4 年目の帰省

夏休みの真ん中。
お盆の帰省や、観光旅行のお客様が多くなっています。

すれ違う車は、島外の全国各地のナンバーを多く見かけます。

夏場の佐渡の車事情は、
「わ」ナンバーのレンタカーは、需要が多く車が不足気味だそうです。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆。。。。。。☆

夏の休暇を、お盆より少し後にずらして
4 年ぶりに、長男一家が帰省してきました。

久しぶりの夏を佐渡で、どう過ごそうか…。

「佐渡の新鮮な魚を食べたい」との
リクエストに応えるべく、予約をしたり、準備の下見をしたり‥。

佐渡ならではの、季節のご馳走を楽しんで欲しいし、婆ちゃんの味も食べて欲しい‥。

考えているだけでも、嬉しい時間です。

佐渡乳業のヨーグルト 
義兄作の ピオーネを添えて。
小豆が硬めの “おはぎ ” に。

ハチメ の “ ひと汐干し ”

普段は煮魚で食べることが多い、上品な旨味の白身魚。

グリルに入らなくて、尻尾も頭もカットしました。
イカの “ ひと汐干し ”
ひと汐干しにして、旨味を凝縮します。
鯛の塩焼き
今朝の市場よりの、新鮮な鯛。
しただみ を 茹でて
貝をクルクル回して、身を上手に取り出すことができました。
すり身 汁 と 若布
お味噌汁の定番です。
佐渡の楽しみ  お魚づくし

懇意にしている魚屋さんに用意していただいた、ぜ~んぶ佐渡産の お刺身 (^O^)

佐渡の魚は、基本は白身がほとんど。

孫たちは、
アワビやサザエの貝は、初めての体験だそう。
たくさんのお魚の名前も覚えました。

お魚それぞれの持つ、
甘み 旨味 食感と‥お魚の違いなど
佐渡の『ごっつおう』を、楽しめたよう 。

素材そのものを一つ一つ味わって、
家でゆっくりと、食事ができました。

翌日は、
佐和田の遠浅の海でプワプワ泳ぎ、
海から山のてっぺんまで。

金北山へとドライブしました。
山の上の白雲台 (850m) からは、佐渡の形が地図どおりに見えました。

目の下に雲があって、
雲の中を雨に濡れて通り抜け、山の上は晴れている不思議な体験でした。
孫が生きものが大好き、と聞いていたので、
新潟大学の臨海実験所に予約をして、見学させていただきました。

海の環境や生きものたちの定点観察を続けている、臨海実験所には
蛇口を開くと、海水が流れ込む水槽があり
たくさんの海の生きものたちが、観察できるよう集められています。

小さな貝、色も形も個性的なウミウシたち ヒトデ アオリイカの赤ちゃんなど。

初めて見る、海の生きものばかりです。

四歳の孫の拙いながら
熱心な関心の言葉は、伝わって

教授は孫の手のひらに、アメフラシを乗せて下さり
やさしく説明をしてくださいました。

この夏に佐渡で遊んだ印象は、孫たちに
どのように心に残るでしょう‥

サザエのご飯 お赤飯 地元の寿司 塩引き鮭などの新潟の郷土食。

味噌汁は、ワカメ すり身 自家製のじゃが芋など、家庭の味で。

友人の畑からのアスパラに、佐渡牛の薄切りを巻いたもの。
飲み物は、林檎 100% のジュースに佐渡番茶。
苺🍓・プルーンのジャムは手作りのもの。

佐渡の地場のものばかりを、食べてもらいました。
 
🍉 🍇 🌽 🍓 🥒 🍅 などは、
素朴に手掴み、丸かじり。
大切な人と分け合って食べる果物は、さらに美味しい。


孫達にとっては、新幹線に乗ったり
佐渡汽船で海を渡る‥乗り物も初めてで、楽しみにしていたこと。

コロナ禍の 4 年間は、行き来を遠慮していましたので、
高齢の“佐渡のおばあちゃん”を見舞うことや、葬儀への参列ができなかった長男一家でした。

コロナ 5 類感染症移行に伴って、
4 年ぶりの帰省で、ようやくお墓参りが叶いました。


LINEなどで、普段も連絡をもらっていますが、
息子の家族が、健康でおだやかに暮らし
佐渡で会えるのは、格別の安堵の思いです。

子育て時代は楽しくて、忙しくて、賑やか。

子ども達の足音、明るい声は、生命のエネルギーに満ちていました。

佐渡を楽しんでもらえるようにと願って、
準備していた私達でしたが、子どもの発するパワーをいっぱい貰いました。

「孫は来てよし、帰ってよし」 の、言葉があるそうです。

ほんとに、そうですね。

さて、それぞれに元気で仕事をして、
いつもの暮らしに戻りましょう。

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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