朝の日の出が早くなってきました。
小鳥の鳴き声で、今朝は目をさましました。
チュンチュンと雀。 ホーホケキョと鶯。 お馴染みの声の主たちが元気です。
JAの売り場に寄ってみると、早春の楽しみ、佐渡産「生わかめ」が並んでいました。

生わかめ
洗って、鍋へ

みごとに 変身
さァ~と、磯の香りが広がり、さわやかグリーンに変身。
おみごと(*^_^*)
柔らかなのに、歯応えはしっかり食感。
活きのいいイカをボイルし、生ワカメとお酢の物にしていただきました。
残こりは、小分けにして冷凍保存にします。
先輩に教えてもらった方法が、とても重宝。
味噌汁の具として、ネギとワカメ、豆腐とワカメ、薄揚げとワカメなど、凍ったまま鍋に投入します。
生わかめで、季節の味を楽しめることも、
素にして上質生活、かな(^。^)
なんと、朝から雪が舞っています。 ( 平成 31 年 3 月 24 日 )
無理はしないですが、雪が降って寒いから中止なんて、ヤワなことを言わないのが大人の遠足。
帽子・マフラー、ホッカイロを張り付け、防寒万全の対策をして、出発。

相川 開く集落
以前ここにあった相川測候所の脇から、急な坂道を登って開く集落へ到着。
ウォーミングアップの、足腰伸ばし。

道遊の割れ戸
観光用のスナップ写真とは反対側の角度から、見えています。

牛が祀られている 大日堂
道中の安全を祈る、お堂
安産にご利益のある、お地蔵さまとか。

行程表
なんと、ここで、カメラの充電が切れてしまって‥
雪の薄く積もった山の道を、てくてく。
白く小さな、雪割り草・イチゲの花・黄蓮の花が可憐に咲いていました(^-^)
植物に詳しい方が、足元の「そこに咲いていますよ」
雪の中のでも凛と咲く姿は、細いけれど、たくましさを感じます。
(オウレン)の花 画像はインターネットからです。
黄蓮の根茎は漢方薬として利用され、佐渡の山から掘り出された時代があったと聞きます。
オウレンは、仲春~清明の今頃の季節をさす、俳句の季語だそうです。
途中には、山の斜面を切り開き、新しく開かれたばかりの道なので、
地層が全部見えるポイントがありました。
地層の堆積した部分、湾曲し、断層が隆起したりズレたり、地殻変動の様子がそのままに。
佐渡は、まだまだ誕生したばかりの大地であることがわかります。
Uターンして、いくつものため池の側を通り、春日崎まで下りて、昼食タイム。
今までは、簡単におむすびだけを持って参加していましたが、
お昼の定番、卵焼き・サラダ・お漬け物・コーヒーを入れて、チャンとしたお弁当を用意。
遠足の楽しみは、素朴に、外でのお弁当\(^o^)/
みんなと一列に並んで、いただきま~す。
鹿伏の黒い姿の波切不動尊・熊野神社・善知鳥神社・春日神社の能舞台を訪ねて。
相川ひなまつりの最終日でもあり、おひなさま見学も。
伊藤家の享保雛は
高さが 60 センチもあって、雅びなお顔の大きなお雛さま。
画像が無くてお伝えできないのが残念ですが、来年のお楽しみとしてまた拝見に伺いたいもの。
隣のホテル万長さんへ移動し
お雛さまを拝見して、ホテル万長さんの美術館へ。
お宝鑑定団でよく知られる芸術家たちの、陶芸・書・彫刻などがギュと詰まった美術館(^_^)v
ロビーでは、相茶会さんの主催でお茶会が催されていて、
お菓子とお抹茶をいただき、休憩しました。
相川ひなまつりを盛り上げるためのサービスとして、誰でもご馳走になれます(^-^)
いつもは大人の遠足のお仲間が、今日は和服で、にこやかにご接待をして下さいました。
続いて、本興寺さんへ
お釈迦さまが沙羅双樹の下で、北枕で入滅されようとしているようすを描いたのが涅槃図とか。
ご住職に、説明をしていただきました。
のんびり、のんびり歩いたようでも、約 14.300 歩の遠足。
初めて参加の方もいて、今日は 33 名。
おとなの遠足のメンバーの中には、植物に詳しい人がいて、地学に詳しい人もいて(^v^)
雪にもめげず、内容の濃い一日でした。
佐渡飛鳥路を巡り、佐渡を知る文化学習のバスツアーの案内を
FBで見つけ申し込みました。

