昨年の晩秋から長い間、畑の主の如くに場所を占めていた、玉ねぎの収穫をしました。
小ぶりなれど 立派な玉ねぎ
その他にも、畑には小さな花が咲いています。
すいか しましま模様
きゅうり 小さなとげとげ
キュウイ まん丸
プチトマト
夏野菜が育ち、収穫できるのはもうすぐ。
楽しみ (^O^)/ (^-^)
梅雨入りした佐渡に、静かな雨。
柿の木に、たくさんの花が咲いています。
柿の花 きれいな四角いクリーム色
梅雨の水滴
畑は、若葉が繁って緑が光り、色深くなってきました。
若葉茂れる
柿畑では、摘蕾(てきらい)作業が続きます。充実した実を育てる為に、つぼみを間引きます。
上を向いての作業ですので手元だけでなく、足元にも注意が欠かせません。
続いて摘果(てっか)作業となります。小さな実になった柿をもう一度畑を見回り、間引きます。
下草の刈り取りも大切な仕事。
お米がとれるまでに、八十八の作業があると言われていますが、柿も次々手がかかります。
綺麗に人の手で整備された畑は、豊かで美しい風景です。
今年もおいしいおけさ柿がたくさん実りますように・・・・・・・。
まちぐるみで地域活性化に取り組む活動が、佐渡で動き始めています。
6月14日、インターネットを活用して日本各地の食と食文化を応援している“ ぐるたび ”のサポートのもと、ふるさと応援料理教室in佐渡が開催されました。
この日講師を勤めてくれたのは、老舗洋食店 “ 日本橋たいめいけん ” 三代目茂出木シェフ。
メモをとりながら
一般参加の主婦の注目の中、ふわふわオムライスの作り方を教えていただきました。
たいめいけんレシピ オムライス ソイのながもいりソース
佐渡のバター、生クリーム、トマト、ナガモなどの海草でソースを作ります。
塩、胡椒したソイを皮目からよく焼き、ソースを添えました。
調理する楽しみと、味見の楽しみ。家庭にもどって、家族に食べてもらうことも楽しみです。
たいめいけんの定番の味 コールスロー
メインの料理に添えられるコールスローですが、丁寧に作ることが大切。
何度も味見を繰り返し、味を決める。 この味も含めて “ 店の定番の味 ” なのだそうです。
マコガレイの洋風煮付け 干し柿の前菜
おけさ柿を使っての前菜は、小さい器の中に美味さぎっしり、味の組み合わせが楽しい一品。
‥ 干し柿とマスカルポーネ海の幸の競演コンソメジュレと共に ‥
干し柿とマスカルポーネ海の幸の競演 コンソメジュレと共に
干し柿を熱湯につけてやわらかくし、内側の柔らかい部分を取り出し、細かくたたきます。
ラム酒を少し煮詰めアルコールを飛ばし、干し柿と混ぜ合わせます。
マスカルポーネはボールに移し、生クリームを5,6分立てにし、その中に入れておきます。塩少々を加え、ホイッパーで10分だてにしておきます。
細かくたたいた干し柿、マスカルポーネを袋に入れ絞る。ウニ、コンソメジュレの順に器に入れる。干し柿のへたをのせ、細かく切った小口ねぎをちらして完成。
ソイの香草パン粉焼き
色どり豊かな野菜を準備
料理の基本となる、フォンドボー、デミグラスソースなどは、家庭では缶詰など利用してOK。
色どりや食感、香りなどの演出も紹介して下さいました。
少人数でしたので、ソースや素材を途中で味見させてもらいながら、フライパンの使い方などアドバイスしてもらいながらの実践的な教室でした。
佐渡の食材を使ったふるさと応援料理教室、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
もっと大勢の人が参加して、佐渡の食のレパートーリーが広がるといいですね。
大切なお客様を、2泊3日の佐渡旅行にご案内しました。
1日目、ジェットフォイルで昼すぎに両津港に到着後、佐和田の「かすけ」にて昼食。
佐渡の利き酒セットで軽く一杯地酒をいただき、七浦海岸、めおと岩の海沿いをドライブ。
相川・小川にて、人間国宝伊藤赤水さんの陶芸ギャラリーを見学。
伊藤赤水ギャラリーを見学して一息
佐渡金山 洗鉱場跡
佐渡金山、相川郷土博物館、洗鉱場跡見学、第1日目のお宿、ホテル大佐渡に到着。
立浪会による相川音頭、佐渡おけさを見て
2日目、地元の加藤酒造店 “ 金鶴 ” ?さんへ
おかみさん、若おかみさんが町の話題やお酒の説明をして下さいました。
さっそく試飲を (*^_^*) 金鶴さんは新酒鑑評会で金賞を受け、この日が発売初日。
丁寧な酒造りの蔵元 美味しかった
真野の屋号が “ 四分一 ” さん宅へ
本職は庭師さん。私どもが佐渡に移住前から、お世話いただいているご夫婦で、ぜひ会って欲しい素敵な方なのでご案内しました。
四分一さん 庭を案内してもらい 石についてあれこれ
