おだやかな、秋の日。
佐度では、あちこちの田んぼで稲刈り作業が始まりました。
羽茂の親戚では、明日に予定している稲刈りに備えて “ 隅刈り” 中でした。
コンバインが田んぼの中で回転し易いよう、四隅の稲を刈ってスペースを作る作業。
風にサワサワと稲穂が音を立て、黄金色の海。
甘く香っています。
お隣りの田んぼでは、機械の音が響きわたり、
家族の方が、忙しく動き回っているようすが見えています(^O^)
その隣りには、蕎麦の白い花が咲いて、のどかな秋の風景。
見渡せば、庭木の椿の実も、赤く色づき始めて。
大きな栗のイガ。
今にも弾けそう。
小さい秋、小さい秋、見つけた~。
台風 14 号が北上中で、大雨と大風が迫って来ています。
稲が倒伏する前に、田んぼが軟らかくぬかるむ前に、
その前に、少しでも稲刈りを進めたいと願う農家。
日本気象協会の台風の進路予報では、18 日の夕方には佐渡に最接近の予報。
日本中の農家さんの、嬉しい収穫の作業が無事に済むまで、
道中の災害が起きませんよう。
ど~ぞ、おだやかに過ぎて欲しい(^^)
実家の稲刈りは、来週 25 日から、と連絡がありました。
我ら、老体組は
猫の手にも足にもなりませんが、お手伝いに行って来ま~す。
先日、先輩からいただいた南瓜で、スープを作ってみました。
南瓜の煮物や天ぷらは、美味しいのですが、
一回に食べる分としては、一切れ二切れ位で十分なので、
丸々全部いただくにはどうしたらいいのか‥。
野菜の直売所で、最近見かけることはあっても、
昭和世代の私には馴染みがなかった、ひょうたん形の南瓜。
「スープにすると美味しいよ」と、教えていただきましたので、
ポタージュにして、食べてみることにしました。
初めての南瓜で作ってみます。
玉ねぎ・ネギをバターで炒めてから、皮をむいた南瓜と野菜コンソメ一粒を加え煮ました。
ミキサーにかけてから、裏濾し、
塩と胡椒で味を調え、牛乳と生クリームで好みの濃度にして完成。
おだやかな南瓜味の、なめらかポタージュが仕上がりました。
子供も年寄りにも、疲れた時にも
美味しくて優しい、滋養スープです(^O^)
我が家の畑ではオクラが豊作で、オクラのお浸しの登板多し(^^)v
朝採れネバネバ、やわらかオクラ。
オクラは、まだまだ元気に育っています。
取れたてのオクラの美味しさに、この夏初めて気づき、
ほぼ毎日の一皿として、食卓にあります。
今日は、車の 6ヶ月点検日。
オイルやフィルター交換をしてもらいました。
自分で出来ないことは、プロにお願いする(^O^)
佐渡暮らしでは、車無くしては活動が限られますので、安心して運転するには、欠かせない整備です。
心なしかエンジン音が、軽くなったような気がします。
さて、今日はもう一つ。
世話なしでも、逞しく育った鷹の爪を使い、
青柚子とで、柚子胡椒を作ることにしました。
柚子はトゲが多く、実に傷がありますので、
皮を剥く前に、削っておきます。
青い柚子の皮の白い部分は、苦みがあるため表面を薄くむきます。
青い柚子の爽やかな香りが、立ち込めます。
青い鷹の爪は、種を取り除いて準備。
必ず、手袋をして刻むこと!!
思わず咳き込んだりしながらの作業でした(>_<)
粒々が残る程度の細かさに、ミルサーにかけて、
材料の 25 % の塩を加え、保存。
前回作った時、家族に好評でしたのでもう一度(^^)v
( 前回は、現代農業の農家さんの作る柚子胡椒を参考に “ 13 % ” で作りました )
違いはどんなかな。
青柚子の今だからこそ、作れる《さわやか柚子胡椒》
鍋もののアクセントとしても、野菜炒めに入れても味が引き締まります。
白菜や豆腐・豚の薄切り肉などの水炊き鍋に、ポン酢に溶いても(^^)/
一ヶ月程で塩と馴染んできますので、便利な調味料が完成です。
暑かった夏が嘘のようです。
朝夕がめっきり涼しくなり、
山の里が、静かに色づき始めました。
稲の色が明るんできました。
畦の草がきれいに刈り取られ、稲刈りの準備が進んでいます。
雀除けに、トンビのカイトがのどかに飛び回っています。
天高く白い雲。
ツバメ達も巣立ちし、電線に並んでピーチク(^O^)
転作の田んぼに、蕎麦を作っています。
雨が続いて空気がしっとり、秋への入り口を感じる日。
蕎麦の白い花が、わずかに揺れていました。
畑の中の小さな生き物たちと、いつも一緒に暮らしています。
急に秋の気配に。
空気がヒンヤリと変わってきました。
我が家の茗荷が、次々と出てきたので、
これで、しば漬けを作ってみようと思い立ち準備(^O^)
主役は、茄子・胡瓜・生姜・赤紫蘇ですが、
しば漬けに関しては、茗荷がいい味を出してくれるので、たっぷり加えています。
紫蘇も塩もみして、アク抜き。
野菜を重石をして下漬けし、一晩。
紫蘇の発色を助けるために、少し酢を加えました。
出てきた野菜の汁を、しっかり絞ります。
紫蘇を更に加え、重石をもう一晩。
本来ならば、もっと大量の茄子や胡瓜を下漬けし、
重石をかけてゆっくり発酵を待つのが、しば漬けなのでしょうが
我が家のは少量なので、梅酢を加えたインスタント柴漬けです。
ですが、
ペッタンコの茄子や胡瓜の歯ごたえは快くて、
紫蘇の香りも、生姜の辛味もいい塩梅。
漬け汁を絞り、冷凍保存しておけば何回か楽しめます。
茗荷の出番は、冷奴とか素麵の薬味が一般的ですが、
この夏は、お漬物にして、きちんと全部いただきます(^^)v
茗荷の梅酢漬けも、作って保存食に。
下漬けのアク汁を絞ってから、梅酢を加えます。
茗荷の香りと、シャキシャキ感が生きた、お漬け物です。
主役ではないけれど、生姜や茗荷の名脇役ぶりに惚れています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。