佐渡の桜は、いよいよ終盤。
山の中の盆地にある、赤泊・川茂まで届きました。
花散らしの雨の後、花びらの絨毯。
毎月、第 4 木曜日の午後に ≪ かわもけんこう井戸端会議:会場 川茂会館 ≫ が、開かれていて、
25 日の、お花見の会に誘っていただきました。
地域のみんなと井戸端会議でつながりを作り、楽しみながら元気に暮らそうと立ち上がったサロン。
四月の例会日は、持ち寄った山菜を料理して、校庭の桜を眺めながらの昼食会という趣向(^u^)
山菜としてよく知られている、山ウド・こごみ・わらび・
セリ・ ぜんまい・よもぎ・タラの芽などの画像は、今回は省略。
さて、
朝、10 時に集合し、あ・うん の呼吸で、作業開始 です(^_^)v
集まった山菜を、女性陣が料理している間に、男性陣は会場の設営をします。
各種の天ぷら・草餅・栃餅・古代米おにぎりなどは、バイキング方式で取り分けます。
おひたしは、ごま味噌タレ・醤油マヨドレッシング・辛し醤油などで自由に味付け(^u^)
山菜を味わえるのは、期間限定の山里の楽しみ。
賑やかに、手際よく、お母さん達の得意料理が並びました。
その他にも、サンドイッチ・きび団子をきび砂糖の蜜でなども。
メニュー豊富に集まりました(*^_^*)
私たちは、先日搾った手作りの醤油をみなさんに味わっていただきました(^-^)
この、川茂の井戸端会議では、秋に開催される「かわも文化祭」にも、
農産物や手作り品のバザーを企画して、参加されているそうです。
元気なシニア世代が、地元の春の旬を味わう≪花見の会≫
身近な山菜のいろいろな調理の仕方や、昔の暮らしぶりを懐かしくお話するみなさんと一日。
貴重な植物を、たくさん知ることができました。
おそらくは、私たちが知る限りの
いちばん贅沢な≪お花見の会・山菜を味わう会≫に、参加させていただきました。
私たちの住む八幡町は、水はけの良い砂地の畑が広がり、
野菜の苗作りや、野菜作りの専業農家さんが多い地域です。
そして、切り花や球根の花卉(かき)園芸も盛ん。
近くの畑では、今、チューリップの花が咲き揃い、淡いピンク色の海が広がっています。
何とも、くすぐったい思いのする色とネーミング。
以前には、この地域の畑では、チューリップの球根栽培が盛んだったことがあるそうです。
今では、生産者は四軒のみとか。
少し小ぶりのチューリップ。
週末頃からは花を摘み取り、球根を育てる期間とするそうで、
六月には、球根の掘り起こし、自然に乾燥させる作業が続きます。
そこへ、ワイワイ賑やかな声が迫ってきました。
水筒を肩にかけた、保育園児達の列です\(^o^)/
「 どこに、お散歩に行くのかな?」 問いますと、
『 あのね、 チューリップ見にゆくの~ 』
お友達としっかり手をつないで 歩きながら、元気なご返事が返ってきました(^u^)
子ども達のお帽子も、赤 黄 ピンク色。
今日のチューリップは、子ども達とコラボして、風に可愛く揺れて見えました。
畑の端に植えっぱなしのチューリップが、花を咲かせました。
赤くつぼみがふくらんで、可愛いいようすに(^-^)
(^。^)y-.。o○
(^u^) (^-^)
金北山の雪も、日ごとに溶けてきています。
春の山菜の王様タラの芽と、山ウドをいただきました。
タラの芽は、トゲトゲの木のテッペンにあって、素人には採れない貴重品。
ウドも、大きくなれば見えてきますが、土から芽生えたばかりでは見つけにくい山菜です。
この春初めての、ふくふく丸いタラの芽、香りと苦みが魅力のやわらかいウド。
ウドは、ワカメとキュウリの酢味噌和えに。
タラの芽は、天ぷらで。
翌日には、ウドとタラの芽の天ぷらを作り、旬の椎茸を添えてミニ天丼にしてみました。
佐渡の山菜天丼セットで 、おいしく。
海老や魚がなくても、堂々とメイン料理と呼べる季節限定の一品\(^o^)/
春蘭も天ぷらにして、食べる方がいらっしゃるそうですが、
珍らしい食材ではあっても、余りに貴重な花ですから、
眺めて楽しむ方が、好きです。
先日、種を蒔いた実家の苗は、順調に育っているようです。
強い雨の日もあり、寒さのぶり返した日もありましたので、温度の管理も細心に。
≪苗半作≫という言葉がある程で、苗の出来しだいで作柄が決まるという意味だそうです。
苗起こしは、大切な農作業の一つです。
佐渡に、やっとこさ春が来ました。
三日見ぬ間の桜かな‥。
花の見ごろはその年によって定まらず、難しいもの。
冬の間には葉を落とし、山の中の木々に埋もれていた桜が、
今日はあそこに、ここにも花を咲かせて、存在に気づかされます。
明日はきっと観に行こうと、思いながらも見逃してしまうのも桜 (>_<)
‥ですので、早め早めに出かけることにしています。
桜の名所は数々あれど、大好きな桜が見ごろを迎えようとしています。
羽茂・大崎集落の羽茂川沿いにある、江戸彼岸桜の一本桜。
地元の人は ≪ 法乗坊の種蒔き桜 ≫と、親しみを込めて呼んでいます。
樹齢は 300 年とも 350 年とも‥。
種を蒔く頃、農作業の目安とされてきたそうです。
大きな古木の下に立つと、幹のゴツゴツと太くて荒々しいこと !!
