4月18日。能のシーズンの幕開けに、大膳神社能舞台で例祭奉納能が演じられました。
演目は杜若。
演ずるのは、地元の主婦・元サラリーマン・農家の主人など。
仕事をしながら精進を重ねてこられた方々による、堂々の舞台です。
隣で一緒に鑑賞をした方は、この舞台を観る為だけに佐渡に来られた女性でした。
今朝、東京を出て 14:00 ?からの能を観たら、トンボ帰りするのだとか。
能舞台に興味を持つ人を、惹きつける何かが佐渡の古典芸能にはあるようです。

開演前 真野 大膳神社? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??

シテ 登場

演目 社若 (かきつばた)
能の前に鷺流狂言、“ 人か杭か ” が演じられ、フフッと笑いを誘う話の筋で会場が和みました。

鷺流狂言
明るい神社の境内で、小鳥の鳴き声を聞きながら、地面に座り能を観る‥
解放感にあふれ、伸びやかな時間でした。
寒さがやっと和らぎ、梅が咲き、桜の蕾がふくらみ始めたところです。
春を待って、待っての花の季節。

真野 石抱き梅

一宮神社の桜

羽茂大崎 雪割草

かわいい 名前は?

法乗坊の桜 まだつぼみ
雪割草が、ピンクや薄紫色の可憐な花を開きました。梅はちょうど見ごろ。桜はまだもう少し。
西日本~関東での一足早いお花見のニュースを見るにつけ、待ち遠しいのです。
早~く来い。春~よ来い。佐渡に来~い (^O^)
柿餅の製造をしている大崎の “ ちょぼくり ” に、冬ならではのご馳走 “ 鴨?” が届けられた。
さっそく近所の料理名人が登場し、鴨汁パーティとなりました。
立ち寄られた人には、熱々の鴨汁をサービス。

鴨汁 ねぎ コンニャク ごぼう 豆腐
歯ごたえしっかりの鴨肉は、濃厚な旨み。ゴボウとねぎもいい味を出していました。
初めての味で、おいしかった~ ?(^u^) (^O^)/ ご馳走さまでした。

雪道 きれいに除雪されて
雪道の運転は、まだまだ慣れません。 この道の除雪はいつも丁寧でありがたいです。
プロの仕事は跡がきれい。 “ いい仕事していますね ” 助かっています。

法乗坊の種蒔桜
冬の法乗坊は、絵のようで好きな風景。
隣の庵では、地区のお母さん達が初午真言の集まり。料理を持ち寄り、お茶会の日に。
羽茂の公民館で活動してる絵画、陶芸、版画、陶芸、文芸などのグループの作品を一堂に。
小学校の体育館で “ 羽茂ギャラリー ” が開かれました。

無形文化財 孤篷遠州流

松

赤い実と葉蘭

寒椿

ねこ柳

寒椿
贅肉を削ぎ落とし、簡素で自然の草花の持つ力強さと美しさを凝縮した生花です。
正客の為に床の間の正面に飾り、その一瞬を大切にする、おもてなしの花です。
重量感があり存在の確かさと格調高い、孤篷遠州流生花はいつ見ても素敵だな~ (^v^)
入会したばかりの私は、ねこ柳を5本、7本の基本から繰り返し稽古させてもらっております。
“ 花 ” の道は奥が深くて、先輩方の熱心さを近くで拝見するだけでも幸せな時間です。
孤篷遠州流生花の会の、初活け会が羽茂公民館で開かれました。
いつもは集落の支部ごとに稽古をしていますが、新年に顔合わせをしました。
自然を活けるため、冬の季節の花材は、南天・ねこ柳・椿・若松などが多くなります。

会長さんの生け花



孤篷遠州流生花
冬桜を花材に持って来られた方に、みんなで “ ほぉお ~”
熱心な努力と、冬桜の清楚な美しさに、声が上がりました。
孤篷遠州流では、新しい仲間を募集中です。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。