南佐渡の山全体がま~るいシルエットで、色を重ねてやわらかい風景を見せています。
広葉樹が多く、茶色から黄色が主ですので、観光地のような “ 鮮やかな紅葉 ” とは言えませんが自然そのものが作る、秋ならではの色の組み合わせは心を癒してくれます。
一枚の柿の葉っぱの中には、緑・黄・朱・赤など一年分の色の移ろいが同居しています。
光を通して見上げれば、透明感もあってきれいな秋色。
食卓に一枚。お皿の隅にのせ、楽しんだりしています。
この 黄色い ? を辿れば、山の幸の王様、自然薯があるはず。
黒文字は楊枝などに使われる木ですが、黄色の葉っぱが美しいな (^◇^) 発見です。
おけさ柿の収穫が最盛期です。
重量感のある実をパチリパチリ、鋏の音をたてながらの柿もぎです。
スーパーなどに、ビタミンCたっぷり、うま味たっぷりのおけさ柿が並びます。
柿畑の風景を思いながら、柿を食べていただくと、秋の味覚を楽しめるかな (^。^)
柿畑で賑やかにお茶休憩をしている時に、シンガポールからの取材の女性が通りかかり、熱心な質問を次々に受けました。
積極的で爽やかな二人との、小さな国際交流。
柿の皮をむき切ってみると 、“ 種が無い ! ” “ おいしい !! ?” 驚きの連続のようでした。
佐渡のおけさ柿が、いつかシンガポールで紹介してもらえるなんて、楽しみ ?(*^_^*)
11月3日(祝日)、両津の商店街を歩行者天国にして、フリーマーケットが開かれました。
佐渡で開かれるフリマの中では、一番に賑わうお祭りです。
柿餅本舗も、もちろん参加 (^v^)
のし餅の焼きたてを、たくさん用意して、お客様に味わっていただきました。
食物繊維たっぷりで添加物の入っていない、お餅の味はいかがでしょうか?
お隣は、「姐樽」チーム。 佐渡のお姐さんは、おしゃべりも掛け声も元気いっぱい。
ときおり樽をリズミカルに叩き出しては、お祭りを盛り上げてくれました。
会場の中程の所に、耳の聞こえを手伝う犬、“ 聴導犬 ” が2匹、参加していました。
電話の音・玄関へお客様がいらっしゃった事・お湯が沸いた音など、生活の中の音を飼い主に伝える訓練をうけて、補助犬として活躍しています。
可愛い2匹は、手話通訳のボランティアと共に、補助犬を育てる為の寄付を募っていました。
聴導犬は、全国にまだ 27 匹しかいないとか。
佐渡では、もうすぐ訓練を完了する 1 匹がいて、計 3 匹が活躍しているそうです。
聴導犬は、順応がよければ小型犬でも務まります。
補助犬は力持ちの大型犬、と思い込んでいた私は、犬の能力の生かし方を教えられました。
もっともっと、“ 仕事の出来る犬 ” の仲間が増えるといいですね (^o^)丿
今日は陽だまりの外に居るだけで、幸せな気分になるような一日でした。
朝のうちに仕事を済ませて、紅葉山へドライブ。
散歩道もふかふか、ぽかぽか。
岩首の棚田。丁寧に丁寧に耕されていることが分かります。きれいな田んぼの連なり。
段々の畔の重なり、山の上まで耕して。
苦労の多い田んぼでしょうが、棚田に人の手が入ると、豊で穏やかな風景そのもの。
青い海沿いに車を走らせて、美しい佐渡の秋にたくさん出会えました。
10月最後の日曜日 “ 地産地消で 佐渡を元気に ” を合言葉に、地元の農産物・海産物・加工品のお店が並び、多くの来場者でにぎわったアミューズメント佐渡。
わが佐渡の柿餅本舗では、つきたての柿餅・のし餅・柿餅揚げを大勢の方に試食していただき、予定数量はお昼過ぎに完売御礼。
おいで下さったみなさま、ありがとうございました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。