庭のあちこちに、石がごろごろ。 庭談議から佐渡の石についての話をたくさん。
見る目を持たない私は、価値ある石と知らずにズ~と通っておりました‥m(__)m
庭石と珍しい植物を見つけられたお客さまは、興味津々の様子で質問が次々。
真野の逸見酒造 “真稜 ” さんへ
佐渡のおいしい酒蔵として、親しまれています。
こちらでも、おかみさんが応対してくださいました。
お酒の製造工程は、若い蔵人が丁寧に説明と案内をして下さいました。
酒蔵にて
また、また、試飲 (^u^) ありがとうございました (^O^) ( 見学は、ご予約ください )
羽茂・大崎へ
名物の大崎そば “ ちょぼくり ” で昼食。
十割そば 山菜のおかず付き
柿餅の製造、加工所も見ていただきました。 「 二人だけの大工場だね。」との評でした。
石臼神社
西三川・さかや農園の、オープンガーデンへ
りんご園の中の薔薇の花 ゆっくり散歩
今年は、6/9 ~ バラ園の中を自由に見学できます。 香りも豊か。少し贅沢な時間をどうぞ。
妙宣寺の庭
五重塔
大膳神社の能舞台
佐和田の金北温泉で汗を流し、宿泊先のサードプレイスへ。
夕食は、古民家を移築したいろり囲んで佐渡の田舎料理で。
やっぱり 佐渡おけさ
竹筒で燗をしたお酒は、香りがいいそうです。佐渡おけさの手拍子も出て賑やかでした。
3日目、真野・マルマンさんで船箪笥や古い器を拝見。
北前船の運んだ、文化や格調ある道具などについて詳しくお話をお聞きしました。
庶民の中にも豪勢な暮らしをしている人がいたのですね。
畑野・長谷寺へ
長谷寺
ぼたんの花の寺として知られています。 ほんの少し時季が遅く花は見れませんでした。
それを、惜しいな‥と申しますと、「大丈夫。ちゃんと想像できますよ。」と優しいご返事。
最後に、やっぱり話題の朱鷺の森公園へ
朱鷺の森公園にて
遠~くのケージの中に、あれが朱鷺らしい‥くらいにしか見る事が出来ませんが‥
佐渡での時間も、いよいよ残り少なくなり、両津のフェリー乗り場へ
船の中で召し上がっていただこうと用意したのは、佐渡弁当。
おいしい佐渡米おにぎりを、手造りの梅漬けともみワカメ、焼きふぐの子まぶし、お赤飯の三種。塩糀に漬けたきゅうりとラディッシュ、卵焼き、イカの一夜干しを焼いておつまみに。
今の時期、佐渡は観光のベストシーズンです。
二つ亀のカンゾウは見頃、大佐渡スカイラインからの佐渡展望もGOOD。
薪能や各地で行われるお祭りなども、紹介したい佐渡のよいところはたくさんあります。
もっと時間があれば、と思いながら、今回は、私達が日ごろお世話になっている方々の所を中心にご案内しましたので、地味な佐渡旅行プログラムになったかも知れません。
佐渡滞在の三日間は、天候に恵まれて美しい新緑と佐渡を見ていただけました。
金北山を仰ぎ見る国仲平野の広がりや、穏やかに広く入り込んだ真野湾の景色などを、「佐渡は広いばかりでなく、山も奥が深いんだね。驚いたよ。」と感想をおっしゃっていました。
八十路を越えたお客さま達ですので、ゆっくりノンビリを心がけました。
大切な時間を使って、わざわざ佐渡まで会いに来て下さったお客様をどこへご案内しようか、何を食べていただこうか。楽しくお迎えの準備をしました。
一緒に過ごすことができた佐渡の思い出は,楽しいものになったでしょうか?
六月4日~6日まで、お客様をお迎えしました。
仲良し 三人組
佐渡を楽しんでいただくには? まず食から。
旬 飛び魚のカルパッチョ
こうぐりの刺身を、肝和えで。豆腐に木の芽味噌をのせて。酒粕を囲炉裏の炭火であぶって。
地元の蔵元のお酒を、あれこれ。 今が盛りのカンゾウの花と浜大根に、酢味噌をかけて。
竹のコップ 箸 竹の皮のお皿
ご飯は、古代米入りのおむすびに藻塩をつけて。お吸い物付き。
遊び心いっぱいのお料理ばかり。
一品持ち寄りの、キュウリのぬか漬け、きゃらぶき、ぜんまいの煮物、家庭料理も添えて。
ご馳走とは材料を集め、下こしらえをし、目で楽しみ、香りや食感を楽しむもののよう‥
どのようにお迎えしたらいいのかと、メニューや会場など一緒に考えて下さり (^O^)
夫婦でお客様を案内している間に、友人が料理を準備して下さいました。
趣向を凝らし、心のこもったこのお料理に、話は盛り上がり、お酒も進みました。
佐渡に移住して二年半。大勢の先輩が一緒にお客さまを迎えて下さったのです (^-^)
その場に集まって、話し合えることが何よりのおもてなしであることを実感した夕べでした。
お客さま、ようこそ佐渡へ。 ありがとう、佐渡の先輩たち。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。