年末の支度を少しずつ始めています。

 

‥が、お誘いがあって

「ガマズミでジャムを作ってみたから、味見をど~ぞ」

ガマズミのジャム

ガマズミのジャム

なんと魅力のある色。

 

山道で、見かけることはあっても、

ジャムを作る程に集めることは、至難のワザです。

ガマズミ

ガマズミ

実を集め、煮て、種を濾したそうです。

まず、

ヨーグルトのソースとして、きれいな色を楽しみました。

酸っぱさも、あと口に残るわずかな渋みも “ 木の実 ” の自然な味。

 

「お餅を搗いたらどうなる?」

ガマズミ餅

ガマズミ餅

と、言うことで作ってみました。

ガマズミの存在を充分に感じる、初めての《ガマズミ餅》

淡いローズピンクです。

 

期待した鮮やかな色は、まだ出ませんでしたが、

次回はジャムの分量を、増やしてみよう‥と言う事に(*^^)v

 

こんなことをするのも、

佐渡のお餅屋さんの、秘かな楽しみです。

 

いよいよ、冬到来。

暮らしに不足の無いよう準備し、心構えもそのように。

車のタイヤを冬仕様に替え、灯油を備蓄したり、保存食も用意。

これで、何日かは少し安心。

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

年の瀬近く、

友人が懐かしい故郷の味を送ってくださいました。

福井から いただきました

福井から

福井県人のソウルフード。

小鯛のささ漬け

小鯛のささ漬け

塩と米酢で、美しい桜色のレンコダイの身を漬けたもの。

手毬寿司として、丸~るく可愛く握っていただいたりします。

 

水羊羹

水羊羹

水羊羹は、福井県民だけが知る冬の楽しみ。

暖かい炬燵で、水羊羹なのだ~。

守ろう 福井の味

守ろう 福井の味 !!

歴史的には、でっち羊羹として、

“実家へのお土産とした”という、意味があったそう。

 

ぬか炊き

北九州のぬか床炊き

福岡生まれの友人からは、九州・小倉城のぬか炊き、シリーズを。

九州の珍しい料理として聞いたことはありましたが、いただくのは初めてです。

 

味付けの最後に、その家に昔から伝わるぬか床を加えると、

美味しくて健康にもよく、味の深みと旨味が増すと言われる郷土料理。

さばの糠炊きと、ちりめんジャコと山椒の実の佃煮を初めていただきました。

それぞれの家庭が出る、安心の味。

パッケージの裏を見ると、素材と塩・砂糖・醤油・ぬか床‥‥のみ。

 

保存料もカタカナのその他も‥何も加えていない、

故郷に伝わる味を、友人たちは自信を持って贈ってくださったのです。

懐かしい味を守り伝え、残している故郷。

子どもの頃からの思い出と、地元の誇りの味をお届けくださいました。

 

お礼の電話をすると、

明るく笑って、

「昔と変わってないやろ」

 

故郷からのプレゼントは、格別の美味しさでした。

ありがとう(^O^)

何よりも、懐かしい友人と話ができたことも、嬉しかったです。

 

そして先日、

元気でいますか?の想いで、叔父(80代です)に送った佐渡産の自然薯には、

自然薯

自然薯

「届いたよ。まずは元気に暮らしていますからね。安心して下さい」との葉書きあり。

思いは通ず。

元気でいてくれて

よかった、よかった。

 

食卓にあった季節の素朴な味を、

作ること・味わうこと‥楽しんで下さいね。

 

ホッと和んだ年の瀬のひと時でした。

 

寒さが増してきました。

柚子や、蜜柑の箱が積まれてお店に並ぶ季節になりました。

 

このオニ柚子は、花の少ない今

《オブジェ》にと、いただいたもの。

おだやかな気分になれる、温かい色の組み合わせです。

柚子 わせ蜜柑

オニ柚子 ゆら早生 柚子

まずは、

定番の柚子のマーマレードを作ってみました。

 

香りと皮の苦みを少し残し、ヨーグルトやトーストに(^O^)

ゆずのジャム

ゆず マーマレード

ヨーグルトに添えて

ヨーグルト

ヨーグルト

 

ゆずは、料理の風味づけとしたり、

鍋料理の多くなる冬場に、絞ってポン酢でも活躍しています。

絞り汁にハチミツを加えれば、サッパリとして熱い、簡単な飲み物にも。

柚子

柚子

身近に柚子の木があるので、気軽にあれこれ、とても便利。

もう直ぐ冬至になりますが、お風呂に浮かべてゆっくり浸るのもいいですね。

 

こちらは、露地育ちの蜜柑。

たわわ

たわわ  12/5

畑の中の蜜柑は《ゆら早生》

酸っぱさが効いた、甘さが魅力です。

 

そのまま食べるのが、いちばん美味しい果物の代表が《みかん》ですが、

収穫してから4 日~5 日置き、水分を 5 %位飛ばし、味が安定してから出荷しているそうです。

小粒の皮の色が濃い方が美味しいそうで、お薦めに従ってSサイズを買い求めて来ました。

 

