真野にある阿佛坊・妙宣寺本堂において、日野公忌例祭奉納能が演じられました。
妙宣寺では、毎年7月3日が定例能。本堂の中に松の幕を張り、能舞台とみたてます。
仕舞は、先輩方の指導を受け、舞台を務める真剣さが伝わってきます。
地の謠は、迫力と格調。朗々たる声が本堂内に響きわたりました (^_^)/
仕舞に続き、鷺流狂言「人か杭か」が演じられ、そして、いよいよ奉納能。演目は杜若の精の舞いが見どころの「杜若」“かきつばた”。
佐渡だからこそ、身近なところで見られるのが “ 能 ” 。
能には関係ないのですが、本堂で開演を待つ間の観客を微笑ませたのが、親子の燕。
安全な子育てをするには‥、よ~く考えて母燕が選んだ場所は、本堂の梁。
能の公演の間、母燕は心配そうに見守っていました。
お寺はライトの上に、段ボールを置いて燕に協力。
それと、多く見られたのがカメラマン。佐渡ならではの被写体として “ 能 ” は人気とか.
どこかの写真展や、ブログの話題として紹介されることになりそうです。 (^J^) (^O^)
佐和田~真野~赤泊までをバス路線で結ぶ、赤泊線。
今や旧道と呼ばれるこの道を、高校への通学にバスで通ったのは40年余り前。
懐かしい風景と、すっかり変わってしまった風景と。
静平の近くにある小さな ( 祠 ほこら?) は、手入れされ、お花を供えられていました。
広いバイパスが整備されてからは、一般の人はこの旧道を使うことが無くなっています。
旧道沿いには何軒かの家があって、以前と変わらない生活をしておられました。
家の周りをきちんと整え、花を育て、畑を耕し、心豊かな暮らし (^。^)
道はその地区を過ぎてすぐの所で、倒木の為、途中で行き止まりとなっていました‥
歌碑には
たづねこよ 足の痛みを ぬぐい去る 我は三滝の 足尾大神
とありました。
きっと、ご利益あらたかなのでしょう (^O^) こんなにも地区の方に、大切にされていますから。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。