佐渡へ、佐渡へ、と草木もなびく~~。
遠足で、佐渡を訪れる小学校が増えてきています。
6月22日 ・ 23日、一泊二日の民泊の手伝いをしました。
昔の学校遠足は、ガイドさんの説明を聞きながら観光地を巡ったり、博物館で古~い土器を眺めたりしたものでしたが…
今は、準備に時間をかけた体験型を取り入れている、学校が多いのだそうです。
コーディネートするのは、真野・潮津の里に事務局を置く、農山魚村体験プロジェクト。
数人ずつが佐渡の各地域に分かれて、個人の家に宿泊体験するもの。
受け入れ家庭では、子ども達を迎える準備として、何度も事前の勉強会に参加しました。
佐渡だから体験できる、遊び、食、文化に触れて欲しいと、盛りだくさんのメニューが用意されています。
その1 自分で作って、夕食に食べる。 伝統食の太巻きすしを作りました。
その2 畑で収穫した野菜で、メニューを考える。? ( きゅうり・なす・玉葱・じゃが芋 を収穫 )
その3 ニワトリのコッコちゃんの、産みたて卵を捕る。
太巻きすしは、お祝やお祭りの時には欠かせない、佐渡の伝統食。
とても上手に巻けて、来栄えはGOODでした。盛り付けも個性的
その4 佐渡の伝統文化にふれ、体験する。
佐渡の文弥人形は、国の重要無形民俗文化財に指定されている、伝統芸能。
実際に人形を持ち、頭 ( かしら ) を動かしたり、たくさんの人形や衣装を見せてもらいました。今は馴染みのない文弥人形でも、いつの日にか、それって知ってる…思い出してくれる日がきてくれたらいいな。
その5 賑やかに、お風呂タイム。四人が一緒に入浴し、まるで銭湯状態。
友達と楽しそうな声が響いてきました。初めてのお泊り遠足で、緊張しているはずの子ども達。お風呂は、リラックスできる時間になったようです ?(^_^)
翌朝は、前日に収穫した玉葱・じゃが芋を入れてカレー作り。きゅうりと産みたて卵は茹でて、サラダに添えました。
お別れの前には、子ども達の一人ひとりから、民泊での感想とお礼の言葉があり、手紙と折り紙まで用意してくれて 。 忙しかったろうに 、ありがとう (^_^)
事前の準備を充分して、佐渡に来てくれた子ども達。
潮津の里に送り届けて、民泊受け入れ体験は、無事に終了となりました。
民泊先では、家庭ごとに体験の内容を工夫し、自然の中で動物と触れ合ったり、植物の名前をたくさん覚えたり、おこし型作り体験をしたり。
午後には、陶芸・裂き織り・蕎麦打ち・釣り・団扇作りなどのコースに分かれ、まだ、体験学習が続きます。
翌日には、佐渡ならではの砂金採り、たらい船に乗って…。
さぞや密度の濃い二日間となったことでしょう。
初めてのために、不慣れな田舎体験のサポートとなりましたが、佐渡での時間が、新鮮な経験と、思い出になってくれたら嬉しい??\(^o^)/ です。
春さきに植えた野菜が、お店に並び始めました。
野菜売り場の壁には商品の紹介や、保存の仕方、調理のポイントをアドバイス。
なごみのイラスト付きで、解りやすいのが好評です。
地場の朝取れ野菜を並べた小さなコーナーが、JA佐渡・真野横に設けられて2年。
つやつや肌の完熟トマトや、ずっしり・しっかり充実の根菜たち。
スーパーの野菜売り場のように、いつでもバランスよく品揃え、とはならないのですが、地元の生産者の名前付き野菜たちは、新鮮そのものなのが魅力 \(^o^)/
花の苗や季節ごとの野菜苗なども、豊富なのもうれしい売り場です。
お店の名前は「 菜菜きて屋 」
佐渡の方言で、「再々、来てや」… ( 何度でも、せーせい来て下さいね )
地産地消 ( 商 ) とか、難しいことはさておき、地元のものを買い支えることが出来ればと思い、先ずココに寄り、足りないものをスーパーで買い足すようにしています。