その他にも

《田口早生》も育てておられ、

食べ比べてみて欲しいと、熱心な農家さんです。

ゆら早生 みかん

ゆら早生 みかん

皮のキメがなめらかで、香りも豊か。

茹でて

茹でて

皮ごと 2 ~ 3 回茹でこぼし、みかんの皮の渋みとアクを抜いてから、

みかんの皮の裏の白い部分を削ぎ、細かく刻んでジャムに。

みかんジャム

みかんジャム

てんさい糖を加え、ゆら早生の果汁で煮詰めれば、

みかんの皮 ジャム

みかんの皮 ジャム

一週間ほどで、よく馴染んできます。

 

柚子の渋みと香りのマーマレードも美味しいですし、

明るい香りの蜜柑ジャムも美味しいので、両方を作ってみました。

 

さて、柚子で、

柚子のベイクドチーズケーキ

チーズケーキ

チーズケーキ

ベイクドチーズケーキに

シフォンケーキに混ぜて焼いても、チーズケーキにも(*^^)v

 

ジャム作りも、楽しい冬仕事のひとつです。

 

初冬の楽しみは、自然薯。

濃厚な粘りと、滋養に富んだ “ 山の芋 ”

 

自然薯をのばすには、“あぶらめ” や “アゴ ” や “ カマス” が合うと言われています。

自然薯の味付けの味噌の出汁には、家庭ごとにコダワリを持っています。

 

夏に獲れた飛び魚を、炭火で焼き、乾燥したのが “アゴ出汁”

‥‥ですが、今年はどこの魚屋さんにも、売られていないのです。

 

アゴ出汁

これは昨年 の アゴ出汁

 

トビウオは、臭みがない上品な味わいが好まれ、

夏の楽しみとして、親しまれている魚。

 

そういえば、この夏は、生のトビウオを見かけなかったような‥。

自然薯の季節になり、いざ “ アゴ ”を探してみて、無いことに気づきました。

 

年末年始の、お煮付けなどのご馳走の出汁としても、

是非とも欲しい、 アゴ の出汁。

お祝いの日や、特別な日の料理には欠かせないのです。

 

自然薯

自然薯

 

アゴ出汁の主役は自然薯。

曲がっていたり、形は不揃いですが、羽茂の自然薯を、自家用として分けていただきました。

ナカミが本物ならば、姿は何の問題ない貴重な自然薯。

 

柚子

柚子

アゴ出汁と香りの柚子を添えて、

毎年、叔父に送ることにしています。

叔父も、《自分で作る、食べる》を楽しんでくれているようです。

山椒のすりこ木で、なめらかにふんわりとなるように、ゆっくりスリスリ。

 

以前に送った、山芋セット

自然薯・柚子 アゴ カマス

自然薯 柚子 アゴ カマス

その昔、

すり鉢を押さえて、お手伝いするのは、子供の役目でした。

とろろ汁が仕上がるまでの、全ての手順が楽しかった‥(^O^)

自然薯すりの、なつかしい思い出です。

 

二十四節気としては「大雪」

農業や暮らしに沿った暦では、平地にも雪の降る頃とか。

本格的な寒さには、まだ至っていない佐渡です。

 

雨やアラレが降ったかと思うと、パアッっと明るい陽が差してきて‥

どこかにがかかって見える日が続いています。

車を運転しながら、虹のトンネルを通り抜けるような時もあって

「今日もきれいね」と、ほっこり。

 

別々な所で、いろいろな人達が、同じ思いで虹を見上げているらしく、

フェースブックには、このところ画像がよく投稿されています。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

久しぶりに先輩に出会って、立ち話をしました。

 

そのおり、

畑の “かぶら” を、ささっと抜いてくださり、

「やわらかいから、サラダでもイケるよ」と、いただいたもの。

泥付きのまま貰ってきた、大根、里芋、赤い蕪。

頂き物

いただき物

カラフルな、つやつや野菜。

 

玄関に

玄関にも

近所のご夫婦からは、

「虫🐛食いだらけだよ」と、

家庭菜園のいろいろをいただきました。

 

ずっしり重い聖護院蕪や、白菜、南瓜など、野菜の詰め合わせ(^O^)

青虫が喜んで食べるお野菜は、美味しいに決まっています。

 

期せずして、同じ日には甘柿を幾種類も。

名前を初めて知る甘柿もあって、並べてみました。

甘柿 各種

甘柿 いろいろ

柿畑の片隅に植えて、観察中の甘柿とか。

食べ比べて ごらん

食べ比べてね

甘さ、形も、色も、食感も個性あり。

 

本業のおけさ柿の生産とは別に、柿の木を植えて楽しんでいるよう。

やっぱり、柿が大好きなのですね。

 

自家用野菜も柿も、安心・安全であることを誇りに、

大切にたいせつに育てられたもの。

 

「一緒にど~ぞ」のお気持ちを、美味しくいただきます。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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