朝夕は、肌寒くなってきました。
農家の収穫作業は、さつま芋を掘り、秋そばをはざ木に架け、銀杏を拾うところまで進んできました。 大豆を畑から引き、干す作業も始まっています。
九月の中秋の名月、十五夜は、別名を芋名月と呼ぶそうな‥。
しかし、先月は雨に降られてしまいましたので、改めて観月会のお誘いがありました。
10月の満月は、豆名月とも呼ばれるそうです。手書きの案内のような位置に、お月さまがポッカリと顔をみせる予定とか‥。 月出橋でお月さまを待とうと、草刈りもして準備中です。
どうぞ、みなさまお出かけください。 持ち込み自由、大歓迎。
十三夜と呼ばれる27日の観月会。 夜の早い時間に、出始めるそうですのでお楽しみに。
以上すべては、観月会・主催者の受け売りです。
お月さまと差し向かいになって、兎に角にも、お酒が飲みたい。それだけの魂胆のよう‥な。
ただ、ただ、どうぞ、当夜が晴れます様に !! 祈るばかり。
~人と自然の共生を目指して~
10月16~18日の日程で、「島人」と出会い、「島人」の暮らしを実際に体験をしようというもの。
大人の社会見学とか、工場見学などが人気だそうですが、佐渡だからこそ体験出来る事を
7つのコースが準備されました。
私たちのところでは、柿餅作りを選んで参加して下さった方達に、半日のコースで体験していただきました。
家庭用の餅搗き器を使って、実際に家で搗く要領で。
お餅は、祭りの時・冠婚葬祭・誕生日など家族の祝いや記念日・農作業の区切り毎に搗いて楽しむ行事食。 お餅を搗く日は、家族みんなで賑やかに・・・。
いつもは使わない大きな鍋で湯を沸かし、父親が杵を振るい、母やお婆さんがかいがいしく準備する・・・・・そんな風景とともにあったもの。
非日常の忙しさが、お祝い気分をさらに、盛りたててくれたものです。
干し柿ができ上がる2月頃、寒に作る “ 柿餅 ” 。 その他にも豆餅、ごま餅なども。
変わったところでは、梅漬けに入れた紫蘇で味を付けた紫蘇餅や、少し酸っぱい地ミカンを入れてみかん餅などで “ かきもち ” を作ります。
いわゆる “ 寒餅 ” を乾かして保存し、子どものおやつとなったり、農作業の “ 小昼 ” となったりします。 ( 小昼‥こびる‥おやつの意 。お茶飲み休憩 のこと。) 格別の美味しさでした。
素朴な干し柿を入れての「柿餅」は、佐渡ならではの味です。
参加された方の多くは、お餅が大好きで詳しい方ばかり。熱心な質問がとびかいました。
会場となった “ 潮津の里 ” は、そば打ち、団子作り、キャンプなどの体験もできる宿泊施設で、餅搗きもできる機械も備えています。そこでオマケに、梅紫蘇を入れた “ ゆかり餅 ” も作りました。
参加されたみなさんに楽しんでいただきたい‥。 思いはあれど‥不慣れな為に説明が足りないところばかりでしたが、みなさんが、明るくカバーして下さいました。
ようこそ佐渡へ、ようこそ佐渡の柿餅本舗へ。皆さんありがとうございました。
実りの秋、美味いものが次々と畑や田んぼから収穫されています。
佐渡産コシヒカリを、お世話になった方にお送りしようと、荷造り完了。
お米は田舎からの、一番のプレゼントと信じています。
待っていてくれる笑顔を楽しみに、せっせと荷造り ?(^O^)/
お米とおけさ柿を発送すると、この時期限定の割引サービスが有ります。by○○猫さん。
味噌は寒の二月に、大豆・米麹・塩すべて地元の原材料で仕込んだもの。
佐渡のほど良い気候が、上質な味噌を育みます。
ゆっくりと時間の経過を待って、いよいよ完成しました。お味噌汁がおいしい (^O^)
“ ふくよか・まろやか ” 使い古された曖昧な表現ですが、おだやかな甘さの味噌です。
地元の人の誰もが美味いと薦める、お豆腐。 豆の旨さが凝縮されて、冷や奴で (^。^)
水の良さが大豆と馴染んで、素材の味だけでもほのかな甘さを感じます。
いろいろ手を加えないでも、そのままが本当はイイものがたくさんあるようです。
秋らしいい肌寒さが、朝夕に。
肌にも乾きを感じる季節となりました。
早くもいただいた銀杏。 少し干してから、食べます。
炒って木槌で割るとヒスイ色の、もっちり食感が新鮮な、この秋の初ものです。
田んぼのはざ木に干された蕎麦は、茎の色が朱色で美しく、好きな秋の風景のひとつ。
新米・新蕎麦・新銀杏・おけさ柿 ?(^O^)/ 天高く‥‥ハハ肥ゆる秋‥‥到来 ?(^。^)
佐渡で暮らして‥
少し不便に感じていることがあります。
ちょっと休憩したい時や、友達と気楽におしゃべりできる空間‥
喫茶店のような所が少ないのです ?(>_<)
そんなときに、
背合の高台にある、潮津の里の東屋は、真野湾に沈む夕陽を眺める時のベストポジション。
ぐるりと視線を ?? 見上げれば・・・・、なんと、漁業用のガラスの浮き玉が・・・?!
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そして、真野新町に先月開園した、百姓庭園の舞台屋根のてっぺんには、大きな オ・カ・マ が・・・・??!!。
あそび心いっぱい、野趣たっぷり、佐渡が島には、いたるところに自由空間があります。
休憩所として、簡単な打ち合わせなどの時に重宝に使わせていただいています (^o^)丿
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。