柿餅本舗の加工所である、蕎麦どころ “ ちょぼくり ” では、いま備前焼の皿・花瓶、花の写真などが展示されています。
お客様には展示物を手に取ったりしながら、蕎麦が茹であがるまでゆっくりと、時間を過ごしていただいています。
備前焼きの お皿 らく茶碗 だんじりの山車
花 はな 写真集
80歳のお婆さんからの プレゼント
読み聞かせのお話 色どりの糸
今の時期は、27年前に旅行に来た事が縁で、大阪から佐渡へ通っていらっしゃる、木田さんの作品が紹介されています。
木田さんは、佐渡で手仕事を体験してみたり、独自の文化を見たり、知るにつけ、飽きない奥深い佐渡を見つけられたのでしょうか。
佐渡の魅力‥・裂き織り・文弥人形・陶芸・わら細工・むかし話の世界・食文化の違いなど、木田さんの好奇心はますます深まっていくようです。
友達を大勢つくり、民芸にもとても詳しくなって、佐渡に通うのが楽しいとか (^O^)/
そして、関西をはじめ、木田さんが体験した文化をたくさん紹介して下さっています。
いろいろ違うから、面白い。
ちょぼくりの店内は、定期的に入れ替えながら、多くの作家にギャラリーとして利用されています。時にはライブなども。
ゴールデンウィークの後半は、曇りと雨が続きました。
今日は鼓童佐渡特別公演 -春- の千秋楽。
羽茂の仕事場から会場である、宿根木に出かけました。開演は15時。
まず、昼食を、茶房「やました」で。 「 やました」 は、スパゲッテイが美味しいと評判のお店。
やました の店内、泉椿魚の書画がいっぱい
たらい舟 うるし塗りの朱が美しいテーブル
美味しいスパとコーヒー、心のこもったスイーツをいただいていると、3人の麗しき女性たちと相席に・・・・。
ハワイ と カルホルニア からのお客様
3週間の予定で来日。鼓童を見に佐渡に来たのだという。
つたない英語で泉椿魚のことや書画のことなどを通訳しながら、ゆっくりと時が過ぎゆきます。
鼓童公演の宿根木公会堂
特別公演は、約1時間とコンパクト。
藤本吉利さんと鬼澤綾子さんの大太鼓、藤本容子さんの歌、山口幹文さんの笛、小島千絵子さんの踊りに加えて、鼓童研修生2年生による太鼓の演奏が加わりました。
特別公演の会場、宿根木公会堂は、元は芝居小屋だった由緒ある小さな舞台。
太鼓に真摯に向かい、闘い続けてきた “ 鼓童 ” の前身、「佐渡の國鬼太鼓座」の創立期からのメンバーによる、熱気あふれる公演でした。
踏み込む足で床はきしみ、窓ガラスはビリビリと鳴り、荒い息づかいが聞こえてくる、小さなステージならではの近さ。マイクを通さない、生の音の魅力。
叩いた太鼓の振動が音の波となって、聞く人にぶつかってきます。
太鼓を叩くバチの動きも、きれいなリズムで弧を描き美しいのです。
鼓童の幹部の皆さんの熱闘公演を、身近に見る事ができるのは佐渡に住む幸せです (^O^)
3人のアメリカからのお客様も、大いに満足された様子でした (^O^)/
千秋楽のフィナーレ
研修生によるお見送り
宿根木集落は、町並みが保存され、散策も楽しい地区。
町のシンボル 三角家
宿根木のシンボル、三角家が4月から公開されていますので、ゆっくり過ごすのも楽しいですよ。
木々の芽吹きが、日ごとに勢いを増しています。
毎日見る景色が、新緑でドンドンおおわれていきます。
畑には去年暮れには枯れてしまったかにみえた、アスパラガスがスクスク・ズンズン伸び始め、我が家のサラダの主役になっています。
柿畑 柿若葉
すもも
タラの芽
ねぎ坊主
柿若葉と言う言葉があるそうですが、枝ごとに艶やかな葉っぱをつけて。
柿畑は今、新鮮な美しさに溢れています。
春の楽しみ、花見の次は、山菜採り。
毎年、姉に連れられて山に入ります。
陽だまりの斜面にニョキニョキと、ふっくらとしたワラビ。
「今が採り頃だよ。」 と、電話を貰ってから3日ほど時間が作れずにいたら‥‥
わらび わらび
少し ホウケ 始めているものも‥。 でも、まだまだ柔らか。
たくさん 採れました
早速、クヌギ・ナラの灰で、あく抜き。
冬の間にストーブを燃やしていた方から、アクを分けて頂きました。昔ながらのやりかたは、きれいに、柔らかくアク抜きができるそうです。田舎でも貴重品となりました。
灰汁抜き
次に、東京暮らしの叔父や叔母、親戚、友人に。
検査結果を添えて
大丈夫とは思いながらも、少し心配していた放射能の結果が、5/2 に安全を確認できました。
安心してプレゼントできます。
春の山菜は、それぞれのほろ苦が魅力。
佐渡の名産?まだかな? 我が “ 佐渡の柿餅揚げ ”と、ウド・コシアブラも添えて箱詰め。
佐渡の春、山の幸セットを、楽しんでいただけると嬉しいな (^O^) (^O^)/
五月。 まぶしくて、さわやかな、暖かい陽ざしが降り注いでいます。
GW中で帰省されている方や、スタートしたばかりの新社会人にとっては丁度いい中休み。
佐渡中が賑わっています。
五月の光に、芽吹いたばかりの木々の新芽がきれ~い (^。^) (^O^)/
地元の住人たちは、お客様の接待に心を込めて準備したり、
畑に野菜の植え付けや、田植えの準備の代かきに忙しい毎日です。
大蓮寺 新緑と芽吹きの庭
椿 と 六地蔵さま
摩涯仏
五百羅漢 と 天井の竜
羽茂・大蓮寺は、地元の人には親しいお寺ですが、一般にはまだよく知られていないかも‥
禅寺らしいスッキリとした佇まいです。
天井に描かれた龍は、満月の夜になると、側を流れる羽茂川に水を飲みに現れたのだとか。
村人を怖がらせた為に、目に釘を打たれ、今はおとなしく天井に納まっているそうです。
参道には、ご住職の好きな椿の木を320種も植樹されたのだとか。
まだ若木が多いですが、名前を見て歩くだけでも楽しかったです。
水芭蕉の葉 と アマガエル
清楚な白 裏山一面に広がって
花の名前を知らなくて‥。 水芭蕉も静かにいく株か咲いて。純白とはこの色を言うのかな?
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。