五月晴れって言うのは、今日のような日のことでしょうか。
一の宮神社の横に、植物園があります。藤棚の下に立つと濃厚な花の香りと、忙しく飛び回る蜜蜂たちの羽音がブンブンと耳元で聞こえてきます。
芽吹きの季節は勢いを増して、一面がいちどきに緑豊かな世界となりました。
自然豊かな山里では、小さな鉢に花を植えてのいわゆる“ガーデニング”をする人は少ないようです。地面に木を植え、石と組み合わせて庭作りをしたり、手入れを続けています。
女性は野菜畑の周りにご仏壇用の花を育て、ご先祖にお供えしています。
山野草を種から育てて楽しむ方が多く、? 小さな鉢植えの世界には面白い形や風情豊かで、こころ惹かれるものがあります。
大佐渡スカイライン、白雲台の手前に佇む妙見山の山桜はもうすぐ見ごろ。そう、あと暫く待つと、佐渡でいちばん遅い春を知らせてくれる。
今は、カタクリの花が一斉に咲き誇り、山桜の開花を待ちわびているように思えます。
山に放牧された佐渡牛は、の~んびり草を食んでいました。おいしいんでしょうねえ~
小さくて、清楚で、純粋な美しさ。
大切に育てられた鉢が並んでいます。ひとつひとつの花を丁寧に拝見しました。
里は芽吹きの季節を迎え、山の上にもやっと春が訪れました。
山桜を持ち寄りの料理で。花見の会となりました。
しめばり弾正(地名です)桜は、この辺りで一番の古木です。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。