今朝も、気持ちよく晴れました。
お隣さんとの挨拶は、
「 畑の仕事が始まりますね~」 「 また、忙しゅうなるなぁ~」
お日さまが、辺り一面の大地を暖っためてくれています。
北国に住んでいるからこそですが、春への期待や喜びが、
ブログの書き出しに、ついつい繰り返えされていることに気づきました。
雪割早・ねこやなぎ・福寿草が咲き始めました。
椿の膨らみはじめた赤い蕾を一輪、花瓶に挿してみたり、
水仙やロウ梅や沈丁花の香りに、早春を感じたりしています。
蕗のとう・海藻のもずくなどの食材からも(^-^)
現役の頃には、子どもの学校のスケジュールや、職場の転勤や移動が季節の変わり目でしたが。
千葉にいた頃には当たり前だった、冬晴れの毎日。
今は、佐渡の青空を見上げての感じ方が、すっかり変わっています。
島に春の訪れを告げる むら芝居 ( 3 月 3 日 )
佐渡に伝わる民話を基にした、創作民話劇。
今年の演目は 「 大野亀 かんぞう 」
回を重ねて、28 回目の公演
佐渡の北 “ 大野亀 ” には、今年も一面に黄色くかれんな “ カンゾウ ” が咲いています 。
‥カンゾウ祭りの場~
その昔
おんめの家は貧しくて、荒地の石を動かし、小石を拾い、耕して畑を開墾するところから‥‥
毎日畑を作ろうとしているおんめに、若者が二人、耕すことを手伝い、一緒に働いてくれます。
どんどん、畑は広がり、
いつしか、おんめの家は畑長者になっていきました。
思わず笑いを誘う演技で、やわらかく、温かく場を盛り上げます \(^o^)/
怪演 快演 フッフッフ~(*^_^*)
コーラスグループ リトルかたつむりが、ト書き風に唄います。
二人の若者はいい人 ‥ どちらかを選べと言われても ‥ おんめは悩みます。
壻選び おんめを嫁にする為に、戦う二人
本性を現した、若者
戦う二人と 困り果てる娘
終末は、哀れなことに‥
赤泊演劇研究会が公演を続けてきた、創作民話の演劇は、
子ども達からお年寄りまで、出演者・スタッフ総勢 100 余名。
ヒロインの「おんめ」を演じた、野口さんは、
子どもの頃、この民話劇に参加していたそうで、学生生活を終え U ターンしての参加。
誠実な人柄を感じさせる、丁寧な熱演(*^_^*)でした。
人を育てるには、息の長い取り組みが要ります。
鮭が生まれ育った故郷の川へ自然と戻るように、むら芝居へ(^-^)
山田やまびこ会は、太鼓と唄と踊りで賑やかに、祝いの場のワクワク感を演出。
稽古を重ねた子ども達は、赤泊の言葉で演技することを、
自信をもって、楽しんで演じているようにも見えました。
ホールに集まった観客の万雷の拍手を浴びて、めでたく民話劇の幕となりました。
暦の上での春が過ぎると、しきりと待たれるのが春。
光の輝きが、日毎に眩しくなってきていることを感じます。
立春を過ぎると、先ず小さなお雛様を飾って春を待ちます。
小さな女の子と、桃の花の一枝が、かわいく、やわらかく、
春はもう直ぐというように、気持ちを引き立ててくれます。
「 この冬は本当に雪が少なくて、ありがたいね 」 と言いつつも、
こんな暖冬では‥ 。不安な思いで過ごしている冬でもあります。
虫の害こと‥ 水が不足にならないのだろうか‥。
それなりの寒さも覚悟して暮らす、佐渡。
除雪車も積雪に備えて、それぞれの地区に配備されていますが、まだ稼働していないようです。
大根が、雪の下で甘みを増します
屋根の雪も、この程度
佐渡で一番高い山、金北山の雪もいつもより少な目
畑の雪も、翌日にはほぼ溶けてしまいました。
は~やくこい、春よこ~い
雪の少ない千葉に住んでいた時、
子供の受験の朝に、大雪となったことがありました。
雪国の人にとっては僅かな雪ですが、関東の交通機関は混乱し遅れが出ました。
受験シーズンの度に、慣れない受験会場まで、無事に辿りつけたかな~と思い出します。