今、この売り場に揃っていないのは、葉物野菜。 「早く、出てこいや~」
ちなみに…このイラストを描いているのはどんな方?、とお聞きしていたら、奥の事務所から人が現れて…。
イラストによく似た笑顔の、大きなクマさんみたいな好青年でした \(^o^)/
今年も、梅干しと梅酒を仕込む季節となりました。
きれいな梅に出会えた時が、漬け時。
梅酒は、1㎏の梅と1㎏の氷砂糖、基本量で仕込みました。
イケるクチの人には、甘いらしいのですが、夏バテぎみの時などに冷やして飲めば、疲れを忘れ「ぁぁ美味い!! 」
梅干しは、赤い紫蘇が出回るまで待って漬けこみ、土用干しに。
梅酒は、時々瓶を廻して氷砂糖が溶けるのを待ちます。それを押し入れに保存。そして、一年前に仕込んだ梅酒を出して、飲み始めます (^。^)
ニュースでは、台風四号の接近により、西日本に災害を起こしていることを伝えています。
佐渡は梅雨らしい雨に恵まれず、畑にもう少し雨が欲しい日が続いています。
天気に喜び、天気に泣かされる農業ですが、どこの地方にも程よく降ってくれたら…と、願うばかり。
昨年、佐渡を旅行中の方を、近くの能舞台やお寺をご案内したご縁で、手紙の交換が始まりました。
その方は三重県で、ご自分が育て収穫した豆からお茶を作って、楽しんでいらっしゃるそうで、その種を送って下さいました。
気温が20度を過えたら、種を蒔くように…と、丁寧な説明付きのお手紙が添えられていました。
春先の気温がなかなか上がらず、待ちに待ってようやく 5 / 26 に種蒔き (^O^)
かわいい、はぶ茶の種も同封されていました。煎じると、コーヒーに似た香り。
所変われば、育てる作物も違って、どちらも佐渡ではあまり見かけない珍しいもの。
大きななた豆の双葉は、手の平くらいの広さがあります。
“ ジャックと豆の木 ” のモデルとなった豆、と言われるだけあってスクスク育ったら、さぞや… 期待をもたせてくれる姿です。
大きく伸びて西日の強い窓の、グリーンカーテンになってくれたらいいな 。
秋に収穫できたら、いよいよ “ なた豆茶 ” の作り方を伝授いただける予定。その時まで無事に育てよ、ジャックの豆。
期待を込めて、毎日の成長ぶりを眺めています (^。^)y-.。o○
6月に入り、世の中はお中元シーズンに突入した、とか・・。
我が佐渡の柿餅本舗は、初めてデパートの催事に参加することになりました。
会場は、新潟・古町、新潟三越7階催事場。
お中元売り場の隣に設けられた、佐渡の名産品を集めた、特設の「佐渡フェア」会場。
6月4日から9日まで、実に6日間にわたる長丁場でありました。
ということで、勝手に期待したほどではありませんでしたが、沢山のお客様、特に、柿もちを全くご存じない方々とお話できたことは、最大の収穫でありました。
初めて試食いただいた方に、「おいしいね」と、言っていただく喜び? (^_^)/
プラスカードの書き方、ディスプレー方法、ポップの表現方法など、何をどうしたらよいのか不慣れなまま、実践に臨みました。
そんなこんなで、佐渡フェアに出店の先輩の皆様に、販売の “ イロハ ” を教えていただくやら助けていただくやら、初めてのデパートの催事場デビューを無事終了? (^。^)
貴重な出会いをたくさん 、いただきました。\(^o^)/
お声をかけていただきました皆さま、本当にありがとうございます。
余談ですが、デパートでは、いつも現在形で挨拶をするのだそうです。?
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。