夜半から明け方にかけて、激しい雨とアラレが降りしきりました。
(霰)とはこのように書くのですね。
天候の漢字は見慣れない文字が多くて(>_<)
漢字検索で知りました(^O^)
秋の深まりにつれて、これから寒さを迎えるにつけ、
「冬型の気圧配置が‥」という、定番の言葉が
気象予報士から聞かれる季節になってきました。
佐渡の主たる産業の《柿》《林檎》の収穫は、今が最盛期。
柿や林檎の実を、傷つけられてしまうので ‥ 霰は困るのです。
朝の雨が上がって、葉っぱの雨粒が落ちたら《玉まわし》作業をする予定とか。
陽が当たっていない裏側の面を表にまわし、実を太陽に当てます。
西三川の林檎は、袋掛けをしないので、《サンふじ》《サンつがる》などの名前で店頭に並びます。
太陽の “ SUN🌞 ” をたっっぷり浴びた、健康な🍎🍏ばかりです。
収穫が最盛期の《おけさ柿》
果樹農家にとって、仕事の段取りを決めるのは、その日その時の天気次第。
りんご農家さんに伺った時は、天気の回復待ちでした。
寒くなってからの方が、味がのってくる果物もありますので
天気は、晴れてよし、降ってよし。
寒さも暑さも程よかれ(^O^)
現在では携帯でも、雨雲や風の向きなどを見る事ができて、
自分の位置の天気を、予測できる時代になりました。
ほぼほぼ、正確な天気の予測ができるのは、素晴らしい科学の恩恵です。
どうぞ、
おだやかな日が続きますようにと、願うばかりです。
雨の静かな音を聞きながら、目覚めました。
急に肌寒くなった朝でした。
今日は、
実家の《籾すり》の手伝いに。
籾から籾殻を取り除いて、玄米にする作業です。
そこで、お手伝いの出番。
腰痛が心配なので、サポートのベルトをして骨盤を守ることにしました。
玄米 30 ㎏ は、ずっしりとした重さ。
そろりそろりと、腰に意識を集中。
年々、腰にキツクなってきた作業です。
用心しながら、交代しながら、休憩しながら‥。
GIAHS(ジアス)のマーク入り 世界農業遺産の赤いシールを付けて出荷されます。
朱鷺 5 割減減 (成分分析済) JA佐渡 のお米は、
( 5 割の減農薬減化学肥料 ) と、生き物を育む農法を実践している、
認定農業者が丁寧に米作りをしてきた一年の自信作。
精米機で玄米を精米をしてやっと、新米コシヒカリに (^O^)
朱鷺と暮らす郷 佐渡産コシヒカリの新米。
世界農業遺産 (GIAHS) の島、佐渡。
認定されて、今年は 10 年目です。
さっそく、炊いて味わいました。
食卓の主役、炊き立てほかほかご飯(^^)/
安心の主食が、食卓にある幸せ。
やわらかく、しっかりした一粒一粒と、香りがやさしいお米です。
今年も元気に過ごせたことに感謝して、近況のご報告を兼ねて、
友人たちに、発送の準備をしました。
どうぞ、味わってくださいね。
今日は、暦の上では神嘗祭。
伊勢神宮で執り行われる、五穀豊穣に感謝するお祭り。
その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を
天照大御神にお供えし、感謝するお祭りが行われる日だそうです。
稲刈りが終わったばかりの田んぼを耕して、“すき込み” 作業をしている様子が見えます。
土を耕して、地中と地表を入れ替えることで、
微生物を活性化する、大事な作業だそうです。
もう来年に向けての、農作業が始まっているようです。
遠くに見える金北山は、中ほどまで紅葉してきました。
温かい色に衣替えしてきました。
☆。。。。。☆。。。。。☆
15 日に警報が解除となった、新潟県。
コロナ感染患者が、4 日連続で 1 人となったそうです。
コロナ自粛が続いていて、我が家の素朴な食生活は
地場野菜と、近所の魚屋さんの店に並ぶ身近なものがほとんど。
お肉などは、生協パルシステムが週に一回、自宅まで配達してくれますので
ほとんど不自由を感じませんでしたが、
献立を考えながら、ゆっくり買い物を楽しむ普通の日常はまだ戻っていません。
☆。。。。。☆。。。。。☆
おけさ柿畑の一角に、一本だけある “ ミニおけさ柿 ”
おけさ柿よりほんの少し早めに、
ミニおけさ柿が、木の枝で色づいてきました。
突然変異でできた、種なしのミニおけさ柿です。
柿のヘタを渋抜き用のアルコールに浸して、ビニールの袋へ。
およそ 、5 日ほどで、渋抜きが完成します。
季節を楽しめる、可愛い小粒の柿です。
そして、あと半月もすれば、季節の変わり目の雷が鳴って
真野湾から国仲平野を吹き抜ける、ミゾレ混じりの雨‥
じわ~んと冷たい空気へ移り変わって、初冬へ。
毎年変わらない段取り。
8月の末に、
畑に蒔いた大根が、伸びてきました。
しっかり育ちそうな一本を残して、密の部分を間引きました。
かわいい根っこ、やわらかい葉っぱ。
小さな、小さな大根の根っこが、ピリッと辛味あり(^O^)
出汁をたっっぷり効かせて、煮浸しでいただきます(^^)v
時には、炊き立てのご飯に混ぜて《菜めし》にも。
素朴で、地味な、規格外の葉っぱも
こんなに、美味しくいただいています。
自分で育ててみると、畑の野菜はみんな可愛い。
粗末にしてはもったいない、もったいない。
子どもの視線の先には、いつも親がいます。
今日のネットの中に、ほんわりと温まる話題を見つけました。
ぼくのおかあさんは
100 てんよりも はなまるよりも
「ただいまが 1 ばんうれしい」だって
毎年公募されている、小学生の三行詩コンクールなのだそうですが、
初めて読んだ時には、心をギュッと掴まれました。
「行ってらっしゃい」と、送りだしてから、「ただいま~」の声を聞くまで。
親としてよ~くわかる、安堵の思い。
楽しい時でもありましたが、心配と緊張ばかりしていた子育て時代のことを、
懐かしく思いだしました。
この三行詩に、キュンとし、目頭がふいにじんわり。
サトウハチローさんの詩集 “ おかあさん ” を、読んだ時のような。
「ただいま~」の声に、ホッっとするのは、いつも家で待っている親たち。
子どもの言葉は、やわらかくて明るい光をもっていて、
素直に胸を打つものがあります。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。