秋晴れの一日は農家にとってとても大切。
稲刈りの準備をして、一斉に田んぼに出ます。
‥が、すぐに仕事を始めることができない‥
コンバインに稲の葉が絡むので、朝露が乾くまで待つ。待つ。待つ。
気持ちは急ぐのですが、今日は10時まで待って、稲刈りをスタートしました。
かわいい子供たちがワイワイ。先生に了解を得て、うしろ姿をカメラに。
てんでの手には神社で拾った栃の実を持って、楽しい散歩日和。
「欲しいだけ自由に持っていっていいよ」と声をかけて下さった、おじいさんの家に伺い貰ってきた栃の実。貴重品です。
かやの実は、実が落ちて直ぐに拾い集めないと、ムジナに先を越されて食べられてしまいます。
榧は南佐渡に見かける木ですが、今は少なくなってきているそうです。
この木材で碁盤を作ると、堅いのに碁を長く打っても疲れないとか。これも貴重な木。
今年は、かろうじて私の方が早かったようで、たくさん拾いました。
まだたくさん残っているから、ムジナ君達も味見してね。
まぶしい夕日。今日の夕日もこんなにきれいですが‥
我が家の台所は西向き。夏の暑さは半端ではありません。
大きな葉っぱで窓に木陰を作ってくれるのが、無花果。
グリーンカーテンで涼しくしようと、この夏は朝顔やゴーヤが日本中で活躍しましたね。
役目を果たした後の、お楽しみ。
秋は次々くだものが実り楽しいですが、庭でとれるおだやかな味の無花果はおいしい~。
秋の果実が次々と実ってきました。
季節のおいしいものが手に入ると、食べてほしい人に送りたくなる。
叔母が、徳島から送られたかぼすを届けてくれたもの。
佐渡の友達に少しずつお福分けしたら、我が家用にこれだけ残りました。
緑が濃いかぼすは、香りが豊でおいしそう。焼き魚に添えていただこうかな。
近所の白山神社の石段に、落ちていた栃の実。かわいいまん丸。
柿餅を作りに通っている途中の海が、あまりにも青くてきれいだったので一枚。
秋らしい爽やかな風景に出逢えた、朝でした。
台風が過ぎ、秋晴れのお彼岸となりました。
彼岸には、おはぎを作り家族で食べてきました。
お漬物を添えて、甘い餅をいただくと更においしい。
搗きたて餅を家族で食べ、季節の区切りの日としてきました。
ご先祖様にお供えし、お下がりをいただく‥実に良くできた口実‥
今年もご馳走さまでした。
毎月第3土曜日は、本町市が佐和田で開かれています。
定期市には、手造り漬けもの・古布を袋ものに変身させたもの・オーガニックの豆を自家焙煎したコーヒー屋さん・天然酵母のパン屋さんなど、個性豊かな店が並びます。
佐和田の商店主が作る、打ちたて茹でたての蕎麦は出汁が美味しく、サービス値段で味わえるので人気。一杯300円ですが、100円分の買い物券がオマケで付いています。
福祉施設のみなさんが手作りした製品は、ひとつ一つが丁寧な仕上がりです。
そして、わが佐渡の柿餅本舗。
おなじみの搗きたての柔らか柿もち・のし柿もち・柿餅揚げの店開き。
売り上げはともかく、100人前のご試食も午前中に見事完売(?)し、柿餅の味を知っていただくという当初の目的は達成しました。
本町市が定期市として開かれるようになって、十年余り。
出店者ごとが味にこだわりをもったり、布を色合い楽しく組み合わせて小物を作る方など、丁寧に手作りされたものが多いので、気軽に覗いてみて下さいね。
ゆっくり、のんびり、出店者も楽しみにお待ちしています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。