遠目には、華やかで軽やかな桜ですが、
傍に寄れば、平穏ではなかったろう長い歴史を木肌に感じます。
夜にはライトアップされて、静かな中に妖艶に、幻想的な姿を見せてくれます。
この数年は、この構図を求めて、多くのカメラマンが集まる名所。
東京から来たと言う、二人のカメラマンにお会いしました。
「この鳴き声は、朱鷺ですよ」と、話している時、
タイミングよく、朱鷺が頭上に現れて、
青空に浮かぶ白い月と、羽ばたく朱鷺とを、下から見事に写し取りました。
佐渡ならではのショットが、ここで(^-^)
遠くの田んぼで、餌を啄ばむ姿を見かけることの多くなった朱鷺。
羽の色も鮮やかな飛んでいる朱鷺を見上げての、この一枚に興奮されていました(^。^)
桜の傍の畑では、お母さんが二人。
暖かな陽ざしの中で、何かの植え付けの準備をされていました。
これからは、畑の作業も忙しくなってきます。
次は
姉の家の門口に咲く桜。
名前も無い、ふつうの桜ですが、
やわらかい傘をさしかけられたようで、花の下を通るたびに気持ちが軽く浮き立ちます。
桜より心持ち早めに咲くのは、白いコブシ。
コブシも普段は木々の中で、冬場は目立たず葉を落とし、
花の季節を過ぎてしまえば、また新緑の雑木の中に紛れ姿を隠してしまうでしょう。
今だけは、おだやかに存在をアピールしています。
林の木々の中で、普段は目立たない桜やコブシのように生きる。
個性や実力を備えながらも、力を発揮するチャンスがまだ巡ってこなかったり、
気づいて貰えず、苦しい思いをしている人はいないだろうか‥。
日めくりカレンダーに見つけた、今日の言葉。
「 桜は花に顕る 」 さくらは はなに あらわる
人の評価なんて気にすることはない‥と、思う一方で、
真面目に仕事をしていれば、そのうち誰かがキット‥と、淡い期待した覚えはないだろうか。
自分に気づいて欲しい、と願うのと同じように、
埋もれた人の才能を見つけ出し、探し当て、認めていくことが大切だな~。
いつになく、心に響き、考えさせられ、共感するものがあった
朝の、カレンダーの言葉(^u^)
佐渡の桜の情報が、あちこちから届いています。
天気予報では、明日は雨とのことなので、お花見に行ってきました(^u^)
毎年 15 日に、桜の下では賑やかに門前市が開かれる、大慶寺。
お隣には八幡様が並び、参道では神事の≪流鏑馬≫が行われます。
午後の三時を過ぎる頃には、新保・西方・大和田の三集落の鬼太鼓がここに集結。
八幡宮を産土神とする四組の鬼太鼓が、競演し祭りのクライマックスを迎えます。
鬼太鼓ファンのカメラマンの多くが集まる、人気のお祭りでもあります。
ここを、馬が駆け抜けます。
桜めぐり 畑野・熊野神社へ
ふんわりと、風に揺れて。
境内には、いく種類もの桜が植えられていて、色の濃い桜や八重の桜など長く楽しめます。
近くからは、今日がお祭りの笛と太鼓の音が聞こえていました。
やっと佐渡に届いた桜前線\(^o^)/
桜の花の下を通り抜け、陽ざしと香りを楽しんだドライブでした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。