佐渡の暑い陽ざしに、体はアイスクリームのように溶けてしまいそう。
梅の天日干しをしたいと思いながら、先日まで天気が安定せず出来ないでいました。
今日から数日は、いい日和が続きそうなのでチャンスです。 遅ればせながらの土用干し。
姉から貰った梅で漬けたもので、紫蘇の香りがとてもいいのです。
漬けたり干したり、時間と手間をかけて昔からの自然の味、梅干しを作るのは楽しいものです。
今年も17%の塩分で漬け込みました。流行りの減塩ではありませんが、パンチのきいた酸っぱさが食欲を誘ってくれます。純佐渡産の梅干しで夏バテ防止 !!
佐渡の宝生流の能を代表する本間家。
本間家が所有する能舞台で、7月の定例能が催されました。
18代目のご当主は能楽師です。
最後の演目、船弁慶をゆっくり観ることができました。
朗々と豊かに響く地謡の声。
笛・小鼓・大鼓・太鼓の息の合った掛け合い。それに舞いが加わり、能って楽しいなと思える時間でした。
演者達も自由なセッションを楽しんでいるよう。
ず~と昔。祖父が能が好きでしたので、NHKラジオの “邦楽の時間” を聞かされていた時代があります。?
流派の区別もつかず、謡の意味もわからない、50年も前の子供の頃。
風呂の湯加減がいい時には、水面を打ちながら謡だした、爺さまを懐かしく思いだしました。
こぶしよりも大きな無臭ニンニクをいただきました。
さ~て、無臭ニンニクを美味しく食べるにはどうしたらいいのでしょう。
にんにくの美味しさは魅力ですが、匂いが困る時もありますね。
でも、香りのないニンニクを料理に使うと、なぜか、何か、寂しいのです。
「梅酢に漬けたら、きっと美味しくなりそうだね」とアイデアをいただき、早速お試し。一ヶ月位待つと出来上がるらしい。
田舎暮らしでは色々な素材をいただくことが多く、漬け込んだり、干したり。 時間の経つのを待つのも楽しみですね。
おけさ柿の実が成長中です。
花のつぼみを間引き(摘蕾)、果実を間引き(摘果)をして、充分に栄養がゆき渡るように何度も畑を見回ります。
おけさ柿の形をした、小さな実に育ってきました。
柿の木の下草も丁寧に刈り込まれて、畑はきれいに整備されています。
梅仕事という言葉があるそうです。
梅干しを作り始めたのは、義母を亡くしてからのこと。
夏場の子供達のお弁当には、いつも添えていました。
お婆ちゃんの梅干しは、部活の弁当の友として活躍してくれたものです。「自分は一生分の梅干しを食べた」と言う程に毎日でした。 ありがとう、お婆ちゃん。 ありがとう、梅干し。
きれいな紫蘇に出会うと嬉しくなります。
青梅の時期に仕込んだ梅酒の味見も、もうすぐできそうです。
完熟梅のソースは、ヨーグルトやかき氷にかけて食べると甘酸っぱくサッパリ味。
紫蘇ジュースは色鮮やか。これぞ夏の楽しみ。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。