昨年 7 月に立ちあがったばかりの、佐渡文化財団が主催し、
おもにガイド業務に係わっている方々の、スキルアップのために企画されたツアーですが、
一般の人も参加可能の勉強会です。
佐渡飛鳥路
3 月 17 日 ( 日 ) 朝 8 時 30 分に集合
国分寺跡 ~ 妙宣寺 ~ 大膳神社 ⇒ ときわ館で昼食。
国指定の重要無形民俗文化財・佐渡の文弥人形芝居を観覧するコース。

国分寺跡
佐渡観光の最前線に立つ、ベテランのガイドさん達が、
更にスキルアップを、と、カリスマ講師を迎えての企画。
国分寺の歴史的な成り立ちなど、熱心にメモを取っていました。
豊富な知識と軽妙な話術で、佐渡を旅するお客様を楽しくご案内してこられた、講師のお二人。
津田隆子さんと青山菊代さんは、
誰もが認める佐渡のカリスマガイドであり、研究者に近い方です。
今回は、二台のバスで巡ります。
佐渡の子どもであれば、国分寺跡には、たいてい遠足で訪れていますが、
ただの原っぱにしか見えず、歴史的な意味なんぞは‥更に理解の外にしかなかった・・・(>_<)
初っ端のココでも、佐渡弁を混じえてのガイドで津田さんの魅力全開。
佐渡に国分寺が置かれた歴史的な意味や、
いにしえの人々の生活までが、見えて来るような気分になってしまいました(^u^)

瑠璃堂
御本尊は瑠璃堂にはおわさず、奥にある別の蔵に安置されています。
大晦日から新年を迎える時にのみ、拝観できるとのこと。

小さな祠ですが、ココにしかないものだそうです。
名前も詳しいことも、う~ん、思い出せません(>_<)
普通には、気づくことさえない祠‥かも。

続いて、阿仏坊・妙宣寺へ

定番の角度から
新潟県で唯一の五重塔

楠 (くすのき)
阿仏坊・妙宣寺の庭の一角に、みごとな枝ぶりの北限の楠。
早春ですので、木々の緑やサルすべりは芽吹いておらず、
池の水連や桜もまだですが、明るい境内をのんびり散策しました。

庫裡 美しく保全された茅葺屋根

庫裡の大黒柱 と 梁

本堂へ
日蓮上人が佐渡で暮らした時、お世話をし支えたという名刹
歩いて、世尊寺へ

世尊寺
民家のようなお寺。
日蓮の人柄に触れ、佐渡で一番初めに信者となったそうな。
大膳神社へ

大膳神社 鳥居
山伏が開いた神社は、鳥居の形が異なるのだそうで ‥説明を受け 初めて気づきました。

大膳神社 能舞台
能が盛んな佐渡で、いつも舞台がオープンになっている大膳神社。
鏡板と神を表す松の傍には、日輪が描かれています。

勝修羅扇
能を知る人は、この扇を持って舞台に立つとは、日の出を表すことを理解するのだそう‥です。
舞台の日輪と、呼応することを発見。
日本にある最古の、能舞台。
4 月 18 日には、大膳神社の例祭奉納能が予定されています。

この日の一日は長く、内容が細やかでなかなか、先に進めません。
佐渡飛鳥路 ( 国分寺・妙宣寺周辺 ) を巡った、午前の部でした。
お昼の食事から、午後の部は次号につづく・・・ということで。
天気予報では、これから一週間は雨が続きそうです。
雨に打たれてはいますが、蕾たちは春にむかって可憐な色を見せています。

やぶ椿

早咲き 桜
3 月 9 日 、佐渡汽船の、昼に両津港へ到着予定のジェットフォイル便が、
<クジラ>?のような海洋生物と衝突するという、事故が発生してしまいました。
怪我をされた方も多いと、報道されています。
80 名もの方々が、重軽傷を負われてしまう、大事故となってしまいました。

新潟日報 3/10 の記事
ジェットフォイルは、観光のお客様だけでなく島民も利用する大切な交通手段ですので、
我が事と同じように思い、心配しています。
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西三川・くだもの直売センターが、田切須に売り場を移動し、新装オープンしました。

くだもの直売センター
新装し移転した、店内のようす

新しい 直売所
お馴染みの直売所の看板も、新しい売り場に移動。
国道350号線沿いに広い駐車場と、明るく広くなった売り場が完成し、
3 月 11 日、 お祝いの竣工式が催されました。

室 内
地場の野菜・手作りのアクセサリー・菓子パンなども。
加工品のコーナーには

林檎ジュース ジャム

柿餅本舗 お餅 おかき
柿餅本舗も、いつものように
柿餅・古代餅・ゆず餅の他、柿のかきもち・えごまのおかき などを、出店しています。
どうぞ、ここでも、お求め下さいね\(^o^)/