新しい世界に飛び出す前の、試練 (>_<)
寒さはmaxの今ですが、射しこむ光に気持ちも軽くなります。
年寄りも、若者たちも、畑の野菜も、み~んな春を待っています\(^o^)/
畑で育てたハブ茶を、昨年の11月の末に刈り込み、小屋で乾燥させていました。
サヤを割って、豆を剥かなければと思いつつも、
なかなか作業が出来ないでいました。
根気仕事ゆえ、
今日やっと‥重い腰をあげて、取り組みました\(^o^)/
この後、きれいな豆と未熟な豆とを選り分けて、完成。
軽く炒ってから、少量ずつ他のお茶とブレンドして、
クセの無い飲み口のお茶にして、楽しんでいます。
漢方では決明子(ケツメイシ) とも呼ばれる、マメ科の植物。
眼精疲労や便秘にも効果があると知られ、お茶として飲まれるのがハブ茶。
6・7 年前、たまたま佐渡旅行を楽しまれた方からいただいたハブ茶の種を、
私達は、大切に育て続けています。
日本では南の地方のほうが育ちやすいようで、
佐渡では、GWを過ぎて地温が上がってから種を蒔くと教えていただきました。
連作の障害もあるようで、畑の中を移動しながら植えています。
雑草にも強く、世話なし、肥料もなしで育つ丈夫な植物です。
豆だけでなく、
写真の頃に葉っぱを刈り取り、干してから焙じてお茶にもする方法もあるようです。
今年も無事に収穫できました(^-^)
数人の友人にも種をお分けして、育てていただいています。
穏かな、一日でした。
正月を忙しく過ごした主婦がゆっくり休めるよう‥今日は女正月とも言うそうです。
実際にはどのくらいの家庭で、この風習が残され実践されているでしょうか。
子どもの頃に父が、母より早く起き出し、湯を沸かしたり、神棚の水を替えたり、玄関を開け掃いたりしていたのを見たことがあるような気が‥。
母の毎日、毎朝の仕事を、女正月の朝だけ、家主の男が代わってする日だそうです。
小正月でもあります。
本来ならこの日に、どんど焼きを行っていたのですが、
子ども達や勤め人の都合に合わせて、土曜日、日曜日に変わってきたのは最近の事。
時代の生き方に合わせて、すたれる行事あり、行事も移動して残る。
地域のお祭り、どんど焼き、成人式など‥も、実施日が移行されてきています。
新しい年のご挨拶にと、
仕事でお世話になっている方々をお訪ねし羽茂へ。
いつも私達の「 柿餅 」作りを応援して下さっている、先輩がたや親戚です。
おけさ柿の剪定と、粗皮削り(そひけずり)は冬の仕事。
数年ごとに柿の木の凸凹の皮を削り、主に病害虫を防ぐための大切な作業です。
今年の柿作りは、もう始まっています。
ろうたけた気品ある香りを放って、春を待っています。
ほかの花に先だって、紅梅が咲いていました。
もうすぐ大寒を迎えるこの日だからこそ、春を待つ景色に出合い気持ちほっこり (^_^)v
そうか、冬来りなば春遠からじ・・ホンの少し前を向いて。
冬の嵐が到来し、うっすらと雪が積もり、強い風が音をたてて吹き過ぎていきます。
強風・波浪警報が出されています。
今日は、お勤めの方々は年末の御用納め。
お仕事たいへんでしたね、お疲れさまでした。
ゆっくりと、正月を家族と過ごしてくださいね。
我が家では、鏡餅と正月用の餅を搗き
縁起ものの注連縄を、買い求めてきました。
ふるさと納税の返礼品として、ご注文を下さった方へ向けて
年内にお客さまにお届け出来るよう、発送の準備をしました。
佐渡汽船も、無事に出航するようです。
小さな鏡餅ですが、お祝いの気持ちを込めて
鏡餅の下げ紙を見つけました。柿餅本舗にぴったり(^-^)
寒波が来た~ (>_<)
柿餅本舗は、明日、千葉のお客様へ商品を発送して、
今年のぜ~んぶの業務を、仕事納めとする予定です \(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。