芽吹きの季節は勢いを増して、一面がいちどきに緑豊かな世界となりました。
自然豊かな山里では、小さな鉢に花を植えてのいわゆる“ガーデニング”をする人は少ないようです。地面に木を植え、石と組み合わせて庭作りをしたり、手入れを続けています。
女性は野菜畑の周りにご仏壇用の花を育て、ご先祖にお供えしています。
山野草を種から育てて楽しむ方が多く、? 小さな鉢植えの世界には面白い形や風情豊かで、こころ惹かれるものがあります。
本日、羽茂大崎にて、「農林水産関係者との意見交換会」と題して、泉田知事との懇談会が開かれ、わが佐渡の柿餅本舗も参加させていただきました。
泉田知事は、懇談内容をすぐに県政に反映させるべく、執務をしながら“移動知事室in佐渡”として3日間佐渡に滞在された。知事に直接要望や現状を知っていただく良い機会となりました。
農林水産に携わる我々の課題に対して、同行した県の担当者に具体的に指示をいただきました。
泉田知事に当店商品の柿餅、柿餅揚げ、福くる巻き、柿ブラチョコを召し上がっていただき、
とても美味しい、とおほめの言葉をいただき、さらに販売に乗せるためのサジェッションをいただきました。
参加された方々とも色々な話ができ、とても有意義なひとときでした。
私たちの主な生活空間である羽茂地区は、今、新芽の季節。なだらかな山肌一面に新緑の柿畑が続いています。おけさ柿の木の手入れは、秋の収穫直後にお礼肥えを撒くことから次の年の準備が始まっています。
今年は低温が続き、例年より数日遅れでの田植えとなりました。
東日本大震災では東北地方の多くの農家が、作付けできない状況となっています。
農家の方々の思いを察する毎日です。自然のありがたさと厳しさを改めて感じます。田植えには、曇り空の風のない日が稲苗にやさしいので最良とのことです。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。