少し肌寒く感じる一日でした。
おけさ柿の収穫が、まっさかり。
雨降りとも言えないくらいの、僅かな雨粒が時々顔に当たりました。

おけさ柿 色づいて
在来種の ( 平種無 )おけさ柿の収穫は、今が最盛期となっています。
柿畑の色づきが、進んできました。

柿の実 たわわ たわわ
明るく、きれいな柿の色。
温かみを感じる柿の色が、一年の丹精でみごとな実になりました。
今年は災害もなく、柿の成長も収穫も順調に進んでいるようです。
羽茂への途中、車で通り過ぎるたびに、いつも気になっていた小さな石碑。
何が刻まれているのか、近づいてみました。

ハートと朱鷺 の 小さな記念碑
そう言えば、このあたりで朱鷺が餌をついばむ姿によく出合います。
田んぼの両脇に森が迫り、真ん中に細い川が流れていて、
朱鷺が安心して餌を探せる、地形と環境だからとか‥。
なるほど (^_^)v
穏やかな陽ざしが、窓越しに差し込んできました。
すずめ達がにぎやかに騒ぎ、猫はのんびりとお昼寝しているのが見えました。
もったいないほどの、静かでポカポカとした小春日和。
夏の間、つぎつぎと花を咲かせていた浜ナス。
晩秋を迎えて、ハマナスの実が色づいてきました。

浜ナスの実
横を通る度に、薔薇の香りがして優雅な気分になりました。
実のまわりには、小さなトゲトゲが生えていますが、
丁寧に洗って干し、ローズヒップティーに。

四ツ割に
種を取り、カビさせないように注意し、気長に天日で干します。

干す

天日で干して
実の中にも産毛のようなトゲが生えているので、これも綺麗にそうじをします。
お茶として飲めるようになるのはもう少し先ですが、
ビタミンCやビタミンEを豊富に含んでいるそうです。
薔薇の贅沢なお茶を飲めるならば、多少の手間も暇も惜しくはありません。
昨年初めて作ってみたら、バラの香りのおいしいお茶となりましたので
ローズヒップティーに再挑戦してみました。
ちょっとずつの毎日の変化を、楽しみに待ちます (^u^)
台風の影響で、関東地方、北日本や北海道に大雨の被害がでているそうです。
佐渡も夜半から、雨が降り始めています。
家が水に浸かったり、畑の玉葱などが出荷直前になって傷つき収穫できず、
農業収入も今期は見通しが立たないとか‥‥。
豊かな恩恵も、厳しい爪痕を残してしまう自然の厳しさも、両方が紙一重の隣合わせ。
次の台風も近くに迫っていて、油断ができない状況です。
雨降りの日は、台所で保存食作りを‥と、
トウの立ったバジルで、ソースを作ることにしました。

バジル
トウが立ち、種がいっぱい出来て葉っぱも硬めですが
フレッシュバジルならではの個性的な香りが、部屋に充満して幸せな作業。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが ‥
松の実を入れたかったのですが、スーパーに在庫なしで (>_<)
オーブンでアーモンドスライスと胡桃に焼き目をつけ
オリーブオイル・ニンニク・塩を、フードプロセッサーに入れペースト状に。

バジルソース
小分けして保存\(^o^)/
畑仕事と言ってもバジルのようなハーブは、植え付ければ手間いらずですし
ミニトマトも、ほぼ野生のままに育ってくれます。
さっそくソースを味見すると、
フレッシュバジルの香りと、木の実が魅力たっぷりで旨い\(^o^)/
スパゲティーのソースとして、何回か美味しくいただける分量が保存できました。
気温が少し高くなってきました。
天気が安定している今こそ、柿の葉茶を作ろうと羽茂の畑に行って収穫してきました。

柿の若葉
無農薬の柿の若葉はつやつや、きれいです。

刻んで
柿の葉を洗って、刻んで、蒸し器で短かい時間蒸してから、日陰で乾燥します。
ほんのり甘い柿の葉茶には、ビタミンCがたっぷり含まれて
ノンカフェインで香りも味も飽きがこなくて、美味しく飲めます。
無農薬の柿の葉を使うことが、一番大切です。

柿の葉茶
柿の葉をやかんに水から入れて、七分くらいしっかり煮出しています。
色は薄くなりますが 2 ~3 煎まで、効能はあるそうです (^_^)v
ついでに、一つ二つ花を咲かせ始めた頃が取り時と聞き、どくだみも干してみました。

どくだみ を 干して

カモミール
カモミールも、干してみました。
お茶になるそうですが、どんな味わいになるのかしら?
先ずは、庭の花で作って楽しむことから。
あちこちに、花のあふれる季節となってきました。
庭さきごとに何かしらの花が植えられて、可愛がられているのが伝わってきます。

黄 バラ
毎年この時期になると、お訪ねしたくなるのが、さかや農園さんのバラ園。
本業は、西三川のリンゴの生産農家さんですが、
リンゴもバラ科のため、世話は共通の部分があるからと、
りんごの管理のかたわら、バラの世話もされているそうです。

つるバラ ピンク

バラの道

つぼみ が いっぱい
つるバラが多く植えられ、散策のコースを立て札で案内してあり、
バラの名前や、香りを楽しみながら進みます。
満開の時期にはオープンガーデンとして、多くの人達が訪れる人気の農園です。

深紅のバラ
ゆっくり園内を散策した後には、バラの話をお聞きしたり、
お茶のサービスを、いただけることもあります。

りんごの赤ちゃん
リンゴ園に沿って見てまわると、秋の実りの頃を待つ楽しみも増えます。

ハマナス
ハマナスはとても香りが豊かで、側を通るたびに強く香ります。

花びらの香り
お隣さんのハマナスをいただき、我が家のバラの花びらと合わせて
玄関に置いて、ささやかですがこの時期の贅沢として
バラの香りを楽しんでいます\(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。