4月18日。能のシーズンの幕開けに、大膳神社能舞台で例祭奉納能が演じられました。
演目は杜若。
演ずるのは、地元の主婦・元サラリーマン・農家の主人など。
仕事をしながら精進を重ねてこられた方々による、堂々の舞台です。
隣で一緒に鑑賞をした方は、この舞台を観る為だけに佐渡に来られた女性でした。
今朝、東京を出て 14:00 ?からの能を観たら、トンボ帰りするのだとか。
能舞台に興味を持つ人を、惹きつける何かが佐渡の古典芸能にはあるようです。
能の前に鷺流狂言、“ 人か杭か ” が演じられ、フフッと笑いを誘う話の筋で会場が和みました。
明るい神社の境内で、小鳥の鳴き声を聞きながら、地面に座り能を観る‥
解放感にあふれ、伸びやかな時間でした。
島開きのこの日は、あちこちの神社で獅子が舞います。
春祭りと重なった日曜日、快晴となりました。
午前5時30分、夜が明けるのを待ちわびて真野総社神社から、いよいよ鬼太鼓が出発。
集落の1軒1軒に門付けして回り、一家の健康と、この年の豊作を祈願する鬼太鼓の舞いは、夜の11時頃まで続きます。
桜の蕾はまだかたく、花見とはなりませんでしたが、大慶寺では恒例の “ 市 ” の開かれる日。
今年のテーマは 「 はな 」。 作品や飾り付け・身支度などのどこかに表現を工夫します。
境内の長屋門ギャラリーでは、“ はな ” の写真・絵画・手芸・木工などが展示されています。
わが柿餅本舗もこの門前市に、毎年参加させていただいております。
おかげさまでたくさんのお客様に、ご試食いただきました (^u^)
大慶寺に隣接する八幡宮には、4つの集落の鬼太鼓が集結し、お祭りを盛り立ていました。
若くて勢いのある獅子達が打ち鳴らす太鼓や、軽やかで歯切れのいい舞いは、力強くてワクワクする魅力があります。
“ 市 ” を眺めて歩き、味わい、ライブに耳を傾け、獅子の舞いや太鼓を楽しむ。
春の陽ざしを浴びながら、おしゃべりの花が咲きました。盛りだくさんの一日でした (^O^)
寒さがやっと和らぎ、梅が咲き、桜の蕾がふくらみ始めたところです。
春を待って、待っての花の季節。
雪割草が、ピンクや薄紫色の可憐な花を開きました。梅はちょうど見ごろ。桜はまだもう少し。
西日本~関東での一足早いお花見のニュースを見るにつけ、待ち遠しいのです。
早~く来い。春~よ来い。佐渡に来~い (^O^)
ぐるなび食市場の主催で「ふるさと応援メニュー試食会」が開催されました。
わが佐渡の柿餅本舗は、佐渡名産おけさ柿の干し柿を主材料にしていることから、干し柿の新しいメニュー作りに参加させていただきました。
第一部は、亀戸にある寿司の名店「弥助」さんで。
店主の坂下好則さんが、いごねりやギンバソウ、メバルなど佐渡の食材を使った創作料理を披露してくれました。
干し柿を使ったものとしては、「バイ貝と干し柿のゼリー寄せ」をいただきました。やさしい味の前菜に、こういう味にも変化するのか‥うれしい驚きでありました。
第二部は、オムライスで有名な、日本橋「たいめいけん」での試食会。
三代目茂出木浩司シェフが披露してくれた創作料理。どれも佐渡食材を使った独創的なメニューで、とくに、わが柿餅本舗の推薦食材である干し柿を使った「干し柿のムース」「干し柿のフリット」「干し柿のデザート」は、参加者一同、新鮮な驚きで感嘆の声をあげていました。
弥助の坂下さん、たいめいけんの茂出木シェフ、大変ご馳走になり、ありがとうございました。
干し柿を使ってのメニューは、プロの手にかかると、デザートとして限りなく楽しい可能性が見えてきます (^O^)/
稲作農家にとって春の大切な仕事は、まず種籾まき。
先日に佐渡を襲った爆弾低気圧の影響で、ビニールハウスは大丈夫かと心配しましたが、実家では無事に種籾蒔きの準備を進める事が出来ました。
この春は低温が続いていて、地温が上がっていない為、電熱線を苗箱の下に配置して対応するとの事です。
順調に苗が育てば、25日後が田植え予定日になるとか。
カレンダーを見れば、ゴールデンウィークが田植え作業日に。
なるほど、納得の段取りです (^-^)
簡単な作業ならば、お手伝い出来ますからね (^O^)/
不慣れな中腰の作業が多かったので、一日経った今も腰が‥少々‥キツイ‥
わいわい賑やかに、おやつ休憩を入れながら楽しく働くと、仕事もはかどりました。
お役に立ててよかった(*^_^*) 腰はまだ痛んでいますが、さわやかでホッとした気分です。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。