おふくろの味…。
それぞれの人が大切にしている味は、なんでしょうか?
手製のお漬物、煮もの、味噌汁‥など。 食卓に並んだ料理には、たくさんの思い出が。
福井生まれの夫の好物は、古漬けになった沢庵を塩抜きし、ゴマ油できんぴら風に炒め、味付けしたもの。 複雑な旨みとクセが、真似のできないなつかしい “ お袋の味 ” 。
この “ たくわんの煮たの ” は、春先、たくわんのシーズンが終わりを告げる頃に、決まって食べたくなるもの。
これだけで、何杯でも、何杯でもご飯をいただくことができるとか。
実は・・・この?“ たくわんの煮たの ”を食べたくて、毎年、たくわん漬をリクエストされます。 福井では、デパ地下の惣菜売り場にも並ぶ “ たくわんの煮たの ” は、季節の定番の味です。
義母の作ってくれた味を再現したくて、毎年TRY してみますが、似ているようでいて少し違うのです。
少しだけ違うところが余計に、あぁ、モドカシイ ?(~_~;)
今、GWに帰省する多くの人は、なつかしい普通の食事…故郷の季節の味、思い出の味を期待されているのではないかな~。
私の母は87歳になり、今は料理を作らなくなりました。
母の十八番の、あつあつ茶碗蒸しがもう一度食べられたらな~と、思う時があります。
できるなら、美味しいものを食べ、見たい景色を観て、会いたい人に会って話をし、故郷で元気を補充できると、いいね。 (^。^)y-.。o○
柿の枝先に、新芽がつき始めました。いよいよ、おけさ柿の1年が始まります。
私たちの加工所の近くに300年以上咲き続ける、法乗坊の種まき桜・・・今年は低温が続いたせいか、桜の花が長くもちました。
法乗坊の種蒔き桜はそろそろ見納め。
GWの穏やかな休日。 羽茂大崎から山へ山へと登っていくと、絞張山荘では、餅つきと山桜を観る会が催されていました。
無名の山桜に「弾正桜」と名付けた途端、花の色が濃く元気になったともっぱらの評判。
佐渡の酒と、よもぎ餅、山菜、柿餅などをいただきながらの、佐渡の山奥の観桜会でありました。
一週間前に蒔いた、種もみの様子を覘いてみると…。
すくすく、揃って伸び始めていました。
とんがった葉先に小さな水玉をつけて、育ってきました (^O^)/
将来有望な、期待を背負った、稲の苗。 きれいだな~ (^。^)
でも…
寒さをしのぐ為に入れられた、ストーブ。
山あい地区では、まだ冷え込む夜もあります。
田植えの予定は、5月の半ば頃。 まだまだ、目が離せません。
肌寒くはありますが、無風の一日。
今日は、絶好の花見日和となりました。子供と 家族連れ、お年寄りも車イスで花の下をゆっくり散歩。どうして桜は人の心を、幸せな感じにさせてくれるのでしょう。
白い雲のように、あそこにも、こちらにも咲いているのが見えました。
羽茂・大崎のシンボル、法乗坊の種蒔き桜は八分咲きくらい。 カメラを構える方も多い、人気のスポットです。
また来年、きれいな花を咲かせて下さいな。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。