Free Wi-Fi
店内ではFree Wi-Fiも利用できますので、お客様に喜ばれる設備も加わりました\(^o^)/

おおわらじ の 隣です
見通しがよくて出入りがし易い、安心な駐車場も利用者には助かります。
立ち寄りやすい、賑わいの処ができました(^-^)
そして、売り場には
佐渡産のデコポンが新登場しました(^。^)

佐渡産 デコポン
甘み・酸み・香り・がバランスよくて、色あいも食感も楽しい佐渡産デコポンです。

新しい 柑橘
デコポン・みはや・麗紅(れいこう)と、トリオで登場
佐渡では、まだまだ少量しか生産されていない品ですが、
リンゴの里では、みかんも作られ、いろいろな柑橘も美味しく育ちます\(^o^)/
とは言え
新装オープンしたばかりの直売所ですが、りんごの春期シーズンを終了しましたので、
西三川のもう一つのメインである西瓜の季節まで、一旦お店を休みます。
正式のフル稼働は、 7 月の中頃を予定しています。
今朝も、気持ちよく晴れました。
お隣さんとの挨拶は、
「 畑の仕事が始まりますね~」 「 また、忙しゅうなるなぁ~」
お日さまが、辺り一面の大地を暖っためてくれています。
北国に住んでいるからこそですが、春への期待や喜びが、
ブログの書き出しに、ついつい繰り返えされていることに気づきました。

小さなお雛さま
雪割早・ねこやなぎ・福寿草が咲き始めました。
椿の膨らみはじめた赤い蕾を一輪、花瓶に挿してみたり、
水仙やロウ梅や沈丁花の香りに、早春を感じたりしています。
蕗のとう・海藻のもずくなどの食材からも(^-^)
現役の頃には、子どもの学校のスケジュールや、職場の転勤や移動が季節の変わり目でしたが。
千葉にいた頃には当たり前だった、冬晴れの毎日。
今は、佐渡の青空を見上げての感じ方が、すっかり変わっています。
島に春の訪れを告げる むら芝居 ( 3 月 3 日 )
佐渡に伝わる民話を基にした、創作民話劇。
今年の演目は 「 大野亀 かんぞう 」

民話の里 赤泊
回を重ねて、28 回目の公演

会場 入り口

赤泊の鬼たち
佐渡の北 “ 大野亀 ” には、今年も一面に黄色くかれんな “ カンゾウ ” が咲いています 。
‥カンゾウ祭りの場~

カンゾウ祭り 見学の若者達の場
その昔

ヒロイン おんめ
おんめの家は貧しくて、荒地の石を動かし、小石を拾い、耕して畑を開墾するところから‥‥
毎日畑を作ろうとしているおんめに、若者が二人、耕すことを手伝い、一緒に働いてくれます。

若者 白蛇の化身

若者 青鬼の化身
どんどん、畑は広がり、
いつしか、おんめの家は畑長者になっていきました。

おんめ は どちらが好きなんじゃ?

おんめ の 母
思わず笑いを誘う演技で、やわらかく、温かく場を盛り上げます \(^o^)/
怪演 快演 フッフッフ~(*^_^*)

子どもたち

村の娘たち
コーラスグループ リトルかたつむりが、ト書き風に唄います。

おんめ の 苦悩
二人の若者はいい人 ‥ どちらかを選べと言われても ‥ おんめは悩みます。

祝言の日

祝い唄 俵積み唄

山田 やまびこ会
壻選び おんめを嫁にする為に、戦う二人

白い大蛇 青い鬼
本性を現した、若者

おんめ を 嫁にしたい
戦う二人と 困り果てる娘

哀れ おんめは死んでしまった
終末は、哀れなことに‥

オールキャスト 紹介
赤泊演劇研究会が公演を続けてきた、創作民話の演劇は、
子ども達からお年寄りまで、出演者・スタッフ総勢 100 余名。
ヒロインの「おんめ」を演じた、野口さんは、
子どもの頃、この民話劇に参加していたそうで、学生生活を終え U ターンしての参加。
誠実な人柄を感じさせる、丁寧な熱演(*^_^*)でした。
人を育てるには、息の長い取り組みが要ります。
鮭が生まれ育った故郷の川へ自然と戻るように、むら芝居へ(^-^)
山田やまびこ会は、太鼓と唄と踊りで賑やかに、祝いの場のワクワク感を演出。
稽古を重ねた子ども達は、赤泊の言葉で演技することを、
自信をもって、楽しんで演じているようにも見えました。
ホールに集まった観客の万雷の拍手を浴びて、めでたく民話劇の幕となりました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。