時どきは、美味しいもの・・・を、無性に食べたくなります。
脂味たっぷりのステーキや、プロの料理人が揚げた天ぷら、しばらく食べたことがないなあ。
焼きたてのピザや、うなぎなんかも久しくいただいていない‥‥。
そう思いながらも、田舎暮らしには田舎の、美味しいものがたくさんありますね。
「 ちょっと炙って、千切りながら食べてごらん、酒のツマミにいけるよ 」
佐渡の北、矢柄の海で採って干したものをいただきました。
よく見ると小エビが付いていて、ちょうどいい塩味。
取れたてのソラマメは、柔らかくて甘さがたっぷり。
塩に一晩漬けてアク抜きした新生姜を、梅酢に漬け、漬け汁を捨て
さらに梅酢を加えて、一週間ほど待つと紅生姜が完成。
冷やし中華や、刻んで稲荷寿司に入れたり、
さわやかな辛みと彩りが、夏の調味料として活躍。
自家製の紅生姜は、食欲のない時のアクセントになります。
梅干しの中の紫蘇を、乾燥したゆかり。
ご飯に混ぜ込んで、おむすびを作る時に \(^o^)/
アクの少ないハチクで、昆布と身欠きにしんと煮込こんむのは定番の味わい方。
あれもこれも、田舎には無いものばかり(>_<) とつい、愚痴ってしまいがちでしたが
地元の素材には、こんなに旨いものばかりが揃っています。
主役ではないけれど、脇役が楽しさを演出してくれます。
手作りの素朴な野菜や調味料は、おだやかで飽きがこない。
ついつい、本物であることを、忘れてしまいますが・・・。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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