季節の移り変わり目の雨が、昨夜から朝にかけて降り、穏やかなお彼岸になりました。
さあ~て、お彼岸のご仏壇にお供えする、おはぎ作り。
昨夜から味を馴染ませておいた小豆で、餅を包み俵型に。
・・・・柿 餅屋さんの作るおはぎの中は白餅です ・・・・
どの家でも、ご仏壇に飾る花を畑で育てています。
私達のところでは、小菊や鶏頭の花などの他に、自然のススキを添えてお供えします。
実りの秋の楽しみの一つ、葡萄をたくさんもらいました。
充分に熟して甘さたっぷり、 もぎ立てならではの食感は、“ぷりんプリン”。
半分は、冷やしておやつに。 半分は、ヨーグルトソースに。
小粒の葡萄なので種が少し面倒。 ひと手間かけて種を抜き、ソースにしました。
そのままでも美味しい葡萄で作った、あっさり味のヨーグルトソースです。
しばらくは毎朝、ご機嫌な気分 (^。^)y ? 嬉しい 季節の贈り物 (^。^)
朝夕に、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。
庭を歩く時には、足下に注意ください !! カニが散歩中の時があります。
毎日の暮らしの中で、目にしている自然の色。
植物は生命感にあふれ、花を咲かせ、実を付け、枯れてゆく‥。
自然の色は、その時ごとに美しい。
雨に濡れれば植物は色を濃くし、嵐に耐える強さと逞しさももっています。
薔薇や百合の美しさとは異なりますが、癒やしの力をもっていて好きだな~ (^-^)
9月半ばとなっても、佐渡はまだ暑さが続いています。
真野・新町 “ ゆいの間 ” で、先輩ボランティアが先生となって、佐渡の郷土食 “ 笹団子 ” 作りを教えてもらえることになりました (^-^)
団子の生地は上新粉ともち粉、餡を中に入れます。春に摘んで保存しておいたよもぎを、たっぷり混ぜ込むと、よもぎの香りと緑色がよみがえってきます。
三枚の笹の葉で団子を包み、イグサでくくります。
昔、むか~し、婆さんや母が楽しそうに作っていたのが “ 笹団子 ” 。
農作業のおやつとしたり、雨降りで外の作業が休みと言うような日に、作ってくれた思い出があります。 くるくると‥アッという間に笹の葉に包んで、可愛い形の団子になったものでした。
温もりのある笹団子を作れるお婆さんに、いつか私もなりたいな‥と、密かに思っていました。
“ ゆいの間 ” のスタッフには、主婦業として一芸を持っている人が大勢ます。
裁縫が得意で、服のサイズ直しOK。 漬け物を、あれこれ工夫して楽しませてくれる人。
お赤飯やちらし寿司・イカ飯を美味しく作る人、ゆいの間をいつも綺麗に整頓してくれる人。
今回のような笹だんご教室は、願ってもいない機会です。
佐渡にはその他にも郷土食に、“ おこし型 ” “ やせうま ” などの団子もあります。
どの料理にも、その人ごとに工夫やコツがあり、持ち寄った料理を食べながら、教えてもらうことばかり (^u^)
この日持ち寄られたのは、炊き込みご飯・イカ飯・いなり寿司。茄子の漬けもの・ゴーヤーの佃煮・きゅうりや生姜の酒粕漬け・ぬか漬けなど‥盛り沢山。
ごく普通の家庭の味、母の味が集りました。
「これはどういう風に作ったらいいの?」 新鮮な驚きの時もあり、納得の時もあり ?(^O^)
すぐ隣に、丁寧でやさしいお母さん先生がいてくれます。
賑やかなお昼ご飯の間に、笹団子が蒸し上がり、10個ずつのお持ち帰りとなりました (^。^)y
久しぶりに I ターン、U ターン仲間との食事会。
今回は、蕎麦打ち名人によるプチ蕎麦の会となりました。
手際よくきれいに打つ、蕎麦打ち名人の技に歓声を上げながら見学。
お待ちかねのお蕎麦が完成 (^。^)y
蕎麦打ちの道具、蕎麦粉、自作の蕎麦つゆ、辛み大根、ネギ・・・・名人こだわりの品ばかり。
ワイワイガヤガヤ、とても美味しくいただきました。 その後は、飲んで、しゃべって ?(^。^)
われわれのために、気持ちよく会場を提供していただいただけでなく、たくさんの飲み物・お料理を振る舞って下さった、ときわ館の女将さんに感謝しながらの、楽しいひと時でした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。