秋晴れの一日は農家にとってとても大切。
稲刈りの準備をして、一斉に田んぼに出ます。
‥が、すぐに仕事を始めることができない‥
コンバインに稲の葉が絡むので、朝露が乾くまで待つ。待つ。待つ。
気持ちは急ぐのですが、今日は10時まで待って、稲刈りをスタートしました。
かわいい子供たちがワイワイ。先生に了解を得て、うしろ姿をカメラに。
てんでの手には神社で拾った栃の実を持って、楽しい散歩日和。
「欲しいだけ自由に持っていっていいよ」と声をかけて下さった、おじいさんの家に伺い貰ってきた栃の実。貴重品です。
かやの実は、実が落ちて直ぐに拾い集めないと、ムジナに先を越されて食べられてしまいます。
榧は南佐渡に見かける木ですが、今は少なくなってきているそうです。
この木材で碁盤を作ると、堅いのに碁を長く打っても疲れないとか。これも貴重な木。
今年は、かろうじて私の方が早かったようで、たくさん拾いました。
まだたくさん残っているから、ムジナ君達も味見してね。
佐渡に秋の気配が。
世界農業遺産に認定された佐渡の米作り。
化学肥料を五割減らし・農薬を五割減らした稲作は(五割減・減)と呼ばれ
害虫の棲みかである畔の雑草を、何度も刈り込むことが大切
人手と労力がかかり、生き物と共生する農業です。
稲穂が揺れ、こがね色の海。
環境が保全され、穏やかで豊な田園が広がっています。美しい風景だな~。佐渡の秋。
秋の風が、スゥ~と通りぬけて。 蕎麦の畑は白い小花がゆれ明るい景色
仕事場に通う途中でいつも見ている畑。こんにゃくがユーモラスにダンス。
リズムを少し崩すヤツもいて、いい味を出しています。
畑に植えてあるけれど食べられることなく、畑の縁を飾る花として育てられている? ニラの花。
夏の終わりのしめばり山荘で、小さな展覧会。
野の花と、山頭火の “ ?歳とれば 故郷恋し つくつくほうし ” の句が 迎えてくれます
初日には、裂き織りを木々の光と風の中に広げ、動きのある演出が楽しかったそうです
春子さんは、古い布・食器・道具を新しい感覚で生活の中に使いこなし
書道の筆・竹筆などで味わいが変わって面白い作品がいっぱい
はるちゃん工房 の作品展は 8/28 ~ 9/10 まで
山荘の仙人は、森の中に遊び場を、せっせと製作中です。
ハンモックに寝そべって、子供時代のように空を見上げると、風の音・土の香り・お陽さまが作るゆらゆら動く枝の陰。 しめばりの森へ遊びに行こう !!
佐渡の稲が花を咲かせています。
順調な生育ぶりで、どの田んぼの稲も美しく一面の緑。
一粒一粒のお米が、これほど大切に育てと願う年になろうとは。
千葉の友人から名産の梨を送っていただきましたが、どの梨にも今年は放射性物質検査の結果が添えられていました。
お礼の電話をすると、『ホット・スポットと呼ばれる地区の梨だから、もしかしたら気にされるかも‥と心配しながら送ったのよ。』とのこと。
お茶を京都から取り寄せれば、放射性セシウム134.137、放射性ヨウ素131は『検出せず』でした‥のことわり書きが。
間もなく佐渡も、稲やおけさ柿の収穫時期を迎えますが、この様な検査結果を付けなければ出荷出来なくなるのでしょうか。
安心・安全を確認したモノと言いながら、大きなフルイにかけての『安全基準値・以内』の食物が流通している事を思うとやはり心配です。以内ではあっても、ゼロではない‥
今までは『国産』を、迷うことなく買っていたのに‥選択が難しくなっています。
生産者としても安全なものを出荷したい。消費者としても安全なものが欲しい。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。