朝がまだ明けきらない時間から、鳥たちが鳴きはじめます。

まだベッドの中で、「これは雀。この声は朱鷺ね」と、聞くのが楽しみ。

小鳥たちのさえずりは、にぎやかで軽やか、自由におしゃべりしているよう(^_^)v

 

 

寒さは少し残ってはいても、寒さの角がとれて、朝起きの辛さがなくなってきました。

 

朝から、さわやかな土曜日。

いつものように、しまふうみ  のお店に着くと、鯉のぼりを揚げる準備中でした。

 

鯉のぼり 泳ぐ

鯉のぼり 泳ぐ

青い空と真野湾に向かって、元気に泳ぐ鯉のぼり。

しまふうみ 屋根も光って

しまふうみ 屋根も光って

敷地に入ると、風を受けてバタバタと音も聞こえます。

お客さまたちは、みなさんが声を上げて「おぉ~。いいねぇ」

自然に笑顔があふれ、ニコニコ。

のどかに泳ぐ鯉のぼりを見上げて、スマホで撮影をされる方も \(^o^)/

赤ちゃんの健やかな成長を願って、勢いよく泳ぐ姿を見守ります。

ゴールデンウイーク期間に、しまふうみを訪れるお客様を

元気な鯉のぼりが、お出迎えします。

 

桜の咲く景色が、佐渡のあちらこちらから。

フェースブックなどにUPされて、楽しませてもらった春。

桜のたよりも、いよいよ終盤です。

赤い屋根の 小学校

赤い屋根の 小学校

廃校となった赤い屋根がシンボルの、川茂小学校の桜並木。

白っぽい桜

白っぽい桜

根元は黒くなって、幹には苔がついています。

 

学校の前の通り

学校の前の通り

桜は咲けども、子らの声はなし。

少しの華やぎを見せる風景ですが、

集落の要として、住民のみなさんが大切にしてきた校庭に、

子供たちのはじける声が聞こえ無くなって、はや数年に。

校庭からながめる時計も、止まったまま‥。

先日、桜を観に行った、旧内海府小の “ さっちゃん ” と相似たり。

佐渡の人口が減り続け、小学校の統合が進んでしまったゆえの情景は

やはり、寂しいもの。

次回、校庭に集落の人や子供が集まるのは6月と8月。

田植えを終えて、月遅れの節句を祝って開かれる運動会と盆踊りの夜。

校庭に入るには、柵はありませんが、

見えないチェーンで区切られてしまい、近くて遠い小学校になってしまいました。

久しぶりに何の予定もない、春うららの日。

みごとな枝ぶりと聞く “ さっちゃん桜 ” を訪ね、ドライブしてきました\(^o^)/

 

さっちゃん桜

さっちゃん桜

 

満開

満開

 

静かな校庭に、どっしりとたたずむ  “ さっちゃん ”

風格ある古木で、添え木が枝を支え、手厚く保護されています。

 

旧内海府小学校

旧内海府小学校

校庭の中ほどに、子供たちの背丈でも届く、身近な “ さっちゃん桜 ”

子供たちがこの桜の下で、どんなに楽しく遊んだのか想像できます。

満開の桜の下で、年に一度、全校生徒が給食を楽しむ日があった・・・そうな。

きっと、一生の思い出になっているのでしょうね。

 

教室の窓

教室の窓

揺れる桜の枝を教室から眺めたら、

さぞや

休み時間が待ちどおしかったろうな。

 

ほぼ 満開

ほぼ 満開

 

根元 ごつごつ

根元は ごつごつ

 

海府桜

海府桜

正式には「海府桜」と呼ぶそうですが、通称では “ さっちゃん ”

古木ゆえに、枝いっぱいに花を咲かすのは隔年なのだとか。

佐渡一周線からは校庭の桜は見えません。

近くのガソリンスタンドで、尋ねると

「 “ さっちゃん ” は、その坂を下ってすぐですよ」と、ニコニコ。

地域の小学校のシンボル桜は、ゆったりとやさしく揺れて美しい姿でした。

 

なごり雪が~~~ (>_<)

お彼岸も明けようというのに、朝食の準備をしながら、窓を見ると

えッ~ 驚きです。

勢いよく降りはじめていました。

 

ようやく春がきた\(^o^)/ と、油断していたら

季節は、行きつ、戻りつ。

 

ふきのとう

ふきのとう

 

水仙

水仙

 

めだか

めだか

池のメダカたちも、列をつくって元気に泳ぎ回っています。

遠縁の家を訪ねた折に、ヒョイと見上げると、何かの気配がして

蜂の巣に 大きな穴

 大きな穴

お婆さんにお聞きすると、蜂が巣を出たあとに、

「スズメが棲みついたのよ。巧いこと考えたものよね~。」とのこと。

大きな蜂の巣

大きな蜂の巣

安全で涼しく、断熱材がたっぷり。住みやすそうな豪邸です。

 

雀たちが、こんなに柔軟な適応をみせるなんて、びっくりです。

ちょっと愉快な気持ちになれた、雀のお宿の発見でした (^_^)v

三月の半ばとなり、陽ざしがやわらかな日。

枝垂れ梅

枝垂れ梅

 

いつも、柿餅屋を応援してくださっている先輩をお訪ねしました。

佐渡に暮らし始めて、柿餅を造り始めてからのことを見守っていてくれるご夫婦です。

やっと咲きそろった庭の枝垂れ梅を眺めながら、

< 新潟県のうまいものセレクション >に、選んでいただいたことをご報告できました。

「 よく、続けてきたね 」

「 こつこつ、シナシナと、これからもね 」(^O^)

 

その後には、奥さんが畑から取ったばかりの野菜をあれこれと、

「 大根はあるかや。白菜を食べるなら持って帰ってね 」

 

冬越しの大根 

冬越しの大根

 

畑で冬越しをした大根は、甘さが強くて水分がたっぷりです。

包丁を入れると、バリッと割れてくるほどの瑞々しさ。

これを切干大根にすると、更に甘さが増して食感ポリポリになります。

美味しくするには、スライサーを使わず手で刻むこと、天日で干すことがコツ。

 

大根の山

大根の山

 

多少の大小や、厚みの色々などが‥旨いと感じる手作業のよさにつながるのだとか。

干してま~す

干して ま~す

 

ご好意に素直に甘えて、たくさんの野菜をいただき

庭木を楽しみ、おしゃべりができました。

 

こぶし 椿

こぶし 椿

こぶしはまだ蕾ですが、わずかに膨らみかけ、

やぶ椿は、咲き始め。濃い目のピンクが見えています。

枝垂れ梅

枝垂れ梅

 

いつもは、ドーム型に咲き揃うのですが、冬場に雀たちが新芽をついばんだせいで、

「 テッペンに花が咲かなくてね~ 」

のんびりお話されて、アハハハ~。

 

佐渡の中学校は、高校受験の発表がされたりする頃。

卒業式や公務員の移動が新聞に載って、年度の区切りを迎えた日でした。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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