこせ~と、合いの手を入れながらの労働歌。
一年の農作業を丁寧に紹介しながら、田起こし、田植え、草取り、稲刈り、脱穀。
そして、俵を積んだ周りで、みんなで収穫の喜びを高らかに唄いあげました。
会場のお年寄りからは、「 なつかしいのぅ。てえすかったもんだ 。」( 昔は、労働が厳しくて、辛かったものだ ) の意?。
「 つぶろさし 」 は、おおらかに、立派なモノを振り回し、子孫繁栄を願う、とてもユーモラスな踊り。
御神酒をいただき、お面を付けていないと‥‥ 、素面では、トテモ出来ない芸だそうです。
春駒・・・みんなの幸せを呼び込むめでたい言葉や、健康を願う言葉を方言で楽しく、いななく馬の頭と太鼓で賑やかに。
そして、御番所太鼓・・・太鼓の音の厚みが、心地よいリズムでドンドンと、聞く観客にぶつかってきます。
羽茂大崎の「ちょぼくり」は、まな板の演台を、囲炉裏の火箸で叩きながらリズムを取り、面白おかしくトントン・・・。
「古語で、意味がよくわからないところもありますが、伝えられたままに、語っています。」(‥とは、語りの御前さん )
動きは軽やか。80+ン歳。
湯のみ茶碗に小銭を入れ、手ぬぐいで包み、調子を取りながらの舞いです。
南佐渡の地区ごとに伝えられてきた、伝統芸能の小獅子舞。
身近なところに、初めて観る芸能がこんなにあったなんて !!
佐渡の芸能は、佐渡おけさや相川音頭だけではないぞ・・・と言わんばかりに・・・。
つぶろさし、ちょぼくり、春駒、小獅子舞は、お隣の地区なのに全く別の演芸でした。両方を見られるのも、この会の楽しさです。
演ずる人は陽気に舞台に立ち、観客も知り合いが大勢の気楽な会。昼ごはんを挟んで、まる一日。 豊かな芸能の数々でした。
来年は、会場を赤泊に移して、公演を予定しているそうです。
佐渡の大切な文化資源を、色々な場面で、色々な方々に観賞していただき、もっと注目してもらえたらいいな (^O^)
佐渡には神社がたくさん、お地蔵さまや道祖神もたくさん身近にあります。
小さな石を彫ったお地蔵さまが多いのですが、どのお地蔵さまにもお花が供えられ、周りの掃除も行き届いたところが多い。
つつましいお地蔵さまは、子どもや家族の健康を願い、祈りのよすがとして大切に守られているようです。
いつ、どなたが手入れをされているのか‥見かけしたことはないのですがいつもきれい。
子どもの頃から、家のご仏壇に手を合わせ、登校途中の神社に手を合わせ、道端の道祖神に見守られてきました。
「 子どもを守ってくれるんだよ 」と、祖母さんに教えられた・・・・ことを思いだします。
パワースポットに囲まれた、佐渡の暮らし (^_^)/? です。
特別な宗教には関係ない、お地蔵様が地域の一角で大切にされていることに、なぜか気持ちがおだやかに。
今日も無事に過ごせました。ありがとうございました。
梅雨が続いています。
今年も、天の川をはさんでの、織り姫と彦星の七夕デートは叶いませんでした。
そして今、柿の実は、可愛い形をして成長中。
太陽と雨を受け、しっかりとした葉っぱに守られています。
柿畑の多くは、風のよく通る傾斜地にあり、地面の雑草は刈り取られ手入れが行き届いています。 いつもこの風景を見るたびに、佐渡は美しく豊かだな~と思います。
どこの畑にも軽トラが停めてあり、農家の方が作業されているのが見えます。
ひと枝ごとに、目配りをして、少なくても2回以上は摘果 ( 良い柿の実を育てる為に、間引く ) 作業をするそうです。
人を育てるのも、果実を育てるのも、自然と時間と丁寧な見守り。
ゆっくりでいいから、元気に育って (^O^)
7月1日、東京へ。
秋葉原の山崎製パン本社を、佐渡市長はじめ、JA羽茂の責任者・柿農家の代表者が表敬訪問しました。
佐渡の柿餅本舗も、山崎製パンと地元羽茂の柿農家を繋いだということで、今回のメンバーに入れていただきました。
地方の農産物と消費者を「食」を通してインターネットで結ぶ、( 株 )ぐるなびの方々のサポートをいただき、おけさ柿ジャムのランチパックが発売されたのは、昨年の12月。( 佐渡では先行発売されました )
詳しくは、“ ぐるたび ” さんのサイトから‥‥
http://gurutabi.gnavi.co.jp/special/news/lunchpack.html
ランチパックの発売は、単に、佐渡の食材をランチパックに使っていただいた、という側面だけでなく、佐渡の食材を、島外の大手企業が地産地消の意義を理解して積極活用していただいた、という点に大きな意義があるように思います。
さらに、「ランチパック 佐渡おけさ柿ジャム&ホイップ」の販売1個につき1円が「 トキの森クレジット 」 の収益金となり、トキの森プロジェクトを通して、朱鷺の野生復帰に向けた佐渡の森林整備に活用されることです。
柿の収穫の始まった昨年10月、山崎製パン長尾執行役員本部長・新潟工場長・ソントン食品責任者の方々が、おけさ柿の実態把握のために佐渡に来られたおり、わが柿餅本舗にもお出で下さいました。
山崎製パンさんのお話では、この秋ぐちにも、ランチパック “ おけさ柿ジャム&ホイップ ” の発売を予定しているとのこと。
味の面での研究を重ねて、もっともっと美味しくしたいと意気込んでいらっしゃいました。
この秋の楽しみが、またひとつ増えました ? (^。^)
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?追記 新潟日報 7月4日付け紙面 地方版にて
ランチパックシリーズ おけさ柿パンの再登板へ の記事が掲載されました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。